38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

台風接近、雨空続く。

2011年09月20日 | 農と暮らしの日記
久しぶりに、最近の野菜セットの例。
これは毎週のお客さんの中セット(1,500~1,600円くらい)。前回載せたのは、ひと月ちょっと前の8/11。それとの違いは、瓜科の胡瓜と赤毛瓜が終わってしまったこと、代わりにさつま芋と里芋が入り始めたこと。葉もの3兄弟のつるむらさき、空芯菜、モロヘイヤは変わらず。茄子、ピーマン、オクラは好不調の波はあるものの、なんとかほぼ全セットに入り続けている。途中、ゴーヤーが登場したけどほぼ終わり。バジルは入ったり入らなかったり。

というわけで今回は詳しい説明はなし。
さつま芋は紅東、里芋は女早生で、いずれもまだ小さめだけれど野菜がないから掘り始めている。9月下旬から10月にかけての変化で予想されるのは、その頃に枝豆の入る時期が10日か2週間ほどある見込みということと、人参、大根のまびき菜が少し入るセットが出てきそうということ、その他、いまのセット(上記)に入っているものは基本的に霜の降りる11月初旬までは細々とでも入るだろうということ。



火曜、3連休明けは台風15号接近でほぼ終日の雨。
朝から大雨警報が出て、小学校は休校、中学校(運動会の振り替え休み)も部活動が休みになったけれど、さほどの大雨ではなく、静かな一日。

午前:収穫1時間ほど、ついでに田畑の見回り。
戻ってセットの荷作り。地元配達のセットのみ先に済ませて、ついでに軽トラにガソリンを補給。

午後:昼ごはんを食べてから13時前に新居浜方面に配達出発。
14時半頃に西条市街に戻って来て買い物や用事あれこれ、16時頃に帰宅。

雨戸を閉めたり家周りのものを片付けたりと台風への備え。
あとは机しごと。そして、早めに晩ごはん。

22時過ぎ、雨音が強くなってきた。
webを見てみると、台風は高知沖を進んでいるようだ。どうか大きな被害が出ませんように。



最近、ニュースなどで耳にする言葉で気になるのがあったので。
「多大なご心配、ご苦労をおかけして申し訳ありません」とかいうようなお詫びの言葉なのだが、この「ご心配をかけて……」がどうも変な気がしていた。誰もあなたのことなんか心配してないと思うよ、と突っ込みたくなってしまうのだが、どうやらそれは僕の勘違いじゃないかと思い始めた。というのは、この「ご心配をかける」という意味は、詫びている相手が自身や家族のことを心配している、ということを指しているのではないかということだ。たとえば、事故の加害者が被害者に対して「ご心配、ご苦労をおかけして」という時に、心配しているのは、詫びる相手すなわち被害者が自身や家族のことを心配しているということ、その「心労」に対して詫びているのかもしれない、と気付いたわけだ。

が、しかし、「ご心配をおかけして」という言葉の使い方としては、それは間違いだろう。
この言葉は本来、自分が怪我や病気で休んでしまったときなどに「ご心配をおかけして」と詫びる言葉のはず。いや、心配してくださった相手に詫びるというのがそもそもはちょっと変なのだが(どちらかというと「お礼」の気持ちか)、それは謙譲の美徳というか、「私のことなどご心配してくださるのも心苦しい」という気持ちを表現する言葉だと思う。

そう思っていたので、ニュースで聞く言葉に違和感があったわけだ。
電力会社のことを心配したり大臣のことを心配したりしているわけではなく、相手が何かを心配しているということ、相手が何かを心配しなければいけない事態になってしまった責任が自分にあるということについてお詫びしているということなら、わかる。ただ、言葉の使い方としては間違いのはず。いや、それとも、自分(会社とか大臣とか)のことを心配していると思っているのかも?
コメント (2)
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