38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

連日の猛暑、葱の定植。

2012年07月18日 | 農と暮らしの日記
秋冬どりの葱をようやく植えた。
しかし、今年も予定していた分量の苗は採れず。計算して、さらに余分に播いているつもりだけれど、その通りの本数にはなかなか仕上がらない。先月までに掘り上げた男爵芋の跡に、赤ひげ葱、汐止葱、九条葱、そしてリーキ。これだけでは秋冬の野菜セットに足りないので、葉葱を秋播きしなければ。いつの間にか葱も“苦手種目”になってしまっている。



水曜なので、セット出荷なし。終日の晴天、35℃超の猛暑日。
朝:8時頃までに収穫し、9時頃に市街に出てスーパー出荷。
午前:9時半頃から、庭の隅の八朔の枝を大胆に切る。蔓性の草がからみついて、それがお隣の家のあれこれの樹にまで伸びてしまうので。11時頃から葱苗の調製。

午後:葱苗の調整の続き。
15時過ぎから畑に出て、その植え付けを3時間ほど。明朝分の人参を収穫、帰路にガソリンスタンドに寄って風呂用の灯油を2タンク購入。89円と春頃に比べるとずいぶん安くなっている。



携帯ラジオはまたまた国会中継。
消費増税の関連法案が参院に移り、先の自公民3党合意にもかかわらず、自公両党からは「野党」的な質問が相次いでいる。こういう場合は3党以外の政党に質問時間を譲るということができないのだろうか。政府はそれに正面から答えることで、法案に反対あるいは賛成しかねている国民(3党以外の政党の支持者も含む)が、「なるほど、まあそういうことなら、消費増税もありかな」と思えるように努めるべきだと思う。これが国会でなければ(我々の身近な会議などであれば)、自公両党は反対党からの質問に法案賛成者の立場で説得に回るくらいの立場だと思うのだけれど、どうも国会のルールというのは特殊なようだ。

民主党からはまた離党者が出た。
原発推進の政策に賛同できないという。素敵だ。小沢新党(国民の生活が第一)も脱原発の志向が強いようだし、TPP反対派も多い。そして、消費増税には反対。それぞれ問題が全く別なのだから、何もかも同じ考えでないと党として成り立たないというのは無理がある。だから、世論調査の「支持政党なし」はごく自然なことだと思う。もちろん、特定の政党について個別の政策については賛成・反対があるが支持はするという立場もありうる。どこかの政党を支持したら何もかもその政策に賛成しなければいけないとか、これこれの政策には反対だからこの政党は支持しないというのは、それは人それぞれの考え方として、ありえるし、そうでないという人がいても当たり前だと思う。

そういうことを何もかも、喧嘩腰にやっていては物事は進まない。
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梅雨明け、九州はまだ。

2012年07月17日 | 農と暮らしの日記
オクラに実が付き始め、初めての収穫をした。
今日の野菜セットには2人分を入れたから、おそらく明日からは毎日「倍々」の勢いで収量が増えてくる見込み、となれば来週には全セット入り、再来週にはそれでもさばき切れずにスーパー地産地消コーナーにも並ぶ……というのが目下の見通し。
ただ、その前に草とりですね。



火曜、ほぼ終日の晴天、時々雲に太陽が隠れる。
午前:7時前から収穫1時間半、午前中はセット荷造り、途中で10時前後に市街に出てスーパー出荷。
午後:薫が新居浜方面に配達に出て、僕は残りのセットの箱詰め、伝票書きなど。
15時過ぎから畑に出て葱の苗とりを1時間ほど。持ち帰ってその調製を19時頃まで。できれば明日定植してしまいたい。



四国から関東まで一気に梅雨明け発表。
まだ梅雨前線の影響があり、さらに台風も接近して雨が続く見込みの九州は取り残された。九州では梅雨末期の「これまで経験したことのないほどの」豪雨で大きな被害が出たが、せめてもこの夏、そして秋に向けて天候に恵まれ、豊かな実りがありますように。



エネルギー政策に関する国の意見聴取会で電力会社社員が発言していた問題。
自分の身分を明らかにした上での発言だから、その意味では「やらせ」とかなんとかいう問題ではなく、意見聴取の結果に影響するものとも思えない。だから、「怒り」とかそういう感情は湧かない。悪意など全く感じられない。

