38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

中秋、じゃが芋、最後の人参。

2011年09月12日 | 農と暮らしの日記
秋じゃが芋をようやく植えた。
例年なら9月に入るのを待ちかねて1週目に植えるのだけれど、今年は折悪しく台風12号が9月の2,3,4日とたっぷりの雨を降らせてくれたので土が湿り過ぎ、さらには昨日書いたようにトラクタも修理に出すことになってしまい、1週間ほど遅れてしまった。とはいっても、その遅れがどの程度影響するのか、しかもその影響はマイナスなのかどうかもよくわからない。

今年は「種芋を置いてから管理機で畝立て」で貫徹した。
昨年もこれは少しやってみたのだけれど、大半は畝立てした中央に芋を埋め込んでいく方法。このほうが畝の中央にぴったり芋を植えられる気がしていたから。でも「あちで畝立て」を今日やってみたら、こっちのほうが断然簡単だし、「畝の中央」も心配無用だった。

ただ、写真のように今年はまだ畝に青い草が残っている。
雨続きで耕耘作業を繰り返すことができず、それでもまあ、人参とか小松菜とかを播くわけじゃないからこの程度なら平気かな、ということで。なお、品種はデジマ。今年はよそ見せず、これ一本で。



月曜、気が付けば残暑厳しい毎日。それでも雲は多く、時々曇り。
午前:収穫前半1時間、後半1時間ほど。昼までにセット荷造り完了、薫が配達。僕は畑で少し作業。
午後:あちこちトラクタ耕耘作業。

夕方:17時頃から冒頭のじゃが芋植え付け1時間ほど。
18時頃から、この秋最後の人参の種播き。これくらいの時間になるとトラクタで耕耘しても土が乾くことなく、黒々としたまま畝立てができる。播種時点でこんな感じのしっとりした畝ができていると、そのあと晴天の日が続いても畝の中の湿度がある程度は保たれているようだ。ということで今日はそれを狙って日没ぎりぎりに作業してみたのだけれど、ちょっと時間不足で最後は暗くて見えなくなり、水やりができなかった。明日朝一番で寒冷紗を掛け、たっぷりの水をやっておけばたぶん大丈夫だろう。



中秋の名月で真はご近所の友達と理科の宿題の観察。
20時過ぎから晩ごはん、ほとんどは渚の作品で名月にぴったりのまんまるピザと、まんまるおにぎり(ウサギとススキの影絵海苔つき)、それと、名月に関係ないようすの大豆フリッター。

昨年は中秋を待ちかねて大根を播き、翌早朝、まさに恵みの雷雨があった
今年はすでに雨が降り過ぎるほど降っていて、秋冬野菜はいつでも播けそうな天候なのだけれど、降り過ぎるほど降っているということは畑も草が出て準備が遅れがち。この数日はかなり高温で土も乾いてきているので、今週末から週明けにかけてが秋冬の直播きの大きな山になりそう。

<本日の野菜セット>例
さつま芋(紅東)、茄子、ピーマン、オクラ、空芯菜、モロヘイヤ
その他セットによって、ゴーヤー、つるむらさき。
コメント
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