38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

エコジンエコミセ、創刊号。

2011年09月17日 | 農に関する情報
愛媛県内の「エコ」なお店や農園、活動グループなどが掲載された小冊子。
編集後記によると、「エコジンエコミセ」とは「持続可能な循環型社会を目指して暮らし、仕事する人」のことだそうで、うちも声を掛けてくださったので原稿を出しました。p.10に堂々掲載!

頒価100円。中綴じ・A5判・1色刷・表紙込み32ページ。
発行は2011年9月17日、松山のエコジンエコミセ編集委員会。
掲載されているのは約60軒。有機菜園、カフェ、レストラン、お菓子、木工房、建築、写真、音楽、塾や学びの場などなど、自然・環境・農業・食・伝統的な技術・暮らし方を発信している「エコジンエコミセ」が大集合、それを支える「グリーンコンシューマー」(環境のことを考えて買い物する消費者)のみなさん向けのガイドブックという感じ。



「創刊号」とあるので、続刊も予定されているようです。
次回掲載希望も募集中。詳しくは冊子をご参照ください。

掲載されているお店や農園に置いてあります。
藤田家族でも販売していますので、お声かけください。
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週間予報は、傘だらけ。

2011年09月16日 | 農と暮らしの日記
いうまでもなく、鰻。
今日は畑を撮る時間がなかったので、晩ごはんの写真で。わが家の鰻は土用に食べるのはたいてい「ゆうき生協」の、四万十河口の。そして、土用じゃない時には鰻なんてまず食べることはないのだけれど、たまに宅配便で届くのが大阪湾の鰻、調理済み、たれ付き。蒸し器に入れて炊きたてごはんに載せるだけ。たっぷり家族4人×2食分あったので残りは冷凍室へ。



金曜、予報通り曇りで昼頃から雨。夕方から本降り。
台風15号が沖縄方面に接近していて、その影響で雨雲が中四国、近畿地方に広がっているようだ。和歌山や奈良では台風12号でできた土砂ダムが心配される。

午前:収穫2時間ほど。ついでにこの秋一番のほうれん草を少し播く。戻って荷作り。
午後:昼ごはんのあと、薫が市街に配達に出て、僕は残りの宅配便など仕上げ。
本降りになったので畑には出ず、家であれこれ。ちょっと休息含みで。



先日「愛媛新聞」に出た「四国農林水+X(プラスエックス)」の記事が最近、お隣り香川の県紙「四国新聞」にも掲載されたらしい。
出荷作業中、香川県内から相次いで問い合わせの電話あり。ありがたいことなのだけれど、こちらも台風後の野菜の不調と端境期が重なってセットづくりに苦しむ日々。曜日ごとの出荷数をカレンダー見ながら調整しつつ、なんとかお届けできるように段取りし、受話器を置く。

週間予報は引き続き傘マークが並んだまま。
日照不足で野菜の復調は遅れそうだし、秋冬の作付けもそろそろ残り日数が少なくなってきている。

<本日の野菜セット>例
さつま芋(紅東)、長茄子、ピーマン、オクラ、つるむらさき、空芯菜、モロヘイヤ。
その他セットによって、里芋の早掘り。
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明日から、秋の長雨?

2011年09月15日 | 農と暮らしの日記
こちらは、ゆうき生協の地区会行事でみんなで播いた人参。
ほとんど同じ日に播いたのにこっちは草が多い。10/1(土)に「みんなで草取り&まびき」を予定していますが、その前にお時間のある方、ぜひお手伝いをお願いします。1時間でも2時間でもかまいません。



木曜、野菜セットは宅配便のみの曜日。
今日も晴れ時々曇り、夕方ごく微量の雨粒。30℃ちょっとの蒸し暑い一日。
午前:人参の水やりと収穫で2時間ほど。セット荷造りは薫に任せて僕はトラクタ耕耘あちこち。
午後:また人参の水やり。そのあと、大根、小松菜など少し種播き。
明日から傘マークが並ぶので、ここで秋冬の本命も播いてしまうか、やはり早すぎるから雨の雲間を待つか。でも、待っているうちに10月になってしまったら大変。だから、明日もし午前中にまだ雨が降っていなかったら、やっぱりあれこれを少しずつ播くことになりそう。降っていたら、あきらめる。

<本日の野菜セット>例
さつま芋(紅東)、茄子、ピーマン、オクラ、つるむらさき。
その他セットによって、里芋のまだ小さいの、空芯菜、バジル。
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ここへきて、夏本番。

