38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ここへきて、夏本番。

2011年09月14日 | 農と暮らしの日記
初挑戦の金時ささげに実が付き始めた。
ほぼ1か月前はまだ葉も瑞々しく、実はいつできるのか見通しがつかなかった。甲府の野菜畑さんがその記事にコメントをくださり、案外早く収穫時期を迎えそうだということで希望を持って毎日見ていたら、この数日でどんどん莢が膨らんできた。

左手のオクラは今週に入って急に収量が増えてきた。
台風のあとすっかり生り止んでしまって焦っていたら、このところの厳しい残暑で息を吹き返した様子。他の夏野菜に先んじての復調だから、明日あさっては野菜セットの救世主になってくれそうだ。普通は10本前後で100gくらい、120円前後なのが、その2倍入れられれば200~300円になるからこれは大きい。オクラのように単価の高い野菜があると100円、200円を埋めるのは容易だけれど、芋類で埋めるしかない時は胃が痛い。「あ、それなら芋でいいですよ」というお客さんがいれば助かるのですが。さすがに2週間続けてさつま芋1kgは厳しいでしょ? いや、うちは平気ですが。2kgでも3kgでも食べる。



水曜は野菜セットは休み。今日もおそらく30℃以上に上がり、晴れ時々曇り。
午前:薫と畑に出て、あれこれの作業。
まずは胡瓜の片付け。網と支柱を撤去し、畝の上に敷いた稲藁や草などを隣のオクラの畝の上に移動。
周辺の草刈りもして、秋冬に使える畝を少し確保。里芋と茄子に菜種油粕を追肥。

渚は週末の運動会の先取り振り替えで休み。午前中の部活動から戻って3人で昼ごはん。
真も4時間で終わって午後早めに下校してきた。

午後:最終の白菜の種播き(セルトレイ育苗)を1時間ほど。
明日あさって分のさつま芋の収穫、人参の水やりなど。19時前に帰宅。

夜:19時半から、市立西条図書館で「ゆうき生協」西条・周桑地区会運営委員会。
荷物なく、暑くなく寒くないので久しぶりに自転車で。室川の土手から明神木、市民グランド横を通って下町(しもまち)、駅前本通りを渡って登道のアーケードをくぐって、所要およそ12~13分。

10月の各行事計画の詰めと、12月の収穫祭のおおまかな計画と。
それからやはり大震災と原発・放射能に関すること、その他、今日は差し迫って決めなければならない事項が少なかったから、今後の地区会活動の方向性、具体的な活動の内容についてもあれこれ案を出し合う(というか、かなりフリートーク)。21時半頃に終了、図書館で本を返してから帰路に就き、22時頃に帰宅、ひとりで晩ごはん。



明日の昼頃からどうやら天気は下り坂。
降らないかもしれないけれど、思いのほかたっぷり降るかもしれない。降るほうにかけてあれこれ播いたり植えたりしたら、降らなかったときに水やりに苦しむ。乾燥がひどければ貴重な秋冬の畑をひとつつぶしてしまうかもしれない。だからと降らないことにして他の仕事して、もしもたっぷり降ってしばらく畑が使えなくなったりしたら、これはもう後悔しきりだろう。

秋冬作は取り返しがきかない。
種播きが1日遅れたら収穫が1週間遅れるとか、1週間遅れたら1か月遅れる、あるいはもう春までに間に合わず出荷できない、そんなことが野菜の教科書にも書かれているし、種屋さんとかいろんな人がそう言うし、この時期は毎日、「今日しようか、明日でもいいか」と思い悩むことばかり。
コメント (2)
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