代わりに、なんだか寒気がする。
ただでさえ会場も電力本社のある都市に設定されていることや、発言者も少数であることが実施前から批判されているなかで、当の電力社員が会社の立場を発言することのメリットとデメリットを考えれば、わざわざ火に油を注ぐというか火のないところに煙を立ててしまうことになるのは明らかなのに、それに気付かないというのは、ちょっと想像の範囲を超えている。
世間の常識から外れていることを図らずも語っていて空恐ろしい。

電力会社は地域の公益を実現する団体だと思っている。
もとはこんな会社(たち)じゃなかったはずだ。地域の電力会社にはこれからも地域の利益に貢献していってほしい。原発ごときに負けないでほしい。
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猛暑、まだ梅雨明けず。

2012年07月16日 | 農と暮らしの日記
真夏のような空。
おそらく、すでに真夏なのだろう。だけれどまだ少し、梅雨前線の影響で雨が降る余地もあるらしく、当地を含めて本州に梅雨明け宣言は出ていない。列島各地で真夏日、とくに関東内陸の埼玉、群馬、栃木辺りでは35℃を軽く超えて猛暑となったようだ。

この辺りでは33~34℃くらいらしい。
日が傾きかけるとトラクタに座っているだけでも日差しを浴びて暑いので、むしろ真昼の時間帯、太陽が真上にあるうちにトラクタに乗る。写真の上部はトラクタの簡易な屋根。縦方向(南北)に張りだしているこの屋根も、午後の西陽は防げない。



世の中3連休最終日の月曜、海の日。
真はバレーボールが休み、渚は部活動あり。

午前:7時頃から収穫、セット荷造り、11時前に市街に出てスーパー出荷、配達、ついでにあちこち立ち寄り。
午後:トラクタであちこち耕耘3時間ほど、収穫1時間ほど、最後にピーマン誘引マイカ線の杭打ちのみ、19時あがり。

九州北部ではまだ大雨が続いているらしい。
さらに、発生したばかりの台風の進路予想を見ると、これも明日火曜から水曜、木曜にかけて九州の西岸を北上していきそうだ。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、赤玉葱、人参、茄子各種、ピーマン、甘唐辛子(伏見、万願寺から)、胡瓜、ズッキーニ、枝豆。
セットによっては他に、青紫蘇。
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梅雨晴れ、高温、大豆播種。

2012年07月15日 | 農と暮らしの日記
まる一日晴れて畑が乾き、ようやく大豆を播くことができた。
まだ湿り気たっぷりの畑に昼頃からトラクタを入れ、時間をおいて何度か耕耘を繰り返してなんとか地を仕上げ、白大豆の購入種2条、白大豆自家種4条、茶大豆2条、青大豆2条、計10条を完了、日没。



世の中3連休の中日の日曜、朝から晴天。
午前:収穫、スーパーなどの出荷、ついでに市街であちこち用事。
午後:13時頃から、ピーマンの誘引マイカ線を1列張るのに1時間、トラクタであちこち耕耘3時間ほど、大豆の播種2時間ほど。

真は審判講習、渚は休みでお友達と隣市のSCへ。
各地で35℃近くの高温を記録、当地でも畑の上はたぶん35℃を超えていただろう。明日も晴れのマークが出ているけれど、それでも、梅雨明けはまだのようだ。


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7/14~15、有機農業見学会in山梨。

2012年07月14日 | 農に関する情報
日本有機農業研究会青年部主催、毎年恒例の見学会です
すごく行きたいのですが、この時期は遠出不能……。関東・東海などお近くの方、ぜひご参加のうえ後日ご様子教えていただけませんか?
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田の草とり、うどん到着。

2012年07月14日 | 農と暮らしの日記
今季初めての田の草とりをした。
6月17日の田植えから4週間、水面を水草や蛙の卵が覆って草はほとんど見えない状態だったけれど(先週でこんな感じ)、この辺りで一度かき混ぜておかないと、稲の丈が膝を超えるようになってくると、かがんで株もとに手を伸ばしたときに稲の葉が顔に当たってチクチクするし、そもそもその時期まで一切手を触れないというのは危険すぎるので。