2011年09月14日 | 農と暮らしの日記
初挑戦の金時ささげに実が付き始めた。
ほぼ1か月前はまだ葉も瑞々しく、実はいつできるのか見通しがつかなかった。甲府の野菜畑さんがその記事にコメントをくださり、案外早く収穫時期を迎えそうだということで希望を持って毎日見ていたら、この数日でどんどん莢が膨らんできた。

左手のオクラは今週に入って急に収量が増えてきた。
台風のあとすっかり生り止んでしまって焦っていたら、このところの厳しい残暑で息を吹き返した様子。他の夏野菜に先んじての復調だから、明日あさっては野菜セットの救世主になってくれそうだ。普通は10本前後で100gくらい、120円前後なのが、その2倍入れられれば200~300円になるからこれは大きい。オクラのように単価の高い野菜があると100円、200円を埋めるのは容易だけれど、芋類で埋めるしかない時は胃が痛い。「あ、それなら芋でいいですよ」というお客さんがいれば助かるのですが。さすがに2週間続けてさつま芋1kgは厳しいでしょ? いや、うちは平気ですが。2kgでも3kgでも食べる。



水曜は野菜セットは休み。今日もおそらく30℃以上に上がり、晴れ時々曇り。
午前:薫と畑に出て、あれこれの作業。
まずは胡瓜の片付け。網と支柱を撤去し、畝の上に敷いた稲藁や草などを隣のオクラの畝の上に移動。
周辺の草刈りもして、秋冬に使える畝を少し確保。里芋と茄子に菜種油粕を追肥。

渚は週末の運動会の先取り振り替えで休み。午前中の部活動から戻って3人で昼ごはん。
真も4時間で終わって午後早めに下校してきた。

午後:最終の白菜の種播き(セルトレイ育苗)を1時間ほど。
明日あさって分のさつま芋の収穫、人参の水やりなど。19時前に帰宅。

夜:19時半から、市立西条図書館で「ゆうき生協」西条・周桑地区会運営委員会。
荷物なく、暑くなく寒くないので久しぶりに自転車で。室川の土手から明神木、市民グランド横を通って下町(しもまち)、駅前本通りを渡って登道のアーケードをくぐって、所要およそ12~13分。

10月の各行事計画の詰めと、12月の収穫祭のおおまかな計画と。
それからやはり大震災と原発・放射能に関すること、その他、今日は差し迫って決めなければならない事項が少なかったから、今後の地区会活動の方向性、具体的な活動の内容についてもあれこれ案を出し合う(というか、かなりフリートーク)。21時半頃に終了、図書館で本を返してから帰路に就き、22時頃に帰宅、ひとりで晩ごはん。



明日の昼頃からどうやら天気は下り坂。
降らないかもしれないけれど、思いのほかたっぷり降るかもしれない。降るほうにかけてあれこれ播いたり植えたりしたら、降らなかったときに水やりに苦しむ。乾燥がひどければ貴重な秋冬の畑をひとつつぶしてしまうかもしれない。だからと降らないことにして他の仕事して、もしもたっぷり降ってしばらく畑が使えなくなったりしたら、これはもう後悔しきりだろう。

秋冬作は取り返しがきかない。
種播きが1日遅れたら収穫が1週間遅れるとか、1週間遅れたら1か月遅れる、あるいはもう春までに間に合わず出荷できない、そんなことが野菜の教科書にも書かれているし、種屋さんとかいろんな人がそう言うし、この時期は毎日、「今日しようか、明日でもいいか」と思い悩むことばかり。
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畑に潤い、秋の気配。

2011年09月13日 | 農と暮らしの日記
時間差で播く秋冬の人参。
左は8月19日に播いたもので、1回除草済み。右はこの秋冬最終、一昨日播いたばかりで発芽待ち。左の8月播きはほぼ年内に収穫・出荷してしまい、年が明けてから右側の9月播きを採り始める予定。もちろんそれぞれがうまく生育してくれればのこと。右の畝には今日、乾燥防止の寒冷紗を掛けた。

