38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

西条北中、職場体験。

2012年07月05日 | 農と暮らしの日記
昨年に続いて、西条北中学校の3年生が職場体験学習に来てくれた。
今年は男子2人、I君とH君で、昨年と同じく2日間。この時期だから雨は宿命だけれど、考えてみれば体験先が「農業」でなければ、雨の中での体験学習というのはあまりなさそうなので、職種や業種が何であれ、そのことだけでも貴重な体験かもしれない。



木曜なのでセットは宅配便のみ。
予報通りの曇り時々雨、時々日差しあり、というこの数日お決まりの空模様。

朝:5時過ぎから荷作り、ごはん。
7時頃から市街に出て保育園納品、スーパー出荷。

午前:8時過ぎ、生徒たちが自転車で到着。
8時半からの予定を10分ほど早めて体験学習を開始、僕は軽トラで、薫が二人を箱バンに載せて畑へ。写真のように、茄子、ピーマンを収穫、僕はズッキーニも採り、さらにみんなで別の畑に移動して、甘唐辛子などを収穫、ついでに畑の見学も少し。

戻って9時半頃から荷造り開始。
収穫物が少なく、セットの個数も少なめでサイズもそれぞれという場合の荷造りは、詰め合わせる品目やそれぞれの目方をいろいろ考えなければならず、機械的に「何グラム入りを何袋作ってー」というようなわかりやすい指示が出しにくい。といって、見ていてもらうだけではつまらないから、「えーと、じゃあ、ピーマン150gをとりあえず○組計って新聞に包んで、残りを3つに分けたら何グラムくらいになるかな?」という感じで、指示を出すほうも指示を聞いて作業する生徒たちも頭がこんがらがりそうになりながら、まあ、宅配便のみの日は配達中心の出荷日とは違って夕方の集荷に間に合えばいいから、のんびりと。

同様に茄子、ピーマン、じゃが芋などを計量、梱包。
なんとか仕上がり、今度は段ボールに箱詰め。最後に、宅配便の宛名書き。終わって11時半頃、早めに昼休み。
生徒たちは持参のお弁当を食べて、小一時間ごろごろと休憩。

午後:12時半過ぎ頃から、僕と生徒2人は自転車で畑へ。
ピーマン2列にマイカ線を張り、ひと株ずつ固定していく作業を1時間半ほど。途中、雨が降ったりやんだりで、レインコートを着たり脱いだり忙しい。帰りはJA支所や消防分団のある旧国道のほうへまわって飯岡ちいサイクリングしながら帰宅。

14時頃から職場体験恒例(?)のDVD鑑賞。
2009年7月放送(愛媛朝日)「ニュースBOXワイド・まんぷく日記ひめごはん~藤田家族のズッキーニ・ボート」。
14時半頃、本日の学習終了、解散。

夕方:畑に出て明日出荷分の一部収穫、人参・キャベツなど。
里芋の株間の草刈り(鎌)2列終了、残り1列は明日の体験用に残す。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、人参、赤玉葱、ズッキーニ、ピーマン。
あとはセットによって割り振りで、茄子・長茄子、伏見甘長唐辛子、胡瓜など。
コメント
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