38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

梅雨明け、九州はまだ。

2012年07月17日 | 農と暮らしの日記
オクラに実が付き始め、初めての収穫をした。
今日の野菜セットには2人分を入れたから、おそらく明日からは毎日「倍々」の勢いで収量が増えてくる見込み、となれば来週には全セット入り、再来週にはそれでもさばき切れずにスーパー地産地消コーナーにも並ぶ……というのが目下の見通し。
ただ、その前に草とりですね。



火曜、ほぼ終日の晴天、時々雲に太陽が隠れる。
午前:7時前から収穫1時間半、午前中はセット荷造り、途中で10時前後に市街に出てスーパー出荷。
午後:薫が新居浜方面に配達に出て、僕は残りのセットの箱詰め、伝票書きなど。
15時過ぎから畑に出て葱の苗とりを1時間ほど。持ち帰ってその調製を19時頃まで。できれば明日定植してしまいたい。



四国から関東まで一気に梅雨明け発表。
まだ梅雨前線の影響があり、さらに台風も接近して雨が続く見込みの九州は取り残された。九州では梅雨末期の「これまで経験したことのないほどの」豪雨で大きな被害が出たが、せめてもこの夏、そして秋に向けて天候に恵まれ、豊かな実りがありますように。



エネルギー政策に関する国の意見聴取会で電力会社社員が発言していた問題。
自分の身分を明らかにした上での発言だから、その意味では「やらせ」とかなんとかいう問題ではなく、意見聴取の結果に影響するものとも思えない。だから、「怒り」とかそういう感情は湧かない。悪意など全く感じられない。

代わりに、なんだか寒気がする。
ただでさえ会場も電力本社のある都市に設定されていることや、発言者も少数であることが実施前から批判されているなかで、当の電力社員が会社の立場を発言することのメリットとデメリットを考えれば、わざわざ火に油を注ぐというか火のないところに煙を立ててしまうことになるのは明らかなのに、それに気付かないというのは、ちょっと想像の範囲を超えている。
世間の常識から外れていることを図らずも語っていて空恐ろしい。

電力会社は地域の公益を実現する団体だと思っている。
もとはこんな会社(たち)じゃなかったはずだ。地域の電力会社にはこれからも地域の利益に貢献していってほしい。原発ごときに負けないでほしい。
コメント
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