38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

さつま芋、手除草。

2009年06月17日 | 農と暮らしの日記
さつま芋の現在。
きょう草を取ったので、ちょっとすっきりしている。雨が少ないのに例年より早い時期の草取り。なぜか。それはたぶん、水やりのせいだと思う。雨が少ないから活着するまで毎日のように水やりをしていた。おそらくそのせいで、畝のセンターライン部分、芋蔓をさした点をつないだラインが常に湿った状態になり、そこだけ草が一気に出てきた。それを一昨日と今日、薫とふたりで手除草。なんとかこんなふうにきれいになった。あとは蔓が伸びてくれば、秋の収穫まで1回か2回、除草をすればいいだけ。さつま芋は長期戦のわりに除草が楽な作物といえる。



野菜セットのない水曜。とにかく今日も晴れ。
先週火曜日に梅雨入りし、翌水曜日に3月以来と思われる終日の雨が降って、しかしそのあと1週間は雨なし。雨なしどころか、連日30℃前後の高温である。西条市内でも井戸の水位が下がり、朝夜の3時間のみに給水制限されている地域がある。

朝:5時半からオクラと葱苗の草取り1時間、7時前から朝ごはん。
午前:さつま芋の草取り、ズッキーニの寒冷紗とり。あわせて3時間。
午後:代掻き30分だけ。水がなかなか広がらず。オクラに籾殻マルチ、同じ畑で水やり、あわせて2時間。別の畑で茄子の支柱立てと誘引、同じ畑で水やり、あわせて2時間。
19時戻り、薫が学校の仕事で出かけたので3人で20時前から晩ごはん。



NHKラジオ、朝の番組に出ていたイラン人の女優、サヘルローズさん。
イラク軍の空爆で瓦礫の下敷きとなった幼いサヘルさんを見つけてくれた女子大学生が、のちに育ての親となり、母子で来日。貧困と差別に打ち克って……という感動的な話なのだが、このサヘルさんの育ての母親が、すごい人だなぁと思って聞いていた。サヘルさんが学校でいじめられているというのを聞き、「いじめる人を恨んではいけない。いつかわかってくれる。人を恨んだら、あなたの顔が醜くなる」。この育ての母(元・女子大学生)は、反対する親と絶縁してまでサヘルさんを引き取って育てることにしたそうだが、とすると、この「反対した親」もこんな「母」を育てたわけだから、立派な人だったのだろう。



小学校ではきょう、田植えがあった。
5,6年生が年間を通して行う稲作学習のメインイベントで、渚も参加。例年どおり、ここで使った「八角ころがし」をそのままうちの田植え用に借りて帰った。が、代掻きがまだ全然だ。1週間延期したが、それさえも危ぶまれる……。
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晩生葱、種採り。

2009年06月16日 | 農と暮らしの日記
葱の種を採った。
冬の太葱だが、分蘖するタイプで春わりと遅くまで坊主ができない、ということで多めに植えたら、今年は思ったより早くにトウが立ってしまった。次の秋冬向けにはすでに同じ品種の種を買って播いてしまっているので、この種は1年とばして来年の秋冬用。それまで冷蔵庫で保管する。



野菜セットの多い火曜。今日も晴れ、高温。
朝:5時半から収穫1時間、戻って朝ごはん。
午前:追加の収穫1時間、セットづくり、11時すぎ新居浜方面に配達、14時戻り。
午後:冒頭の葱の種とり(摘み取って乾燥させていた坊主から種を振り落とし、唐箕にかけて荒く選別、まで)1時間、ピーマン追加の定植(トラクタ耕耘、管理機で畝立て、植え付け、支柱立て、鈴蘭テープで誘引、まで)2時間、水やりあちこち1時間半。20時前戻り、みんなも戻って晩ごはん。

田んぼは終日、水を入れっぱなし。
今日で6割ていど入った感じか。



<本日の野菜セット>例
人参、小玉葱、新じゃが1~2種類、キャベツ、茎ブロッコリィまたはブロッコリィ、トマト(ミニ、中玉)、ズッキーニ、平莢いんげん、にんにく、または島にんにく、などから。

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2週間先まで、雨なし?

