漂着の浜辺から

囁きのような呟き。

ヒリゾ浜

2010年08月08日 | 近景から遠景へ
 少し早い夏休みをとって、金曜から土曜にかけ、一泊で伊豆に出かけた。
 目的は、最近人気の、南伊豆の中木にある、ヒリゾ浜でのシュノーケリング。ヒリゾ浜は、陸路では行けない(らしい)ため、漁港から渡し船で渡してもらわなければならない。透明度の高さと、その秘境めいた雰囲気から、シュノーケリングを趣味にしている人々にとても人気が高いと聞いていた。 
 朝から車で雲見へ。そこで一泊して、翌朝中木の漁港に向かった。
 ところが、ちょっと宿をでるのが遅れたため、中木には朝の九時半過ぎに到着したのだが、すでに駐車場には入れないという状態。待っている車が列になっている。最近この浜はとても人気が高く、朝の九時にはもう駐車場はいっぱいになってしまうとか。浜も、とても狭いため、入浜制限も行われることがあるらしい。昼ごろになれば少し空くだろうから、顔を覚えておくんで、それまで近くの浜で遊んだ方がいいですよと交通整理のお兄さんに言われ、近くの入間海岸へ。ただ、ここはあまり良い場所ではなかった。
 昼前に改めて中木に向かった。今度は、少し待って、駐車場に入ることができた。



 船は、ほぼピストン輸送という状態。浜は、海から見ると確かにどこかの島のような雰囲気で、わくわくする。だが浜は、荷物を広げる場所にも困るほど、人でいっぱいだった。人に酔ってしまいそうだ。ともかく場所を確保して、水に入る。

 

 さすがに「伊豆随一の透明度」と唱うだけあって、魚の数も多いし、透明度も、これだけ人が入っているのを考えれば、驚くほどの高さ。来る人のマナーも、いいのだろう。潮の流れが速くなる所には、ブイがはってあって、漁船が見張りをしている。そういう意味で、子供でも充分に楽しめる。



 写真はイカだけど、たくさんいるイカの中で、この一匹はチカチカと発光していて、綺麗だった。コウイカなのかな?写真をたくさん撮ろうと思っていたのに、気がつくと普通に遊んでいて、あんまり撮っていなかった。僕はカメラマンには向かないようだ。