写真でわかるように右の畝はかなり湿っている。
秋冬どりの人参で、種を播くときに土がこれだけしっとりした状態になっていることは珍しい。野菜の教科書などには「発芽しやすいように雨のあとに播くとよい」と書かれていて、それはよくわかっているけれど、雨のあとに播くといっても雨のあとにトラクタで耕耘して畝を立てて……となれば大雨の直後では無理で、播きたい時期に都合よく適量の雨が降ってそのあと晴れて適度に畑が乾いて機械を使える、なんていうことは「予定」できることではない。晴れている時に耕して畝を立てておいて、雨が降るのを待って種を播けばどうかというと、それでは草が先行してしまう。だから、ちょうど台風の接近が予想される場合などを除いて、雨は期待せずにとりあえず種を播き、その後は灌水を続けて発芽させるというのが手間はかかるけれど確実な方法、と、うちではそういうことになっている。

それが、一昨日播いた人参は上記の通り。
雨が多かったこの夏、10日ほど前には台風の大雨もあり、地表は乾いていても土の中はほどよい湿り気を保っていてくれた。一昨日、播いたあとにたっぷりと水をやり、今朝も少し如雨露を下げて歩いた。日中は気温も上がったから夕方には乾ききってしまったかなと心配したけれど、17時頃に畑に行ってみると、畝全体は白く乾きかけていたものの、種を播いて水をやった播き幅の部分は黒々と湿ったまま。例年の夏播きではありえないことだ。これなら毎日の水やりは少量でも、発芽まで適湿を保ってくれそうな気がする。乾かしてしまうと元の黙阿弥だから油断は禁物だけれど、毎朝2時間、毎夕2時間というような日々にはならない可能性が高く、ちょっと気が楽だ。



火曜、ほぼ晴天の一日。セットは新居浜配達分と来訪のお客さん分のみ。
火曜は、月火木金のセット出荷日のうち、宅配便の出荷がない唯一の曜日。
朝:人参の水やり、寒冷紗掛け。
午前:そのまま別の畑で収穫前半、いったん戻って後半の収穫。薫が並行して荷作り作業。昼までに仕上がり。
午後:ごはんのあと13時半過ぎに新居浜配達に出発。15時頃に配達が終わり、西条へ。市街に出たついでにあれこれ用事や買い物などを済ませて、帰宅したら16時半。
夕方:17時過ぎから人参の水やり1時間半、JA青壮年部の書類配り30分、そのままバレーボールの真を迎えに行って帰宅。
夜:20時過ぎから晩ごはん。中学校のPTAで出かけていた薫も早く戻って来て一緒に。

<本日の野菜セット>例
さつま芋(紅東)、長茄子、ピーマン、オクラ、つるむらさき、空芯菜。
その他セットによって、ゴーヤー、モロヘイヤ。
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中秋、じゃが芋、最後の人参。

2011年09月12日 | 農と暮らしの日記
秋じゃが芋をようやく植えた。
例年なら9月に入るのを待ちかねて1週目に植えるのだけれど、今年は折悪しく台風12号が9月の2,3,4日とたっぷりの雨を降らせてくれたので土が湿り過ぎ、さらには昨日書いたようにトラクタも修理に出すことになってしまい、1週間ほど遅れてしまった。とはいっても、その遅れがどの程度影響するのか、しかもその影響はマイナスなのかどうかもよくわからない。

今年は「種芋を置いてから管理機で畝立て」で貫徹した。
昨年もこれは少しやってみたのだけれど、大半は畝立てした中央に芋を埋め込んでいく方法。このほうが畝の中央にぴったり芋を植えられる気がしていたから。でも「あちで畝立て」を今日やってみたら、こっちのほうが断然簡単だし、「畝の中央」も心配無用だった。

ただ、写真のように今年はまだ畝に青い草が残っている。
雨続きで耕耘作業を繰り返すことができず、それでもまあ、人参とか小松菜とかを播くわけじゃないからこの程度なら平気かな、ということで。なお、品種はデジマ。今年はよそ見せず、これ一本で。



月曜、気が付けば残暑厳しい毎日。それでも雲は多く、時々曇り。
午前:収穫前半1時間、後半1時間ほど。昼までにセット荷造り完了、薫が配達。僕は畑で少し作業。
午後:あちこちトラクタ耕耘作業。

夕方:17時頃から冒頭のじゃが芋植え付け1時間ほど。
18時頃から、この秋最後の人参の種播き。これくらいの時間になるとトラクタで耕耘しても土が乾くことなく、黒々としたまま畝立てができる。播種時点でこんな感じのしっとりした畝ができていると、そのあと晴天の日が続いても畝の中の湿度がある程度は保たれているようだ。ということで今日はそれを狙って日没ぎりぎりに作業してみたのだけれど、ちょっと時間不足で最後は暗くて見えなくなり、水やりができなかった。明日朝一番で寒冷紗を掛け、たっぷりの水をやっておけばたぶん大丈夫だろう。