2009年06月15日 | 農と暮らしの日記
もうそろそろおしまいになる春播きのキャベツ。
虫食いの激しい外葉を向いていくと、中はつるつる、パンパンに詰まったまん丸キャベツ。例年この時期のキャベツは梅雨に入るとぐしゃぐしゃと腐り始めるが、今年はとにかくこの乾燥なので、しばらくはその心配もなさそう。捨てる神あれば拾う神あり。うしろはブロッコリィ、さらに後方が茎ブロッコリィ。



6月後半に入る月曜、今日も晴れ。
朝:5時すぎから収穫、ごはん。
午前:野菜セットづくり、12時前に出発、氷見・小松方面と市街地。13時半戻り。
午後:茄子の支柱立て1時間、さつま芋の手除草1時間、水やり2時間。19時あがり、晩ごはん。



<本日の野菜セット>例
人参、小玉葱、新じゃが1~2種類、キャベツ、茎ブロッコリィまたはブロッコリィ、ミニトマト、平莢いんげん、にんにく、または島にんにく、などから。
※ミニトマトが一部のセットに入り始めた。まだみんなに行き渡るほどの収穫はない。



天気予報はしばらく晴れ続き。
田んぼはなかなか代掻きが進まない。今日は水を引き続き入れるのみで代掻きの続きは明日以降。「今後2週間はまとまった雨が期待できない」とのことで、メディアではしきりに節水を呼びかけている。少雨はいま突然のことではなく、2月に雨が続いたのがそもそも異変に気づくきっかけで、それでやはり3月に降らなかった頃から農家はこの状況を予想していた。広く一般市民レベルでは騒ぐのが遅すぎる気がする。
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田植え、延期します。

2009年06月14日 | 農と暮らしの日記
田植え、延期します。
当初予定の6/20(土)には準備が間に合いそうにないため、とりあえず1週間ずらして6/27(土)の予定。参加申し込みくださっているみなさんには個別にご連絡します。「27日なら行ける!」という方、まだまだ受け付けていますので、お気軽にお声かけください。



今日の夕方、田んぼはまだまだ水が広がらない。
左奥、沈む夕日が映っているのはお隣の田んぼ。うちと同じポンプの井戸水に、プラス別の水源からの水も入れて代掻きを済ませたそうだ。なので、いまその井戸水はほぼうちの田んぼ専用で使わせてもらっている。だから、今日もずっと水を入れっぱなしにしているが、にもかかわらず水量が少ないので、こんな感じ。面積でいうと、田んぼ全体の1/3くらいがようやく浸かった程度。

ま、地道にやるしかない。
この週末、周辺の田んぼはまさに田植えの最盛期。けれど、市内ではまだ水を入れられない田んぼもかなりあるらしい。うちなんか、これだけ入っているだけでもありがたいことだ。



日曜、夜明け前から晴れ、高温。
朝:5時すぎから畦塗り1時間。朝ごはん。渚はバレーの試合で7時前出発。
午前:代掻き約1時間、さつま芋の手除草(二人でのべ約5時間)、空豆の跡方で受けトラクタ耕耘1時間。にんにく収穫1時間、戻って14時前頃から遅昼。
午後:代掻き約1時間半、水やり約2時間(オクラ、茄子、ピーマン、ズッキーニ、葱苗など)、19時半戻り。渚も帰ってきて20時から晩ごはん。食後に田んぼ見回り。机しごと。



雨が降らない、ネキリムシ被害多発。
この二つによって、野菜がかなり厳しい状態になっている。しかし、どうやらこの二つはいま目に見える直近の原因、というか、スイッチ押した、というようなもので、回路はすでに組み立て済み、そもそもの土壌はできあがっていたのだろうと、あらためて思う。多くの部分をお天道さまに頼って、あとをコップの“まけまけいっぱい”(西条弁)まで余裕なくやっているから、ちょっと手当してやれば済むところに手が回らず、あれもこれもさあ大変で大慌て。

わかってはいるけれど。
やはり、余裕というのは大切ですね。めいっぱいやってできるのは当たり前、抜くところ抜いてもできるのがプロ!ということなのだろう。でも意図して抜くのって難しい。勝手に抜けてるところは山ほどあるに違いないのだが。



週間予報にはまだ傘マークなし。
それどころか、「ところにより雷雨」とかいう予報が出る。真夏じゃないんだから。いや、真夏なのかも。30℃だし。??
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細々と、代掻き開始。