今日は薫と二人で約2時間半。
6畝ほどの小さな田んぼだから、いったん重い腰を上げて始めさえすれば休憩をとる間もなく終わるのが救いだ。

ざっと見た感じ、草はオモダカのみ。
僕が南北(短いほう)に1条の田車を押して往復、薫は東西(長いほう)を3条分ほど手でかき混ぜながら歩いて往復。田車を使うのは初めてで、これは引っ越してきたいまの家の倉庫に2台あった。田植えに使った八角転がしも同じくこの倉庫にあったし、そのほか稲木や唐箕など、古い農家の家をそのまま引き継ぐと、いいものがたくさんある。
ま、チューチューいうやつなんかもたくさんいますが。

田んぼには小さな蛙がいっぱい。
よく見えないかもしれないけれど、この写真でも何匹もが水面にちょこっと顔を出している。



土曜、曇り、朝のうち小雨、夕方にもポツポツていど。
渚も真もバレーボール、セットの出荷はない土曜、しかも雨模様で、のんびり気分。

午前:収穫と畑の見回り、荷作り、市街出荷。
田んぼへの進入路の草を刈り払い。

午後:上記の田の草とりを13時過ぎから16時前頃まで。
ひと仕事終わったので、特別に以降は読書など。



自家栽培の小麦で、今年もうどんが仕上がって来て本日到着。
またご案内しますが、早速明日から(本日から?)販売開始します。味見は今夜これから。
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赤紫蘇、あります。

2012年07月14日 | 「藤田家族」の野菜の購入
ご覧の通り、草の中で育っている赤紫蘇。
もちろん無農薬・無化学肥料。梅干しを漬ける方にはもう遅いかもしれませんが、赤紫蘇ジュース、ゆかり用などにも。写真の量が残っていますので、ご希望の方いらっしゃいましたらご連絡ください。
価格は応相談、早いもの勝ち。

0716追記:
終了しました。
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イタリア茄子、初めて食卓に。

2012年07月13日 | 農と暮らしの日記
最近の野菜セットの例。
長雨、というよりおそらく日照不足によると思われる夏野菜の生育の遅れから、野菜セットも品不足が続いていたが、ようやくこの数日、茄子や胡瓜も本格的に採れ始め、夏のセットらしい彩りになってきた。
ただし、トマトはなし。

写真のセットは大きめの大セット、2,000円ちょっと。
根菜は人参(おそらく7月末で終わり)、じゃが芋(今日は男爵、9月中旬まではセットに入れていきたい)、赤玉葱(早生系で貯蔵性が低いので、8月いっぱいもつかどうか)。あとは果菜で、右から胡瓜、ズッキーニ(あと1週間~10日くらいか)、ピーマン(11月上旬まで)、茄子は上がイタリア茄子、下が普通の長卵形茄子(この他に白長茄子、長茄子の場合もあり、同じく11月上旬まで)、伏見甘長唐辛子(セットによっては万願寺唐辛子)、そして左端が枝豆。

イタリア茄子はRitsukoさんから頂いた種。
西条の「オステリア アリエッタ」さんでもいま、イタリア茄子を使ったお料理が出されているようです(うちの茄子ではないですが、同じ種類でしょうか)。
とてもおいしそう!



金曜、予報は曇り、ところにより雨。
で、実際は朝は曇り、時々日差しあり、という感じだったのが、昼頃から本降り、夕方には上がったけれど思いのほかたっぷり降った。これでまた大豆の播種はかなり先に延びた。

朝:6時からごはん。
昨日と同じく先に裏の畑で枝豆を採ってきて調製。

午前:8時半までに西条東中の生徒2人が到着して、職場体験学習2日目。
まずは昨日と同じように僕と3人で配達車で畑に出かけて収穫。茄子は二人に任せ、僕はピーマン、唐辛子類、ズッキーニ、胡瓜を採る。1時間ほどで終わって帰宅、9時半頃からみんなで荷作り。

11時前頃に配達分が仕上がり。
僕と生徒2人で市街に出て、まずスーパー「フジグラン西条」出荷。今日は茄子、ピーマン、万願寺唐辛子、ズッキーニ、コロコロじゃが芋。そのあと、個人のお客さんのお宅に配達して回り、JA直売所「水都市」の見学(と個人的な買い物)、さらに帰路に種苗店にも寄って人参と胡瓜の種を購入。
帰宅して昼ごはん。

職場体験の昼休みは1時間を予定している。
だけれど、今回の二人は手持ちぶさたの様子だから30分ちょっとで午後の部を再開、宅配便で送る野菜セットの箱詰めを昨日に続いて。だいたい要領がわかってきた様子なのでほとんど二人に任せる。