中秋の名月で真はご近所の友達と理科の宿題の観察。
20時過ぎから晩ごはん、ほとんどは渚の作品で名月にぴったりのまんまるピザと、まんまるおにぎり(ウサギとススキの影絵海苔つき)、それと、名月に関係ないようすの大豆フリッター。

昨年は中秋を待ちかねて大根を播き、翌早朝、まさに恵みの雷雨があった
今年はすでに雨が降り過ぎるほど降っていて、秋冬野菜はいつでも播けそうな天候なのだけれど、降り過ぎるほど降っているということは畑も草が出て準備が遅れがち。この数日はかなり高温で土も乾いてきているので、今週末から週明けにかけてが秋冬の直播きの大きな山になりそう。

<本日の野菜セット>例
さつま芋(紅東)、茄子、ピーマン、オクラ、空芯菜、モロヘイヤ
その他セットによって、ゴーヤー、つるむらさき。
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大震災6か月、NYテロ10年。

2011年09月11日 | 農と暮らしの日記
大豆の莢が少しずつ太り始めた。
昨年より早いのか遅いのか同じくらいか、あとでノート見て調べてみよう。正直なところ、昨年より早くても遅くてもどちらでもいい。それより、これから少しでも早く「枝豆」になってほしい。台風のあと、畑の野菜がずっと品薄なので。



日曜、今日はおそらく30℃を超え、湿度も高く文字通り残暑の厳しい一日。
午前:8時から町内の共同作業で、土手の草刈り。
刈り払い機の人が6割(僕もこれ)、長柄の鎌の人が4割、それとパワーショベルに草刈りのアタッチメントを着けて操る人が2人(この作業能力はすごい)。11時前頃に終了。帰り道、苺の苗の世話をしているTさんの仕事場にお邪魔して仕事の邪魔して帰宅、11時半頃。
薫はこの間、畑で胡瓜の片付けなど。

午後:秋冬野菜の育苗スペースにするため温室に遮光シートを被せる。
温度は2℃くらいしか下がらないそうで、40℃近くまで上がる温室内での夏の育苗はやっぱり厳しそうなのだけれど、雨よけになるのと、なにより庭先に適当な場所が少ないのでやむをえず。とりあえず今年は試験的に。

15時頃から畑に出る。
さつま芋掘りなどしてから、トラクタが修理から帰ってきたのであちこち耕耘作業。
トラクタはロータリのベアリングが飛んでしまい、軸も少しダメージを受けているそうで、しばらくはあまり負荷をかけないようにして使ってみることに。一度こうなるとバランスが悪いので負荷が一点に集中しやすく、故障につながりやすいらしい。18時半あがり。



今日はメディアも何もかもこれなので改めて書くまでもないけれど。
東日本大震災の発生から半年。そして米国の旅客機テロから10年。
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瑞穂実り、稲刈りまで1か月。

2011年09月10日 | 農と暮らしの日記
田植えから間もなく3か月、稲穂が垂れ始めた。
とにかく今年は草が少ないから、安心して生育を見ていられる。ただ、水を入れていないのに水が常にたっぷりある。相変わらず、田んぼの中のどこかから湧いているらしい。いまはまだ水をためておく時期だからいいけれど、稲刈りが近くなってきてもまだこの調子だと焦ることになりそう。

10/8(土)に稲刈りします。
詳しくはまたご案内しますが、田植えを手伝ってくださった方もそうでない方も、ぜひおいでください。



土曜、曇り時々晴れ。今日も30℃前後の蒸し暑い一日。
午前:レタス類の育苗の種播きを2時間ほど。
10時頃から薫と畑に出て、最後の人参を播く予定の畑の草とり。台風も含む雨続きで草が思いのほか出たので、トラクタで耕耘する前にざっと手で除草しておく。
午後:市街に出て種など買い物少し。
戻って温室内の片付け、育苗スペースづくり、米糠ぼかし肥の仕込みなど。



明日で東日本大震災発生から半年。
そして、いわゆる「9.11」からもう10年だという。
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少い野菜、遠い太鼓。