2009年06月13日 | 農と暮らしの日記
本日、田んぼの代掻き開始。
しかし、写真のとおり水がほとんど入っていない。相変わらず地下水の水位が低いようで、ポンプがしんどそうな音を立てている。となるとフル回転にはほど遠く、全開の2~3割くらいだろうか、とにかく細々と汲み上げ、細々と入れるしかない。

それでも、少しずつでも掻いていかないと水が方々に走っていかない。
だから今日は午前中に1時間、そして日没前後にまた1時間ほど。それ以上やっても水が増えないから、また水が少し広がるのを待って出直す。なお、水口は写真右奥、田んぼの出入り口は右手前。縦方向が南北で約40m、横が東西で約30m、面積は1反3畝ほどのきれいな長方形。



土曜、薄曇りときどき晴れ。実質30℃前後の高温。
朝:5時半から水やり、収穫、7時から水入れ始め(終日入れっぱなし)。
蔓紫(つるむらさき)の定植、9時前から今日は珍しく遅い朝ごはん。
午前:代掻き1時間、じゃが芋掘り2時間(小学校横の芋は終了)。
午後:じゃが芋の跡片付けなどあちこちトラクタ耕耘3時間、水やり1.5時間、日没前後に田んぼの代掻き1時間。水は夜も入れっぱなし。
渚がバレーボールから戻り、20時から晩ごはん。

この先1週間、まだ傘マークなし。
首都圏は週明け前半に雨が続く予報が出ているが、気象予報士のあいだでは否定的な見方もあるようだ。天気予報は科学的なようで、なかなか難しいみたいですね。
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梅雨はや、中休み?

2009年06月12日 | 農と暮らしの日記
じゃがいも餅?
正しい呼び方はわからないけど、最近うちの食卓によくのぼる人気者。野菜セットに入れるには小さすぎるじゃが芋を(ま、かなり小さいのも入れてますが)、丸ごとふかしてからツルんと皮をむき、つぶして成型してフライパンで焼く……という感じ。調味とかの詳細はあまり知らない。またいつか薫が書くでしょう。



金曜、ほぼ終日の晴天、そして5月を思い出す30℃前後の暑さ。
この先の週間予報にも傘マークはなく、梅雨入り後1日降っただけで、もう中休みらしい。
朝:6時頃から田んぼに水入れ。まだ隅っこが湿る程度。ポンプの調子を気にしながら、横の畑で葱苗の草とり。戻って朝ごはん。
午前:胡瓜、ゴーヤの誘引、収穫、野菜セットづくり。昼まで小麦の脱穀と選別。薫は市街配達。14時頃から遅い昼。
午後:ゴーヤの追加播き。トラクタ耕耘、畝立てのあと手で3粒ずつ40穴。18時からあちこちの水やり、20時前戻り、渚たちもバレーから戻って晩ごはん。



<本日の野菜セット>例
人参、小玉葱、新じゃが1~2種類、キャベツ、茎ブロッコリィまたはブロッコリィ、平莢いんげん、ズッキーニ、にんにく、または島にんにく、枝豆、などから。
※平莢いんげんは初物。つるなし種でまだ小さめ。



10日に麻生首相が発表した温室効果ガス排出量削減の中期目標。
2005年比15%削減を報じる新聞の見出しが、「家庭にしわよせ」。産業界より家庭の負担が重いという趣旨の記事ではあるけれど、「しわよせ」はちょっとどうかなと思う。産業界の負担を軽すぎるという批判が主眼の記事ならまだしも、記事の中身は「15%減なら家庭の負担は具体的にどうなるか」ということだから、それは「しわよせ」ではなく、「厳しい義務」「重い負担」くらいじゃないかという気がする。他の誰でもない、自分たち(国民)が温室効果ガス削減の原因を作ってきたわけだから。「いい迷惑だ」みたいな表現は、しっくりこない。
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里芋中耕、田んぼに水。

2009年06月11日 | 農と暮らしの日記
里芋の畑、今日、植えてから二度目の中耕をした。
一度目は約ひと月前でこんな感じ、その後ほとんど雨がなかったわけだが、水で育てるといわれる里芋も初期成育の段階は乾燥に強いのかもしれない。

