つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

たまゆらの火

2017-02-05 | Weblog
小椋佳さんの曲に「海辺の恋」という歌がある。作詞は佐藤春雄さんとある。
これは「黄色い涙」という1975年頃にで放送されたドラマの主題歌でもある。
なぜか心にずうっと残っっていた歌なので、歌詞を書き留めてみました。

♪こぼれ松葉をかき集め 
をとめのごとき君なりき
こぼれ松葉に火をはなち
わらべのごときわれなりき

わらべとをとめよりそひぬ
ただたまゆらの火をかこみ
うれしくふたり手をとりぬ
かひなきことをただ夢み

入り日の中に立つけぶり
ありやなしやとただほのか
海辺のこひのはかなさは
こぼれ松葉の火なりけむ♪

たおやかにして切なく聞こえてきた記憶がある。
いまでは、儚いものである哀しき人の世の、
どこにもある束の間のときめきを、我が人生に重ねて合わせて、
ただ、‘あぁ~’とため息で吐き出すうらめしさのよう・。

幼子みんな可愛くて、健気に遊んでいたものなのに、
なぜか大人になってひねくれて、可愛い心を捨て去って、
偏に角を立てて歩くものになるなら、人間社会の教育は誤りの一途にあるものである。
貧しくてぐれる子と、貧しくてもぐれない子といるもので、
裕福でもぐれる子と、裕福でぐれない子といるものである。
ぐれる子は、何かにつけて他の所為にして、自分の悪さを正当化しようとするが、
ぐれない子は、どこにいてもただ前向きで場所を選ばない。

人の格である。

だから、人生玉響にしても人格を磨くことである。
磨けば当然光ってくるものであるから。
コメント
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