2011年09月09日 | 農と暮らしの日記
昨日作業した胡瓜の種採り。
種とわたの部分を包丁とフォークでこそげとり、そのドロドロっとした全体をビニル袋に入れて「1~2日」置いておく、と、たいていの種採りの本などには書いてある。すると袋の中でぶくぶくと泡が出て醗酵してくるので、そうしたら水洗いして乾かす、という手順。



金曜、晴れ時々曇り。午後、一瞬だけぱらっとごくわずかな雨粒。最高30℃くらい、蒸し暑い一日。
朝:6時過ぎからごはん。
午前:7時過ぎから収穫前半、いったん戻って薫に引き渡し、収穫後半ついでにあれこれ、9時半頃に戻ってセット荷造り参加。
昼前に薫が市街配達に出て、僕は残りの宅配便や来訪のセットの仕上げ、伝票書きなど。

午後:遅い昼ごはんのあと、市街に出て種の買い物や他の用事1時間ほど。
戻って15時頃から、昨日に続いて育苗の種播きあれこれ。

夜:20時過ぎに真がバレーボールから戻ったら晩ごはん、の予定。
パソコンを打っていると、遠くから「だんじり」の太鼓の音が聞こえる。太鼓台はまだのよう。祭りまであとひと月と少し。


<本日の野菜セット>例
さつま芋(紅東)、ピーマン、モロヘイヤのみ全セット共通。
その他は、セットによって入ったり入らなかったりで、長茄子、オクラ、じゃが芋(メイクインの小芋)、里芋の試し掘り(小さい)、つるむらさき、空芯菜から。
※引き続き品不足で、今日は目安の金額の7~8割にしかならなかったセットもあり。胃が痛い。
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また雨予報、また芋掘り。

2011年09月08日 | 農と暮らしの日記
台風一過の野菜不足で仕方なく掘り進めているさつま芋、紅東(べにあずま)。
こんな感じのさつま芋の写真、初めて撮ってみた。つまり、蔓を畝の向こう側に上げておき、土だけになった畝のこちら側を鍬で掘り崩したうえで、ひと株ずつ株ごと掘り上げるとこうなる。理想としては、どこまでがひと株なのかその区切りがわからないくらいに芋がずらっと並んでいるという「絵」だけれど、早掘りだし、さすがにそこまでにはなっていない。

それでも、今週初めに試し掘りしたときと比べて、芋が大きく、形も整って来たような気がする。
ただしこれは、日がたったぶん成長したからなのか、単に掘った場所の土の状態が恵まれていたのか、どちらなのかよくわからない。けれど、いずれにしても「良品」が出てきたら単純にありがたい。もし順序が逆だったら収量は結局同じでも気持ちはがっかり、おかしなものである。

今日掘ったのは写真の通り約6m、ということは15株前後で、ざっと計量したら12~13kgあった。
少ないといえば少なく、こんな早掘りはやはりもったいないのだけれど、植えて100日ほどのこの時期にこれだけあればまあ上出来、しかも小さいながら形はよく、野菜セットに目方をそろえて入れるには好都合だ。



木曜なので、セット出荷は宅配便のみ。昨日に続いてからっとした晴れ、時々曇り。
朝:6時過ぎからごはん。
午前:7時過ぎから収穫1時間半ほど。戻って正午過ぎまで荷作り。
午後:昼ごはんのあと、14時頃から箱詰めして仕上げ。薫は人参の草むしりに出かけ、僕は胡瓜2種類の種採り(完熟果から種とわたを掻き出すところまで)をしたあと、庭先で2時間ほどセルトレイにあれこれの育苗の種播き。
夕方:18時過ぎから冒頭のさつま芋掘りに出かけて、ついでにバレーボールの真を迎えに行って帰宅、20時過ぎから晩ごはん。

今夜から明日にかけてまた雨の予報。
台風12号で甚大な被害が出ている紀伊半島にもまた雨雲がかかるらしい。

<本日の野菜セット>例
さつま芋(紅東)、ピーマン、空芯菜、つるむらさき、モロヘイヤ。
その他セットによって、茄子、オクラ、じゃが芋(男爵の小芋)。
※台風のあと果菜類はまだ調子が悪い。じゃが芋もそろそろ在庫が尽きそう。



