ひとつの終わりの始まり、そして・・

近年、自然災害は過去に例のないほど強大となっている。
実際、昨年に於いても私達は経験済みで、みんな驚いたことだろう。
こんなことは生まれて初めての事と驚愕したはずである。
そしてまた、見えないものの与える害に驚き、その脅威は、
目に見えてあるものよりも厭らしくあり、ただ唖然とするばかり。
どうしてよいかうろたえるばかり。見えないものには的ができないために、
何を講じても的外れとなってしまう。
彼等の意思は、作りしもへの反応であるために、邪悪であれば邪悪に反応する。
人工的に作られたものの化合物は、自然に分解することが難しい。
法則的に、作りしものへ返ってくる。便利にして不便となって戻ってくる。
化学的反応は、自然界に存在しないものを生み出し、生み出したものへの吸収によって消滅する。
自ら然りとして存在したものは、自らに由るものでしか清算できないものとなっている。
自然は、周縁和合によって成り立つために、同類が集合して、
そして、終焉を迎える。
邪悪は邪悪に由って決着となる。