今日の中耕の手順は次のとおり。
保温・保湿・抑草のために畝の上に敷いてあった稲藁を、いったん畝間や隣の畝にどけて畝の上の大きな草を手でとり、管理機のロータリを逆転・高速にして中耕と土寄せ。そのうえで稲藁を再び畝の上に戻して完了。ここまでのところ、草はうまく抑えることができていて、除草にはさほどの手間をとられていない。

次回は梅雨の間か、あるいは梅雨明けの頃。
追肥をしたうえでさらに中耕・土寄せして大きな畝にする。そのときも稲藁をいったんどけて作業し、再び戻す予定。手間がかかるが、保湿・抑草には効果があると思う。収穫まで稲藁はかけたままで、冬越しさせる畝では保温・霜よけにもなる。



雨あがりの木曜、朝から晴れ。強風。
朝:5時半から作業場の片付け。いつも通り7時前から家族4人で朝ごはん。
午前:収穫と畑の見回り。強風であちこちの寒冷紗が飛びかけているので固定強化。発芽が揃ったオクラに、ここにもネキリムシ発見。たっぷり降った雨で遅播きの葱苗が発芽を始めた。戻って野菜セット荷作り、宅配便のみ。
午後:冒頭の里芋の中耕・除草。薫は同時並行で先口の葱苗の除草など。

里芋の中耕・除草と並行して、稲作の田んぼに水入れ開始。
上の写真、左手が稲作用の田んぼ。先日、波板を入れたところです。隣の田んぼの方の話では、やはり地下水位が低く、ポンプアップは不安定らしい。すぐにポコポコと空気が入る。しかし、これまでの少雨で田んぼが乾いているので急に水を入れてもなかなか田んぼが浸からない、早めに水を入れ始めたほうがいいよとの助言を受け、ではでは早速と、蛇口を控えめに開けて、少しずつ水を入れ始める。

里芋のところをやりながら、水の出具合を見て、蛇口を緩めたり締めたり。
緩めても通常の何分の一かの水量だから、やはりなかなか水が広がっていかない。明日もまたどんどん水を入れ、折りを見てトラクタを持ってきて荒掻きを始める予定。



畑の作業は18時あがり。
戻って着替え、丹原(たんばら)へ。19時から青年農業者の会の役員会。6~8月の行事の計画などを話し合い、21時前に終了。終わったあと、田んぼを深水管理するための簡易な畦の作り方について、水稲を専門的にやっている会員たちに教えてもらう。お隣の田んぼと接している側は先日こんなふうに波板を入れたが、反対側、里芋の田んぼとの間を仕切る畦畔は泥で畦を高く盛り上げる方法にしようと思う。そのポイントをいろいろ聞いた、ありがたし……。入っててよかった青年農業者。焼き肉食べられるだけではない。

戻って22時。ひとりで晩ごはん。
外は貨物列車の音である。明日も晴天、しかも高温になる予報。



<本日の野菜セット>例
人参、小玉葱、新じゃが1~2種類、キャベツ、ズッキーニ、島にんにく、枝豆、などから。
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終日の雨、小麦脱穀。

2009年06月10日 | 農と暮らしの日記
これは先週末頃のセットの例。
左上のブロッコリィから反時計まわりに、キャベツ、人参、ズッキーニ、じゃが芋2種、茎ブロッコリィ、島にんにく。本来ならこの季節、まあまあ野菜が揃う時期のはずなのだが、今年はセットを組むのにとても苦労している。

それぞれの野菜の状況は……。
ブロッコリィはほとんど終了。4~5月の高温のせいだろうか例年より前倒しで仕上がってしまったこと。そして、メインの花蕾をとったあとの小さな脇芽(側花蕾、うちでは「プチブロッコリィ」と名付けている)も昨年はまあまあとれていたのが、今年は水不足もあるのだろう、良品がほとんどとれない。茎ブロッコリィも同様。

キャベツは株数はあるけど全体にこぶり。
これも水不足のせいかなと思う。人参は春播きのものの発芽が悪く全体量が少ないのに加えて、成育も遅く、またネキリムシの被害もあって例年の1/3か1/4ほどしかない。ズッキーニはこの季節の貴重な果菜だが、これも少ない。わりと多めに作付けたのに、それらが根こそぎウリハムシにやられた。寒冷紗などで防除するのを少し怠ったのがそのまま結果に出た。