所得税の増税というのは景気を大きく左右するそうだ。
それはそういうものなのだろう。その辺りの計算や考え方はまったくの苦手分野でプロにお任せするしかないのだけれど、震災復興に当面必要と見積もられるのが十数兆円で(おそらくそれは最初の一歩なのだろうけど)、それを捻出するには所得税を1割増×5~6年が必要……という計算があるらしい。それなら、「とっととやればいいのでは」というのが正直な気持ちだ。もちろん、被災者や低所得者には減免の措置を講じるとして。「その前に○○を削ってから」というのも理解はできるし、法人税の増税と合わせるのが現実的だとかいう話もあるそうで、それならそれもよし。とにかくこの大震災である。日本はそれほどまでに非情な国なのか。なさけない。
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乾いた晴天、人参の草とり。

2011年09月07日 | 農と暮らしの日記
昨日の日記は今日の日記のあとで書いておきます。
まずは今日の記録から。

8月19日に播いた人参の最初の草取りを一気にやってしまった。
朝7時半過ぎから13時半過ぎまで6時間ぶっ続けで、途中3時間ほどは薫も参加、のべ200m分が済んで、写真の通りすっきり。ここの人参は主に年明けから収穫・出荷の予定だったけれど、その前の作付けが不調なので年内の小さめから前倒し出荷になりそう。



水曜、セット出荷のない曜日。乾いた晴天、30℃あったかどうか、湿度も30℃くらいとか。
午前:上記の人参草とり。
午後:遅昼のあと、胡瓜の支柱と網の片付け半分ほど。オクラの収穫、さつま芋の収穫、帰りに冒頭の畑に寄って、草とりの終わった畝に三角ホーを走らせて中耕・土寄せ。
夜:19時過ぎから晩ごはん。



畑しごとのイヤホンではたいていNHK第一放送のラジオ。
それでニュースを聞いていて気になったのが「おそれ」という言葉だ。東北の震災の報道の時からどうしても違和感があったのだけれど、このたびの台風被害でまたこれを聞いて、我慢ができない。というのは、死者・行方不明者の数が○○を超える「おそれ」が出てきた、あるいはその「おそれ」がなくなった、という表現。台風が上陸するおそれとか、今後ますます新たに被害が発生するおそれとかならわかるのだけれど、すでに起きてしまっていることについて、その数とか何とか明らかになっていないものが明らかになるというだけの時にこの「おそれ」を使われると、とても違和感がある。もう起きてしまったのだから、それを「おそれ」ているのは統計を取っている役所だけじゃないかと思う。「可能性」という言葉が脳天気な感じがするから否定的な文脈では「おそれ」に言い換えるという原稿作成のルールなのだろうけど。

それと違う話だけれど、やはりニュースのことだから書くと。
今日の愛媛県のニュースで、交通事故の死者数が今年60人になったということで。県警は今年の交通事故死者数を60人以下(か未満だったか)にする目標を立てていたらしく、そういう目標設定はよいことだと僕は思うけれど、今日起きた交通死亡事故のニュースの最後に、「これで県警が目標にしていた60人を超えてしまいました」という趣旨のことは、やはりその個別のニュースとは分けて、月末とか、別の機会に報じてほしかったと思う。これは去年だか一昨年だかの「80人」の時にも思ったことで、人の命は60人以下だろうが何だろうが、ひとりの命が失われたということについての思慮がなさすぎると思う。僕たちは警察の目標のために交通安全してるわけじゃないので。

いずれも、読んでいるアナウンサーの人はたぶん自分で気持ち悪い気がしているはずだ。
それを、原稿を作っている人に言わなければ。現場が言わなければ。
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青年農業者、あちこち視察。

2011年09月06日 | 農と暮らしの日記
JR今治(いまばり)駅前、19時半頃の風景。
今日は青年農業者協議会の行事で、午前中は市内の会員の圃場視察、午後は東予地区の「リーダー研修」という位置づけで今治市、四国中央市の会員も一緒に大三島(今治市)に視察に行き、夜は今治に戻って懇親会、その帰りのJR高架ホームから。



火曜、乾いた晴れ。
朝:6時頃から収穫、8時過ぎに戻って荷作り少し。
あとの荷作りと出荷は薫に任せ、9時前に家を出て西条駅へ。これから上記の青年農業者の視察研修参加。事務局のYさん他の参加者のみなさんと一緒に、集合先の丹原の県庁舎へ。

10時集合、乗合で圃場視察へ。
初めは観光葡萄園をしている小松のW君ちの圃場。葡萄のほかに、胡瓜やにんにくも出荷している。小一時間ほど見学したり話を聞かせてもらったり。続いて、新規就農で苺を栽培している同じく小松のO君のハウスへ。時期的に苺そのものは終わっていて、苗も別のところで管理しているとのことで、自分で立てたという立派なハウスと脇に立つこれも自作の作業小屋のみ見学。

