38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

青年農業者、あちこち視察。

2011年09月06日 | 農と暮らしの日記
JR今治(いまばり)駅前、19時半頃の風景。
今日は青年農業者協議会の行事で、午前中は市内の会員の圃場視察、午後は東予地区の「リーダー研修」という位置づけで今治市、四国中央市の会員も一緒に大三島(今治市)に視察に行き、夜は今治に戻って懇親会、その帰りのJR高架ホームから。



火曜、乾いた晴れ。
朝:6時頃から収穫、8時過ぎに戻って荷作り少し。
あとの荷作りと出荷は薫に任せ、9時前に家を出て西条駅へ。これから上記の青年農業者の視察研修参加。事務局のYさん他の参加者のみなさんと一緒に、集合先の丹原の県庁舎へ。

10時集合、乗合で圃場視察へ。
初めは観光葡萄園をしている小松のW君ちの圃場。葡萄のほかに、胡瓜やにんにくも出荷している。小一時間ほど見学したり話を聞かせてもらったり。続いて、新規就農で苺を栽培している同じく小松のO君のハウスへ。時期的に苺そのものは終わっていて、苗も別のところで管理しているとのことで、自分で立てたという立派なハウスと脇に立つこれも自作の作業小屋のみ見学。

正午過ぎにいったん解散、みんなで昼ごはんへ。
焼き肉屋さんのランチで、「焼き肉定食、ごはん大盛」をほとんどみんなが頼んだけれど、ごはんはもともと多めだったようで、大盛はかなり多く、最初に「大盛」と言った僕は責任を感じつつ、ま、しかしみんな当然のように完食。ごちそうさまでした。

午後は貸し切りバスで大三島へ。
ここからは、今治市、四国中央市の会員も一緒に。大三島では、害獣である猪の駆除についての話を聞く。ここでは、猪の肉を販売することで害獣駆除の費用を少しでも賄う試みが行われている。それでも、大規模な養豚と比べれば当然効率は悪く、売価がかなり高くなってしまって思うようには売れないとのこと。単純に駆除に税金を投入することに比べれば、少しでも販売利益があがれば一般市民の負担は軽くなる。捕獲された猪のほとんどは精肉はされず廃棄されるそうだ。駆除が目的だから無理に食べなくてもよいとも言えるけれど、わざわざ外国産の飼料で育てた豚を食べるのと、地元の山の天然の餌で育った猪を食べるのと、どちらが何がどう?という問いに答えるのは難しい。

夜は今治駅近くで懇親会。
今治で有機農業をしている愛媛有機農業研究会のメンバーなど、西条市外の青年農業者のみなさんとも交流できて有意義な時間でした。
19時台のJR各駅停車で西条へ。

<本日の野菜セット>例
さつま芋(紅東)、ピーマン、空芯菜、つるむらさき、モロヘイヤ。
その他セットによって、ゴーヤー、オクラ、バジル、じゃが芋(男爵、またはその小芋)。
コメント
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