(今日から次のような手紙で連絡を開始しました。3/1の日記に関連の記述あり)
野菜セットのお客さま
2012.02.15.有機菜園藤田家族
3月の野菜セット臨時休止のお願い
いつも有機菜園藤田家族を支えてくださり、ありがとうございます。
さて、大変勝手ながら 来月3月は品不足のため野菜セットを休ませていただきます。
毎年、晩冬から春にかけては野菜の端境期で種類・量とも少なめのセットになり、トウ立ちしかかったものや小さいものなど使いにくい内容でご不便をおかけしているところですが、とくに今年は野菜が少なくなっています。このため、異例ではありますが、臨時のお休みをお願いする次第です。
●品不足の背景
この秋冬シーズンは長雨や虫害などで葉物や根菜類の播き直しや収穫断念が続いて出足が遅れました。里芋・さつま芋も昨年に比べて半分以下の収量となり、秋じゃが芋は多雨による発芽不良でほとんど収穫がないなど、初冬から品薄が続いて、皆様にはご不便をおかけしております。
それでも年末年始頃の「冬野菜の最盛期」にはどうにかセットらしく品揃えをすることができましたが、1月後半頃からは再び畑の野菜が少なくなり、各サイズの目安の分量・金額に比べて5%から1割ほど(100~200円)少なめのセットでお届けしてまいりました。春の野菜も生育が進む季節ですが、当面の状況を検討した結果、少なくとも3月中は野菜の種類と量を十分に確保できないと判断しました。
●再開の予定:4月2日(月)以降の配達分より(宅配便は4月3日(火)お届け以降)再開します。
(隔週の場合は3月の休止中も通常の隔週パターンで暦を数えていき、4月最初の予定日にお届けします)
○○様への再開第1回お届けは○月○日(○曜日)を予定しています。
なお、4月上旬といえば例年まだ野菜の端境期の真っ最中ですので、再開後もしばらくは冬の名残りと早春の先取りが入り混じったセットになる見込みです(予想される内容は、人参、大根、各種まびき菜、春キャベツ、葉つき新玉葱、菜の花、在庫があれば里芋、など)。そこで品薄の対策として、生育を促すトンネル栽培を例年より多めにしたり、生育途上の野菜でも(まびき菜など)惜しまず早取りできるように、それに続く野菜の作付けを増やしたりする計画で、一部はすでに作付けを進めています。
●お詫びとお願い
藤田家族では数年前に一度、盛夏から初秋にかけての端境期に一時休止をお願いしたことがありました。「野菜セットの定期契約」(産消提携)は、少量多品目栽培の有機農業者が市況や天候等に左右されず安定的に生産を継続するのを消費者が支えるという運動として生まれたものです。お客さまには内容をお任せいただくことで、豊作不作にかかわらず一定の価格で継続して野菜をお届けしています。生産者としては皆様のご支援をありがたく感じると同時に、その責任を感じながら畑に立っています。日頃より十分な内容とはいえない野菜セットをご支援くださっていることに感謝するばかりですが、このたびはその安定供給のお約束も果たせないこととなり、大変申し訳なく、心よりお詫びいたします。
今回の野菜不足は天候不順等の要因があるにせよ、「産消提携」の生産者としてはそれに対応しきれなかった技術不足を反省しています。全国にはもっと厳しい気候条件や社会環境のもとでがんばっている農業者がたくさんいることに思いをはせつつ、就農7年目の春を皆様とともに笑顔で迎えることができるよう努力してまいりますので、引き続きのご支援を心よりお願い申し上げます。
少しずつ春は近づいているようですが、どうぞお体大切に、お健やかにお過ごしください。
★出荷休止中は畑仕事に励みます! 暖かくなりますので、ご遠慮なく援農・見学においでください。
遠方の方も春休みなど利用して四国・瀬戸内方面に足をお運びいただき、ぜひお立ち寄りください。
野菜セットのお客さま
2012.02.15.有機菜園藤田家族
3月の野菜セット臨時休止のお願い
いつも有機菜園藤田家族を支えてくださり、ありがとうございます。
さて、大変勝手ながら 来月3月は品不足のため野菜セットを休ませていただきます。
毎年、晩冬から春にかけては野菜の端境期で種類・量とも少なめのセットになり、トウ立ちしかかったものや小さいものなど使いにくい内容でご不便をおかけしているところですが、とくに今年は野菜が少なくなっています。このため、異例ではありますが、臨時のお休みをお願いする次第です。
●品不足の背景
この秋冬シーズンは長雨や虫害などで葉物や根菜類の播き直しや収穫断念が続いて出足が遅れました。里芋・さつま芋も昨年に比べて半分以下の収量となり、秋じゃが芋は多雨による発芽不良でほとんど収穫がないなど、初冬から品薄が続いて、皆様にはご不便をおかけしております。
それでも年末年始頃の「冬野菜の最盛期」にはどうにかセットらしく品揃えをすることができましたが、1月後半頃からは再び畑の野菜が少なくなり、各サイズの目安の分量・金額に比べて5%から1割ほど(100~200円)少なめのセットでお届けしてまいりました。春の野菜も生育が進む季節ですが、当面の状況を検討した結果、少なくとも3月中は野菜の種類と量を十分に確保できないと判断しました。
●再開の予定:4月2日(月)以降の配達分より(宅配便は4月3日(火)お届け以降)再開します。
(隔週の場合は3月の休止中も通常の隔週パターンで暦を数えていき、4月最初の予定日にお届けします)
○○様への再開第1回お届けは○月○日(○曜日)を予定しています。
なお、4月上旬といえば例年まだ野菜の端境期の真っ最中ですので、再開後もしばらくは冬の名残りと早春の先取りが入り混じったセットになる見込みです(予想される内容は、人参、大根、各種まびき菜、春キャベツ、葉つき新玉葱、菜の花、在庫があれば里芋、など)。そこで品薄の対策として、生育を促すトンネル栽培を例年より多めにしたり、生育途上の野菜でも(まびき菜など)惜しまず早取りできるように、それに続く野菜の作付けを増やしたりする計画で、一部はすでに作付けを進めています。
●お詫びとお願い
藤田家族では数年前に一度、盛夏から初秋にかけての端境期に一時休止をお願いしたことがありました。「野菜セットの定期契約」(産消提携)は、少量多品目栽培の有機農業者が市況や天候等に左右されず安定的に生産を継続するのを消費者が支えるという運動として生まれたものです。お客さまには内容をお任せいただくことで、豊作不作にかかわらず一定の価格で継続して野菜をお届けしています。生産者としては皆様のご支援をありがたく感じると同時に、その責任を感じながら畑に立っています。日頃より十分な内容とはいえない野菜セットをご支援くださっていることに感謝するばかりですが、このたびはその安定供給のお約束も果たせないこととなり、大変申し訳なく、心よりお詫びいたします。
今回の野菜不足は天候不順等の要因があるにせよ、「産消提携」の生産者としてはそれに対応しきれなかった技術不足を反省しています。全国にはもっと厳しい気候条件や社会環境のもとでがんばっている農業者がたくさんいることに思いをはせつつ、就農7年目の春を皆様とともに笑顔で迎えることができるよう努力してまいりますので、引き続きのご支援を心よりお願い申し上げます。
少しずつ春は近づいているようですが、どうぞお体大切に、お健やかにお過ごしください。
★出荷休止中は畑仕事に励みます! 暖かくなりますので、ご遠慮なく援農・見学においでください。
遠方の方も春休みなど利用して四国・瀬戸内方面に足をお運びいただき、ぜひお立ち寄りください。
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