じゃが芋はネキリムシの被害。
芋が太る前に地際の茎を食いちぎられ、知らないうちに株ごと消滅してしまっている。この異常を発見するのが遅れてしまい、気が付いたら畑が丸裸、収量は例年の何分の一か、とにかく壊滅的という状況に近い。にんにくは例年あまり大きくならないので、こんなものかもしれない。写真の島にんにくはそもそもが小さめの球らしいけれど、それでもちょっと小さくて使いにくい。ただ、香りは強い気がする。



水曜、梅雨入りから一夜明け、予報通り未明から雨。
朝:5時半頃から収穫、戻ってごはん。
午前:来客予定が急遽延期となり、それならと、収穫してある小麦の脱穀。穂先を摘み取ってキャリーに詰め込んであるのを手でこそげ落とす感じで、完全に人力の作業。ちょっとたまったところで唐箕にかけて籾殻との選別。
午後:雨が降り続くので、引き続き小麦の脱穀と選別。夕方、明朝ぶんの収穫少々。18時半頃から晩ごはん。
夜:19時半から市街でゆうき生協の地区会運営会。6~8月頃の活動予定の話し合い、その他。21時半終了、雨はほとんどあがり、22時前に帰宅。



明日からはまたしばらく傘マークがない。
梅雨入りしてもまとまった雨がないだろうという予報がずっと以前から出ており、これは織り込み済み。しかし、猛烈な雨が急に降るという可能性は近年高まっており、いつどんな雨が降るかはわからないそうだ。周辺の田んぼにはかなり水が入った。そろそろうちも代掻きの段取りをしなければならない。
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入梅、しかし雨は遠く。

2009年06月09日 | 農と暮らしの日記
不耕起の畑のミニトマト。
早いものが少しずつ色づき始めている。あるていど量が揃ってこないと出荷にならないので、野菜セット入りは6月後半頃からか。思いがけずまたまた端境期を迎えてしまっている藤田家族の菜園にとっては、一日でも早く“売り物”になってほしい。



野菜セットの多い火曜、予報通りの曇り空。
朝:5時半頃から水やり、戻ってごはん。
午前:収穫、野菜セット荷作り、12時に新居浜方面に配達出発、14時戻り。
午後:遅昼のあと、オクラの苗を直播きの畑の欠株部分に補植。発芽の揃っていない畝を思い切ってトラクタ耕耘で片付け。つるむらさきの定植、など。19時過ぎあがり。渚と真がバレーボールから戻って、20時から晩ごはん。

九州から東海まで一気に梅雨入りのニュース。
四国も入ったわけだが、今日は雨なし。明日とあさってに傘マークがついてはいるが、まとまった雨は当分降らない見込みと予報が伝える。松山やその周辺では夜間断水が始まるそうだ。農家は3月から雨が降らない大変だと大騒ぎしてきたが、ようやく一般市民生活も記録的な少雨の影響を受け始める。



<本日の野菜セット>例
人参、小玉葱、新じゃが1~2種類、キャベツ、ブロッコリィまたは茎ブロッコリィ、島にんにく、ラディッシュ、などから。
※振り絞るように収穫してきた野菜でなんとかセット組み。しかし、大中小各セットとも価格は基準の6割ほどにしかならない。しかもこれで、畑はまたまた寂しくなった。今週後半から来週にかけてのセットはかなり厳しいものになりそう。
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ちろりん農園で、梅収穫。

2009年06月08日 | 農と暮らしの日記
西条市丹原の「ちろりん農園」、西川さんの畑。
今日、梅を少し分けていただきに久しぶりに訪れた。昨年もほぼこの時期。西川さんの畑はだいたいいつ見てもこんなふうにきれいだ。草がとにかく少ない。そして、1~2列ずつ、いろんな野菜が植わっているのはうちと同じだけれど、野菜と他の野菜の間にこんなふうに空間がゆったりととってある。おそらく、前の作が終わったところから片付けて、順次作付けているからこうなるのだろうが、収穫時期の終わった野菜がそのままになっていたりしないのが、うちとは違うところ。なぜだろう……。



