漂着の浜辺から

囁きのような呟き。

妖怪人間ベム

2006年05月20日 | 雑記
 最近、70年代の「ちょっと微妙なもの」に、妙に惹かれて困る。
 先日書いた天知茂の江戸川乱歩ものも、70年代に作られたものとそれ以降のものではまるで印象が違い、僕が面白いと思うのは70年代に作られたもの。
 別に、僕の中で70年代リバイバルが起こっているというわけでもないのだろうとは思うのだが、よくわからない。

 それで、この前、ツタヤの半額セールで、新入荷の棚に「妖怪人間ベム」のDVDが並んでいるのを見つけて、懐かしさから、つい借りてみた。
 これが、面白い。
 考えてみれば、当時、僕はこのアニメが怖くて、オープニングがものすごく印象に残っているのだけれど、殆どみていなかった。だから、新鮮だった。
 まだ二巻目に差し掛かったところだけれど(全部で6巻のようだ)、名作と呼ばれる海外の怪談からかなりネタを拝借しているようだ。例えばレファニュとか。それだけに、なかなか良く出来ていると思う。子供の頃怖かったのも頷ける。

 そう、調べてみると、今現在、新作が作られて、放映されているようだ。
 これは見れないけれど、興味がある。DVDになることがあったら、見てみたい。

 
 

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2 コメント

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うぁー懐かしい!! (Mercedes)
2006-05-21 18:36:05
もう、ビックリ。

shigeyukiさんおブログに「妖怪人間ベム」が載るなんて!

あれはかなりお話が大人のものだった気がしていました。

当時としては異色な漫画アニメだったと思います。

新作放映しているのですね。

今の子供に、ウケテいるのかしら?
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Mercedesさんへ (shigeyuki)
2006-05-21 22:43:17
Mercedesさんも「妖怪人間ベム」を見ていたんですね。

確かに、あれだけダークな物語ばかりだと、ちょっと子供向きとはいえないですよね。かなり怖いし。

それに、使われている音楽が、かなりちゃんとしたジャズなんで、それも「大人むき」と感じたゆえんかもしれません。

新作は、子供は見ていないんじゃないかな。マニアックな放送みたいだし。



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