13時頃から、3人で秋どりの胡瓜の種播き。
72穴のセルトレイに、四葉、夏節成のオリジナルの種と、僕が昨年種採りしたものを播く。さらに、先ほど種屋さんで買った一般的な品種、そして、胡瓜ではないけれど沖縄野菜の「赤毛瓜」も。

職場体験、最後の体験は枝豆の調製。
うちでは葉を切り落とした枝つきの状態で100g100円に設定していて、いまの枝豆はだいたい5本1束で200~300g、つまり200~300円。

14時半、昼休み短縮のぶん30分前倒しで職場体験終了。
2日間、飯岡M君も玉津M君も本当によく働いてくれた。礼儀正しく、体の動きも軽く、といって緊張しすぎず楽しく作業してもらえたように思う。
またときどき遊びにきてください。



夕方、机しごと。
17時頃から、バレーボールの真を小学校に送り、ついでにホームセンター、スーパーで買い物少し。

20時前に真が帰ってきて、みんなで晩ごはん。
冒頭の野菜セットのところで書いた「イタリア茄子」を、今夜初めてうちでも試食、オリーブオイルでシンプルにソテーにしたら、なるほどみなさんおっしゃる通りのおいしさ。この茄子はシンプル・イズ・ベストの食べ方がよさそう。



<本日の野菜セット>冒頭の通り。


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東中学校も、職場体験学習。

2012年07月12日 | 農と暮らしの日記
ゴーヤーの足元がすっきりした。
今日と明日の2日間、うちの子も通っている西条東中学校の職場体験学習で3年生の男子2人が手伝ってくれており、今日は午後の1時間弱だけ3人でゴーヤーの畝の草むしり。一人がこの写真のアングルのように網の中に入り、もう一人と僕が網の左右それぞれから手を伸ばしての作業は思いのほかはかどり、ゴーヤー全体の半分、20mが終わった。まだ「緑のカーテン」にはなっておらず、収穫も梅雨が明けてからか。



木曜、朝一時雨、のち曇り時々晴れ。
西条東中学校の職場体験学習は今年が初めてで、先週の西条北中と同じく木・金の2日間。
この時期は雨が多いから「農業」の体験にはどうかと思ったけれど、うちは出荷がほぼ毎日で、とくに木曜は宅配便、金曜は配達が中心と多少の違いがありながら、午前中はほぼその出荷準備に費やされるから天気はほとんど関係なく、午後は午後で、雨なら庭先の屋根の下で育苗の種を播いたり部屋に上がって小麦の選別をしたりと仕事はいろいろある一方で、畑での作付け関係の作業(種播き、定植など)はあまりない季節だから、ちょうどいいのかもしれない。

朝:6時からごはん、出荷の準備。
午前:6時半頃から枝豆を裏の畑から収穫してきておき、不要な葉や茎を取り除く調製作業まで仕上げ。

8時半から職場体験学習を開始。雨がまだやまないので、先に質問コーナー。
農業を選んだ理由、農業のすばらしいところ、必要な条件など、農業で気をつなければいけないこと、など。

飯岡小出身のM君(飯M君)は5年生の時にうちの畑にも食育の一環で見学に来てくれたことがある。
玉津小出身のM君(玉M君)はもちろん初めてだけれど、おじいちゃん・おばあちゃんが田んぼや畑をしているそうで、農業そのものには親しみがあるようだ。9時頃から3人で畑に行き、収穫と畑の見学を1時間ちょっと。茄子、ピーマン、甘唐辛子などを一緒に収穫して帰る。

10時頃から薫も一緒に4人で荷作り。
生徒たちにはピーマン、茄子などを計量して新聞紙に包んでもらう。正午頃にひと段落して、昼休み。

午後:宅配便出荷の箱詰め。
いつも通り、重いものから順に詰めていき、途中に新聞紙をくしゃっとしてクッションにしながらきれいにまとめる。

14時頃から3人で自転車で畑へ。
冒頭のゴーヤーの草むしり。とにかく蒸し暑く、1時間弱が限界でちょうど仕上がってやれやれ。帰りは若干下り坂で涼風を感じつつの飯岡サイクリング。15時に帰着、おやつを食べて解散。

