38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

降ってもすぐ、砂漠。

2009年06月22日 | 農と暮らしの日記
さつま芋の畑の今日、昼下がりのようす。
つい先日も写真を載せたばかりで、その後、管理機で畝間を中耕したけど、とくに大きな変化はない。ではなぜ、この写真?

それは、畑がこのようにカラカラだから。
昨日、梅雨入り翌日以来の雨がまあまあ降ったかなと思ったのに、今日はもう朝から陽が射し、しかも気温は30度を超えたようだ。まるで梅雨明けのような天気。おかげで、せっかく降った昨日の雨が見る間に乾いていき、ご覧の通り。

朝7時台にはトラクタが通常通り使えた。
あれだけの雨が降れば、翌日は土が湿っていて粘土をこねるようになるからトラクタを使うのは翌々日以降というのが普通なのに、今日はもう、5時台に朝の収穫に畑に出たときから、「こりゃトラクタ日和だ」と思った。畑の畝間がまったくぬかるんでないし、ちょっと鍬を入れてみると、表面は黒く湿っていても、中は白っぽい。本当に、まあまあの雨が降ったはずなのだ。それなのに……。草だけは雨のおかげでしっかり出た。だからトラクタ。草のために降ったようなもんだ。



雨上がりの月曜、予報は曇り時々雨。しかし……。
朝:5時すぎから収穫1時間ちょっと、戻って朝ごはん。
午前:7時半からトラクタ耕耘約1時間。追加の収穫約1時間、10時前戻り。セットづくり。終わって正午すぎ、先に昼ごはん。荒代掻きの終わっている田んぼに2時間だけ水を入れる。
午後:13時前から市街と氷見方面に配達、ついでに市役所、新聞屋さん、スーパー、そして運転免許の更新申請に警察署、米糠もらいに米屋さんとまわり、15時帰宅。じゃが芋収穫約1時間。田んぼの四隅均平を手作業で約2時間。19時すぎあがり。晩ごはん。



日中は予報に反してほとんど晴れ。雲は多いが、晴れ間から強い陽射し、高温。
夕方、田んぼの均平作業をしているときに、夕立のようなお天気雨が降り、西の空にきれいな虹が出た。田んぼで泥だらけのところに降る雨はまさにシャワーの心地よさ。その雨はすぐにあがり、日没まで再び強い陽射し。

しかし、夜21時台に少し強い風を伴った雨が約30分。
ブログを書いているあいだにほぼあがったようだ。予報では深夜から明け方まで雨で、その後は晴れて気温は32℃まで上がるという。夜のあいだの雨がどれくらい降るのか。そして、明日の日中、その雨がどれくらい乾いてしまうのか。降ったら1日くらいはどんよりと曇っていてほしい。雨が土にしみ込む時間、あるいは野菜たちが雨水を吸収する時間が、本当にない。3月以来、本当にそういう雨の恵みがない。



<本日の野菜セット>例
人参、新じゃが1~2種類、キャベツ、トマト(ミニ、中玉、大玉)、いんげん(平莢と丸莢)、枝豆(茶豆)、茎ブロッコリィまたはブロッコリィ、やや辛とうがらし、小さい茄子、にんにく・島にんにく、などから。
コメント
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