正午過ぎにいったん解散、みんなで昼ごはんへ。
焼き肉屋さんのランチで、「焼き肉定食、ごはん大盛」をほとんどみんなが頼んだけれど、ごはんはもともと多めだったようで、大盛はかなり多く、最初に「大盛」と言った僕は責任を感じつつ、ま、しかしみんな当然のように完食。ごちそうさまでした。

午後は貸し切りバスで大三島へ。
ここからは、今治市、四国中央市の会員も一緒に。大三島では、害獣である猪の駆除についての話を聞く。ここでは、猪の肉を販売することで害獣駆除の費用を少しでも賄う試みが行われている。それでも、大規模な養豚と比べれば当然効率は悪く、売価がかなり高くなってしまって思うようには売れないとのこと。単純に駆除に税金を投入することに比べれば、少しでも販売利益があがれば一般市民の負担は軽くなる。捕獲された猪のほとんどは精肉はされず廃棄されるそうだ。駆除が目的だから無理に食べなくてもよいとも言えるけれど、わざわざ外国産の飼料で育てた豚を食べるのと、地元の山の天然の餌で育った猪を食べるのと、どちらが何がどう?という問いに答えるのは難しい。

夜は今治駅近くで懇親会。
今治で有機農業をしている愛媛有機農業研究会のメンバーなど、西条市外の青年農業者のみなさんとも交流できて有意義な時間でした。
19時台のJR各駅停車で西条へ。

<本日の野菜セット>例
さつま芋(紅東)、ピーマン、空芯菜、つるむらさき、モロヘイヤ。
その他セットによって、ゴーヤー、オクラ、バジル、じゃが芋(男爵、またはその小芋)。
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空も気分も、いまひとつ晴れず。

2011年09月05日 | 農と暮らしの日記
きのう写真を載せたさつま芋に続いて、今日は里芋。
しかしこちらはまだまだ小さかった。「いもたき」に入れるのにちょうどいい「小芋」にもなってない、いわば「梅干し」サイズ。3株だけ掘ってみたけれど、それだけでももったいない気持ちでいっぱいである。とりあえず、この掘ってしまったぶんは明日の野菜セットに入れる予定。3人ぶんか4人ぶんか。うちでもまだ食べていないので、運よく(悪く?)入っていた方、感想をお聞かせください。



月曜、台風一過だけれどすっきりせず、曇り時々晴れ、日暮れて軽いにわか雨。
午前:収穫、荷作り、市内配達など。
午後:遅い昼ごはん。明朝分の収穫、少し荷作りなど。
台風の影響もあって野菜が少なく、気分がいまひとつ晴れない。



台風の雨が降っている時に少し雨漏りがあったので、屋根屋さんに見にきてもらった。
そうしたら、おそらく瓦そのものの問題ではなく、「吹き込んだ時にこの辺から雨が入っている可能性が大きいから、だんなさん、自分で板でも張りつけたらたぶん大丈夫ですよ」とのこと。なるほど一緒に屋根に上がってみると、やはり古家だからあちこち傷みがあるのがわかる。まだまだ長く使わなければいけない家なので、早めに要所要所を修繕しておいたほうがよさそう。苦手分野だが、背に腹は代えられない。

<本日の野菜セット>例
さつま芋(紅東)、ピーマン、空芯菜、モロヘイヤ。
その他セットによって、胡瓜、ゴーヤー、赤毛瓜、オクラ、つるむらさき、バジル、じゃが芋(デジマか男爵の小芋)。
※台風で果菜類の生育が止まり、ぎりぎりのセット組み。茄子が再びできてくるまではこの感じで。

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台風一過、被害は最小限。

2011年09月04日 | 農と暮らしの日記
さつま芋を試し掘りしてみた。
おそらく例年よりかなり時期が早い。というのは、今回の台風12号で夏野菜の生育が少し停滞していて、週明けの野菜セットが少し材料不足になりそうなので。さつま芋で少しセットを補うことで夏野菜の一部を週の後半に温存し、再び夏野菜に元気が出てきて先週のようなセット内容に戻ってきたら、さつま芋はセットからまた外して、というねらい。

今日掘ったのは「紅東」(べにあずま)。
例年これを先に掘ってしまって年内に出し、11月の降霜ぎりぎりまで太らせて収穫する「金時」は年越しさせて使う。今日掘った紅東はやはりさすがにまだ小さいけれど、この時期でもこのサイズになるんだなという印象。この夏は雨が多かったから例年より太りが速いのかもしれない。