16時前から今度はひとりでゴーヤーの畑へ。
先ほどの草むしり、残り半分を仕上げ。さっきより草が多いのだろう(たぶん)、3人で小一時間だったのと同じ20mに1人で2時間以上かかった。19時頃から、里芋と茄子の畑に追肥で油粕を播く。油粕はホームセンターの売り場で袋が破れて中身が少しずつこぼれているのが幾つかあったので尋ねたら、半額にしてくれて大助かり。

明日出荷分の人参を収穫したあとバレーボールの真を小学校に迎えに行き、20時前に帰宅、晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、人参、赤玉葱、ズッキーニ、枝豆、茄子(茄子・長茄子・白長茄子・イタリア茄子から1~2種)、ピーマン。
セットによって他に、胡瓜、万願寺唐辛子から。
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また雨、大豆は播けず。

2012年07月11日 | 農と暮らしの日記
春播きの人参はそろそろ終盤。
人参は玉葱やじゃが芋と同じように年中ある野菜のように思われるけれど、常温保存・長期保存が利かないから、畑にある間、つまり春作の6~7月と秋作の10~3月以外にスーパーなどに並ぶのは冷涼地産のもの。うちのこの人参も7月いっぱいか、せいぜい8月の第1週まで。今年は雨が多いからか、それも待てずに少しずつ畑で腐り始めているものもある。



水曜、予報は曇りのち雨。
昨日まで二日晴れて畑がようやく乾き、本来ならここから種を播いたり植えたり、芋を掘ったりというところなのだけれど、もう傘マークで本当にこの梅雨には泣かされる。大豆は播けなかった。

朝:5時に畑へ。
管理機で畝立てし、つるむらさきを定植、隣に空芯菜と次の作のつるむらさきの種を播く。さらに、いんげんなど豆類も2列。というところで本降りになり、この梅雨の晴れ間を縫っての作付けはここまでで打ち止め。帰宅して7時頃から朝ごはん。

午前:机仕事のあと、昨日故障したトラクタの様子を農機具屋さんが見に来てくれて、他の農機も含めてあれこれ相談など。
午後:トラクタの掃除、整備。収穫済みのじゃが芋の整理(出荷中のいくつかの箱の芋をまとめて箱数を減らすなど)、倉庫・作業場の整理。
夕方:明日出荷分のうち人参、ズッキーニ、胡瓜の収穫、ついでにホームセンターで買い物。



今朝のラジオで原子力発電所と電力会社の経営についての話題あり。
電力会社が原発を廃止せず再稼働を急ぎたいのは電力不足のせいというより、原発を廃止した途端に赤字経営に転落するからだという話で(火力の燃料費の増加、廃炉費用の発生、発電施設の資産価値の反転など)、だから、脱原発の議論はそれに伴う電力会社の破綻を国民がどう引き受けるのかという議論なしにはあり得ないと。

その通りだと思う。
脱原発に限らず、これまで作り上げてきた巨大なシステムや巨大な構造物は将来的に莫大な処理費用を国民に発生させる(というかそもそもそれを伴って生まれてきている)。悪いものだからやめる、というところで万事めでたしとはいかない。
そのことから目をそらしてはいけない。
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7/10、世界のエコを観る!in西条。

2012年07月10日 | 農に関する情報
松本英揮さんによる写真上映&トーク。詳しくはこちら。まんがら農園(野満さん)主催。会場はカフェ「うしろのしょうめんだ~れ」
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人も機械も、日常の点検を。

2012年07月10日 | 農と暮らしの日記
里芋の現在。
これが現在?と言われそうだけど、これでもなんとかここまで来たので、そう言わないでくださいと言いたいところ。とにかく今年の里芋は遅れに遅れている。植え付けが遅かったわけではないのに発芽が遅く、しかもこの畑は最初からわかっていたけど草が速くて多いだろうという予想が的中、なんとか草むしり、草刈りを終えて、今日やっと初めて管理機を入れ、全10列のうち7列まで中耕し終えた。残る端の3列は先日の職場体験学習(2日目)で草の中から救出してもらったばかり。

……と書きながら昨年のブログを見てみたら。
昨年もやはり遅れに遅れていたようだ。毎年かも。ということは「平年並み」で安心していいのか、それとも「毎年同じ失敗の繰り返し」で大いに反省すべきなのか。

