38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

梅雨晴れ、果菜やや復調。

2012年07月09日 | 農と暮らしの日記
白長(しろなが)茄子も収穫が始まった。
一般的な黒皮の長茄子ほどは長細くならないようで、写真のようなのがうちの畑では標準的な姿。白というより淡い緑色で、緑茄子、青茄子と呼ばれるものと同じ色合いだ。

いま書いていて思ったのだけれど、「長細い」という言葉。
もしかして、「細長い」が正しいのかも。それとも意味が違う?

で、白長茄子ですが。
種の袋には、「果皮は硬めだが果肉柔らかく味良い」「アクが少ない」「焼きナス、田楽、煮付け、揚物、炒め物、汁の実(汁が黒くならない)、漬物等ナス料理なんでも」と書かれている。

ちなみに、一般的な長茄子はというと。
「果皮薄く曲りは極めて少ない」「煮物や焼きナスに。肉質柔軟で焼き上がり、煮上がり早く、風味良好」とある。薫は焼き茄子を長茄子でのみ作り、それは肉質がそれに向いているからだそうで、天ぷらに使わないのは形がそれに不向きだからとのこと。それで、野菜セットに茄子を入れる場合、普通の茄子(長卵形)と白長茄子を混ぜてひと包みにすることはあっても、長茄子ではそういうことはせず、それだけでひと包みを作るという。

僕はこれまで、複数種の茄子を混ぜることはあまりなかった。
けれど、なるほど白長茄子はそれだけで届くより、肉質の似ている黒皮の茄子と組み合わされているほうが、彩りの面から使いやすいかもしれない。就農以来、火から遠ざかっているのが、こういうところで不利になる。



月曜、晴れ。
朝:7時から収穫。
午前:9時頃からセット荷造り。11時半頃に薫が市内配達、僕は残りのセットの仕上げ。13時半頃から昼ごはん。
午後:胡瓜の支柱と網張り2時間、最後の20m2条が完了、まだまだ続くじゃが芋の収穫2時間、19時あがり。



明日も晴れの予報だけれど梅雨明けではないようで、水・木・金とまた傘マークが出ている。
畑が少し乾いてきたから、明日一日と水曜の雨が降り出すまでが種播き、植え付けの貴重な晴れ間になりそう。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、赤玉葱、人参、ズッキーニ、ピーマン、茄子(茄子、長茄子、白茄子から1~2種)。
セットによって他に、甘唐辛子(伏見甘長、万願寺のいずれか)、胡瓜から。
コメント
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