さつま芋掘り体験、できます。
日程は土日を中心に、ご希望お聞きしてご相談。1~2時間ほど。お子さん連れも歓迎です。

10月に入った頃からは里芋も可能です。
体験そのものは無料で、お持ち帰りは野菜セットに入れる場合の通常の単価(さつま芋は500円/kg、里芋は600円/kg)。いずれも早い時期は収穫・お持ち帰りの量は少なめでお願いすることになります(まだ太っている途中でもったいないので)。11月に入ってからのさつま芋掘りは「援農」の性格が強くなり、バリバリ掘ってくださる方を歓迎します(降霜までに急いで掘るので)。この場合はかっちり定価販売ではなく「お土産つき」という形になります。



日曜、曇り時々晴れ。
台風12号は日本海に抜けたけれど、紀伊半島などでは雨がやまず、大きな被害が出ているようす。当地、西条でも山間部(大保木=おおふき)では道路に被害が出て集落が孤立しているところがあるようだ。

今日は市の総合体育大会。
渚は中学校の部活動で、真はスポーツ少年団でそれぞれバレーボールに出場。薫は準備や応援などで会場をあちこち。

午前:臨時のセット出荷があり、収穫1時間ほど。
9時過ぎ、市の総合福祉センターへ。今日開催予定だった学習会「原発震災から見つめ直す私たちの食・暮らし・エネルギー」が、台風で講師
の方が来県できなくなって中止になったため、申し込みなしで直接会場に来られる方に対応するため。

開会の10時から20分を過ぎる頃まで開場前に立って対応。
この間に、6組7人の方がいらっしゃった。スーパーに置かせてもらったチラシを見た方1名、地元紙のイベント案内を見てこられた方1名、何かのネット情報(詳細不明)を見て来られた方1名、ゆうき生協の組合員さん1名、組合員からの案内で来られた方3名(2組)。事情を説明し、講師の槌田さんの本で図書館で借りられるものを一覧にしたり、主催者である愛媛有機農業研究会の西条支部について簡単に紹介した一文を入れたりした1枚の紙をお渡しし、今後へのせめてものつなぎとする。

わざわざ足をお運びくださったみなさま、ありがとうございました。
槌田さんの講演そのものは再度企画できるかどうかわかりませんが、「私たちの食・暮らし・エネルギー」について考える機会は設けたいと考えています。ぜひどこかでまたお会いできることを願っております。

11時頃に帰宅。
臨時の野菜セットの荷作り、出荷作業。

午後:13時頃からひとりで昼ごはん。
14時頃から畑に出て、台風一過の後始末。茄子、ピーマン、オクラが倒れているので、起こして株元を踏みつけておく。茄子、ピーマンの一部は紐での誘引をやり直しておく。ピーマンは枝が折れているものもあり、そこについている実は明日の出荷分として収穫。さつま芋の収穫を少しして帰る。



今回の台風は油断した。
もちろん接近に備えて果菜類を身軽にしたり、家のまわりの片付けも怠りなくしておいたから、被害というほどのことはなく、上述した果菜類の倒伏などは想定内のものだったけれど、念のためにと思ってしたことが念のためで済まず、ずばり役に立ったのが今回は予想外だった。ということは、本来ならもう一歩先の備えが必要だったわけで、それは果菜類の生育停滞を見越して台風の前に芋を少し掘っておくとか、である。大事に至らずに済んだ時こそ、次への備えの始まりにしなければ。



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草刈り後の、さつま芋圃場。

2011年09月04日 | 青年農業者のみなさま
カテゴリ「青年農業者のみなさま」の記事です)

青年農業者協議会のみなさん、こんにちは。
台風12号が去り、自身の圃場や施設、地域のことなどでお忙しいことと思います。

さて、上の写真は先週8月30日にみんなで草刈りをしたさつま芋畑の今日の様子。
台風の影響はほとんどないようです。右上の芋蔓(づる)の薄いところは補植をした際に苗が足りずにそのままにした数列で、それ以外のところは蔓が黒マルチをすっかり覆っています。

ただ、草刈り当日には気付かなかった葉の虫害が今日は目に付きました。
例年は虫の食害で芋の収量に影響するということはなかったと思いますが、ときどき様子を見に寄ってみます。
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