答えは周囲の農家さんの里芋畑を見れば歴然。
来年はがんばろう。



火曜、昨日に続いての晴天、しかし予報は夜から下り坂。
朝:5時半頃から収穫、7時半頃に帰宅。
いつもならここで朝ごはんとなるのだが、今日は食べてはいけない。

午前:8時前に家を出て、市内・氷見校区の西部公園内「スポーツコミュニティセンター」へ。
健保の特定健診と各種のがん検診など。会社員時代は健保組合の健診を年に一度、たいていは8月頃に受けていたのだけれど、退職して研修中の1年と就農後昨年までの6年は一度も受診していなかった。とくに体の不調があるわけではなかったが、さすがに今年は45歳になるということで四捨五入すれば50歳、と考えるとさすがにもう、どう転んでも「若者」ではないわけで、いつ転んでもおかしくない身の、転ばぬ先の杖も大切と出かけたわけである。

受付は8時半から。
のはずが、すでに大勢の方が受付も済ませて受診が始まっている。朝の早い世代のみなさんに僕も続き、問診から始まって身体測定、採血、診察、そしてX線撮影、腹部超音波検査、さらに初体験のバリウム飲んでグルグル回転させられる胃がん検診まで、約1時間半で終了。
検査結果は約5週間後に郵送されるそうだ。

外に出て隣の西部公園グラウンドをのぞく。
軽トラに乗り、所要約20分で飯岡へ。

10時前に帰宅、薫が先に進めていた野菜セット荷造りに加わる。
正午頃に仕上がり、昼ごはん。

午後:薫が新居浜方面に配達。
僕は里芋の畑で冒頭の中耕を約2時間、そのあとあちこちでトラクタ耕耘。雨続きで畑が乾かなかったから、せっかく冬春の畑をきれいに片付けていたところがどんどん草だらけになってきており、明日からまた雨の予報なので今日はフル回転でひと通りかき混ぜておかなければならない。

ところが……。
耕耘開始後2時間ちょっと過ぎたあたりで、ロータリのカバーの動きがおかしいのに気づいた。畑の凹凸にあわせて自在に動き過ぎている感じがしたのでよく見てみたら、ロータリの右側を上で吊っている部分のボルトが1本残してなくなってしまっている。急いでエンジンストップ、農機具屋さんあちこちに電話をしてみたけれど18時を過ぎてつながらない。

そこで農機具の仕事をされていた近所のSさんに電話してみたらすぐに畑に来てくださった。
そしてありあわせのボルトで借り止めして応急措置は完了、「これでしばらく使えるだろ」とのこと。あらためて、自分では農機のことが何もできないことを痛感、そしてこんな時に助けてくださる方がいて本当にありがたいことである。

それにしても、ボルト5本が一気に飛んでしまったわけではないだろう。
あと少し発見が遅れていれば、例えばあと1列あのまま気づかずに作業を続けていたら残りのボルト1本も負荷に耐えかねて外れ、ロータリがまるごと外れて軸を折るなどトラクタ本体にも致命的な損傷になった可能性が高い。日頃から点検をこまめにしたり、機械の動きをよく観察していれば防げただろう。
機械も生身の人間も、壊れてからでは遅い。

日が暮れて畑の様子が見えなくなるまでそろりそろりと耕耘を続ける。
20時前、とりあえず予定の畑をすべてひと通りざっと終わって帰宅。真がバレーボールから帰って来て10分ほど前に始まっていた夜の食卓に合流。



明日はメディアによって、曇り時々雨、あるいは曇りのち雨の予報。
いずれにしても畑仕事のできる時間的な余裕はかなり限られそうなので、朝起きて降ってなければ幸い、畑に直行となる予定。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、赤玉葱、人参、ズッキーニ、ピーマン、茄子・長茄子・白長茄子から1~2種。
他にセットにより、伏見甘長・万願寺の甘唐辛子いずれか、胡瓜、から。
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西部グラウンド。

2012年07月10日 | 西条の風景
市内・氷見校区にある「西部運動公園」のグラウンド。
ここに来るのはおそらく約30年ぶり、中学校の時、おそらく総体予選か何かで公園内の体育館か近くの西中学校かに卓球の試合に来て、そのあと野球部の決勝をこのグラウンドでやっているのを観た記憶がある。

今日は隣のスポーツコミュニティセンターで健康診断。
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梅雨晴れ、果菜やや復調。

2012年07月09日 | 農と暮らしの日記
白長(しろなが)茄子も収穫が始まった。
一般的な黒皮の長茄子ほどは長細くならないようで、写真のようなのがうちの畑では標準的な姿。白というより淡い緑色で、緑茄子、青茄子と呼ばれるものと同じ色合いだ。

いま書いていて思ったのだけれど、「長細い」という言葉。
もしかして、「細長い」が正しいのかも。それとも意味が違う?