月曜、ほぼ終日、晴れの一日。渚と真は昨日の振替で学校休み。
朝:6時すぎから収穫、戻って朝ごはん。
午前:野菜セット、追加の収穫、11時半頃から配達に出発。渚を助手席に載せて、まず市街地、そして氷見・小松方面へ走り、そのまま丹原方面へ。13時すぎ、冒頭の西川さんのところまであと10分ほどというところにあるコンビニの駐車場に軽トラを停めて、持ってきたおにぎりで昼ごはん。終わって出発、13時半に西川さんのお宅に到着、予定通りきっかり。

午後:西川さんの山で梅の実の収穫。
手の届くところは下からひっぱり、高いところは樹に登って。30分ほどとって、お土産にたっぷりの梅をいただく。そのあと、冒頭の畑を隅々まで見せていただく。うちとだいたい同じような野菜が並んでいるのだが、かなり勢いが違う。なぜだ……。

14時半すぎ辞去、飯岡へ向かう。
15時半頃着、水一杯飲んで、トラクタ耕耘、管理機で畝立て、オクラをまた少し播く。最初に播いた畑のが発芽が思うように揃っていないので、それを補うかたちで。2条×2列ぶん、1穴に5粒ほど。丸いのと角のあるのと。最後に水やりして、急いで帰って19時半。晩ごはんにぎりぎりセーフ。というか、みんな待ってくれていたわけだが。どうもこの季節はいつまでも明るいので、夜8時くらいまで働かないともったいない気がしてしまう。就農初年はごはんのあとで、もう一度畑に出かけていたが、いまはもう全体的に晩ごはんの時間そのものが遅くなってきたので、暗くなる前に今日の仕事は終わり、ということになる。



明日は雲が広がり、夜にはもしかすると降り始める予報。
あさって水曜からは雨の確率が上がっており、そうするとぼちぼち梅雨入りかという感じだが、さてさて。

<本日の野菜セット>例
人参、小玉葱、新じゃが1~2種類、キャベツ、ブロッコリィまたは茎ブロッコリィ、ズッキーニ、島にんにく、などから。

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小麦の藁を、茄子に敷く。

2009年06月07日 | 農と暮らしの日記
第二弾の茄子に敷き藁、本日完了。
この藁は先日から写真をよく載せている小麦のもの。上の写真の右上隅の小麦色のところが刈り跡で、収穫後そこに残された藁をすべて、同じ畑の茄子の畝に持ってきたわけだ。

小麦を作付けるときからこの展開を計画に入れていた。
……のだが、計算していたほど藁の量がとれなかった。結局、小麦10条、約3m幅ぶんの藁を茄子の畝に平行移動させたら、1列ぶんにしかならなかった。よその裸麦の畑から麦藁をとらせていただいていたときの感覚から、2列ぶんくらいにはなるかなと思っていたのだが。とにかく収量が少ない。でもまあ、これで小麦の跡が片づき、茄子1列の敷き藁も終わったわけで、ほっとひと息、ではある。



日曜、昨日に続いての晴天、高温。渚と真は授業参観で午前中だけ登校。
朝:6時半から水やりと、あちこちの畑でちょこちょこと観察やら小さな手入れやら。戻ってごはん。登校日というのを忘れていて戻るのが遅くなり、みんなはもうごはんが終わって子どもたちはすでに家を出ていた。
午前:薫は授業参観と学級PTAの会合。僕はトマトの誘引、その不耕起の畑の草刈り、その他あちこちの畑の畦草刈りなど。戻ってみんなで昼ごはん。
午後:前の家の納屋から荷物の搬出。まだこんなことやっている。近所の引っ越しというのは楽な半面、いつまでも片づかないという面もある。ま、これは自分の責任なのであり、「近所の引っ越し」が悪いわけではない、当たり前だが。大家さんの家で保管されていた唐箕(とうみ)も使わせていただくことになり、軽トラに載せて運んできた。
夕方:冒頭の麦藁敷き、続いてその茄子や近所のピーマン類、ズッキーニ、さつま芋の水やり。同じ畑の一寸蚕豆(空豆)の片付け(葉はもう落ちていて、茎を引っこ抜くだけ)。帰り際に、昨日の田んぼの畦シート埋め込みの続き。昨日ちょっと足りなかったのでそれを買い足して。19時戻り。

あちこちでトラクタの音が途切れることがない。
家のまわりも田んぼばかりなので、夜明け前から日没後まで、重いエンジン音が響いてくる。今年は水が少ないようで、田植え前の代掻きもいっそう手際よくやらなければならないのだろう。うちも20日の田植えが迫ってきた。ぼちぼち代掻きの段取りをしていかなければ。
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田んぼに、畦シート。

2009年06月06日 | 農と暮らしの日記
自給用の稲作の田んぼに、畦シートを取り付けた。
写真、右側がうちの田んぼ。四辺のうち東西のコンクリ畦畔が低めで、深水管理がしにくいので毎年草が抑えきれず、とくに去年は真夏の草取りが大変だったので(というか僕が大変というより、毎朝4時台、暗いうちから草とりに出かけてた、らしい、薫がもうどうにかならんか!ということで)4度目の稲作となる今年、思い切ってシート導入となったわけだ。

で、今日はとりあえず西の一辺、約40m。
高さ500mm×長さ1200mmの波型シート、これは4mmの厚さがあって両端を次々に差し込み連結するタイプ。かなり高価……。1辺で約40枚、思い切った投資です。写真ではシートの左側にコンクリ畦畔が隠れている。今日の作業は、まず畦畔際の地面に鍬で溝を切り(コンクリ畦畔の上辺から30cm、実質約20数cm掘り下げ。二人で約3時間)、そこにシートを次々に落とし込んでは次のを連結、とりあえず土を簡単に戻して固定(同30分)。しっかりと土を戻して均す作業は時間切れのため、また今度。あと、東側はどうしよう。東は畦畔は同じように低いけれど、隣もうちの畑(これです)なので、畦畔の上に被せて畝を立てるようなかたちで土の畦を作ってみようか……など思案中。

なにせシートが高価なので。
実はこのシートよりソフトな巻物?の畦シートの新品ストックを近くの農家さんから「もう使わないから」と頂いたので、それを使うつもりだったのだが、埋め込み始めてみると、コンクリ畦畔の高さを超えてはみ出す部分がどうもふわふわして、しっかり深水にするにはちょっと心許ない感じだったので、急遽変更、ごっついシートを買うことにした次第。もしかすると、元のソフトのほうでもいけたかもしれないけど、一度とりつけたら後戻りができないので、大事をとって。



土曜、昨日の雨が朝もまだちょっと降ったようだ。日中は晴れ、高温。
朝:出荷が少ないから気が緩んだか、起きたら7時過ぎていた。先にごはん。
午前:収穫、出荷少々。終わって昼まで一時間ほど、中途半端な時間になったので、それならと家のまわりの草刈り。刈り払い機をぶんぶんいわせていたら、お隣さんも一緒に草刈りやら樹の剪定やら一緒にやってくださって、うちの子もそちらの子も手伝ってくれて、思いのほか本格的にしっかりきれいになった。ありがとうございました!
午後:上記の畦シート取り付け。とにかくしかし、暑い。雨のあとの青空で、なんだか梅雨明けで真夏が到来したという感じ。今年いちばんの体力消耗。17時過ぎにとりあえず作業終了。
夕方:17時半から水やり少し。昨日の雨で芽の出るものは出揃い、また、活着が遅れていたさつま芋もほとんどは根付いたようだけれど、一方でその雨も生かし切れずに消えかけている芋蔓もあるので、そこを重点的に灌水。別の畑の葱苗のところも発芽を促す水やり。18時半終了、19時から始めての水番。先日下見をさせてもらったところで、今日はそれをなぞる感じで、途中、二股になっているところで水路を切り替える部分は切り替えたり、ゴミがつまっているところはゴミを引き揚げたり。さして問題なく終了、19時半に帰宅。20時前から晩ごはん。

渚と真は土曜だけどバレーが臨時の休みで、わりとゆっくりできたようだ。
梅雨入りは来週後半以降のようす。
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事実上の、梅雨入り?