で、白長茄子ですが。
種の袋には、「果皮は硬めだが果肉柔らかく味良い」「アクが少ない」「焼きナス、田楽、煮付け、揚物、炒め物、汁の実(汁が黒くならない)、漬物等ナス料理なんでも」と書かれている。

ちなみに、一般的な長茄子はというと。
「果皮薄く曲りは極めて少ない」「煮物や焼きナスに。肉質柔軟で焼き上がり、煮上がり早く、風味良好」とある。薫は焼き茄子を長茄子でのみ作り、それは肉質がそれに向いているからだそうで、天ぷらに使わないのは形がそれに不向きだからとのこと。それで、野菜セットに茄子を入れる場合、普通の茄子(長卵形)と白長茄子を混ぜてひと包みにすることはあっても、長茄子ではそういうことはせず、それだけでひと包みを作るという。

僕はこれまで、複数種の茄子を混ぜることはあまりなかった。
けれど、なるほど白長茄子はそれだけで届くより、肉質の似ている黒皮の茄子と組み合わされているほうが、彩りの面から使いやすいかもしれない。就農以来、火から遠ざかっているのが、こういうところで不利になる。



月曜、晴れ。
朝:7時から収穫。
午前:9時頃からセット荷造り。11時半頃に薫が市内配達、僕は残りのセットの仕上げ。13時半頃から昼ごはん。
午後:胡瓜の支柱と網張り2時間、最後の20m2条が完了、まだまだ続くじゃが芋の収穫2時間、19時あがり。



明日も晴れの予報だけれど梅雨明けではないようで、水・木・金とまた傘マークが出ている。
畑が少し乾いてきたから、明日一日と水曜の雨が降り出すまでが種播き、植え付けの貴重な晴れ間になりそう。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、赤玉葱、人参、ズッキーニ、ピーマン、茄子(茄子、長茄子、白茄子から1~2種)。
セットによって他に、甘唐辛子(伏見甘長、万願寺のいずれか)、胡瓜から。
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田植え3週間、梅雨明けはまだ先。

2012年07月08日 | 農と暮らしの日記
田植えからちょうど3週間。
雨続きで水の心配はなく(すでに地下から水が湧いている状態)、また、日照が少ないこともあるのだろう、草の発生も少なく、いまのところこの通り縦横きれいに緑が揃って生育している。



日曜、曇り時々晴れ。梅雨入り後おそらく初めてくらい、雨の降らなかった一日。

午前:畑の見回り、明日出荷分の一部収穫。
麦刈りに使ったバインダー(刈取・結束機)の掃除。

午後:ハーベスター(同じく麦刈りに使った自走式の脱穀機)の掃除。
まだ畑は乾かないから、机しごと。主に新聞切り抜きなどの整理と秋の作付けの計画。



渚は部活で今治に練習試合。
真は午後から、昨日二人で行ったVサマーリーグの合同練習会、薫もその当番で。真はVリーグの選手のみなさんに指導を受けながら練習したようだ。せっかくの機会、もっともっと、地域の子どもたちが一流選手たちのプレーに触れられる時間があればと思うけれど、選手たちは選手たちで、金曜から3日間の大会だから通常の仕事も休み、休日返上で、家族の協力もあって西条に来てくれているわけなので、そうそう欲張ったことは言えない。

もちろん西条市としても税金を使っての大会誘致だっただろう。
選手やスタッフのみなさんは市内の宿泊施設に分宿したと思われる。西条のおいしいものをたくさん食べてもらえただろうか。西条の田園風景を楽しんでもらえただろうか。
ぜひまた西条に来てください。



週間予報で、また傘マークが出た。
半ばから後半の水木金あたりが全国的に雨のようだ。やはり梅雨明けはまだ少し先らしい。となれば明日あさって、月火あたりの晴れで畑がどれだけ乾いてくれるか。そこで大豆と、秋どりの胡瓜、いんげんを播いてしまうか、少なくともその畑を準備してしまわなければ。

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