2009年06月05日 | 農と暮らしの日記
晩ごはんは野菜づくし。
ブロッコリィの茹でたの。湯引きキャベツのちりめんじゃこ和え。豆腐とほうれん草のチャンプルふう。人参のきんぴら。



金曜、予報は曇りところにより一時雨。
朝:5時半から収穫、ごはん。
午前:野菜セット荷作り、じゃが芋掘り少し。11時半から薫が市街配達。その間にトラクタ耕耘を畑1枚(こんなところにその画像が!びっくり)。途中、雨が降り始め、どんどん本降りになってきたけれど、それでようやく土は適湿という感じ。トラクタの進む先は雨で黒々と濡れていても、ロータリが走ったあとは掘り起こされた乾いた土が地表に出てきている。
午後:3月以来いちばん雨足の強い雨。全体の雨量も久しぶりのたっぷり感がある。したがって、机しごと。

夕方:真と一緒に近所の散歩。夕方の散歩なんて何年ぶりだろう。渚はバレー、20時から晩ごはん。

この1週間ほどようやく雨や曇りの日が多くなってきた。
梅雨入り間近と思われるが、天気図がその条件を満たさないらしい。ま、しかし、もうこれからはいつ雨が降るかわからない。事実上の梅雨に入った。



<本日の野菜セット>例
人参、小玉葱、新じゃが、キャベツ、ブロッコリィまたは茎ブロッコリィ、ズッキーニ、島にんにく、などから。
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小麦畑の、片付け。

2009年06月04日 | 農と暮らしの日記
昨日収穫が終わった小麦の畑。
穂先を摘み取ったあとの茎の部分を、刈り払い機で地際から刈っていく。昨日は降雨中断となったので、今日最後まで刈り、ついでにこの畑の畦の草も一辺だけ買っておいた。雨は少なくても草は伸びる。



木曜、曇りときどき晴れ。
朝:5時半から作業場まわりの仕事(収穫した麦の整理など)、ごはん。
午前:収穫、野菜セット荷作り。
午後:稲作用の田んぼの畦草刈り、薫は畦際を鍬で耕起、終わってトラクタで全体を耕起(先日の荒起こしに続いて二回目)。隣の春最後の小松菜、蕪、ほうれん草の畑も耕耘して片付け。小松菜と蕪はまずまずきれいに取りきったが、ほうれん草は発芽が遅く、最後は草に負けてほとんど収穫せずに終了。まあ、季節的にも限界だし、姿はほうれん草でも味は???という感じだし。
夕方:水やりはさつま芋、ズッキーニ、オクラ、空芯菜、葱苗。19時すぎあがり。



<本日の野菜セット>例
人参、小玉葱、新じゃが、キャベツ、ブロッコリィ、ズッキーニ、島にんにく、などから。
※人参は今日から葉を切り落としての出荷。
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小麦、収穫完了。

2009年06月03日 | 農と暮らしの日記
昨日始めた小麦の収穫が、2日目の今日で終了。
というのも当たり前といえば当たり前で、東西40mの畑に条間30cmで11条、約3m、面積でいえば1アールほど播いただけだから。

収穫は穂先を摘むかたちで。
写真の左のほうの列が収穫済み、右側がこれから。1~2列ずつ穂先を手で摘み取ってキャリーに入れていき、端までいったら、残った茎の部分を刈り払い機で地際から刈る。これはすぐ近くの茄子、ピーマンに敷く予定。

作業は昨日を含めて、のべ約8時間くらいか。
僕と薫と、ふたり一緒に作業したのが約2時間半、僕だけであと3時間という計算。ときおりパラついていた雨が、収穫完了と同時に本降りになってきた。小麦が濡れて困るていどの雨で、だけど種播きしたり定植したりした野菜にはたいして恵みにならないという雨では本当に困る。でも、今日は夕方からちょっとしっかり降り始めたので、水やりも中止、小麦はぎりぎりで収穫できたし、上出来の雨。あした出荷する根菜類を収穫できなかったのはちょっと残念だけど、まあ、それ以上のプラスの面がある雨だ。できれば今夜中、しとしとでもいいから、降り続けてほしい。



水曜、野菜セットのない、一週間の中休み。予報は曇り。
朝:5時半から畑の水やり。第2弾のオクラは発芽が始まった。葱苗の追加の種播き。ごはん。
午前:小麦の収穫、全体の2/3ほど終わってちょうど昼頃、雨が降り出したので中断、帰宅、昼ごはん。
午後:雨があがったので、僕ひとりで小麦収穫の続き。夕方終了、同時に雨が本降りになり、急いで帰宅、17時。小麦の整理をしてあがり。
夜:薫はゆうき生協のイベントで、市街で「いのちの食べ方」上映会、スタッフ。
僕と渚、真で晩ごはん。
コメント (4)
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