38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

さつま芋、手除草。

2009年06月17日 | 農と暮らしの日記
さつま芋の現在。
きょう草を取ったので、ちょっとすっきりしている。雨が少ないのに例年より早い時期の草取り。なぜか。それはたぶん、水やりのせいだと思う。雨が少ないから活着するまで毎日のように水やりをしていた。おそらくそのせいで、畝のセンターライン部分、芋蔓をさした点をつないだラインが常に湿った状態になり、そこだけ草が一気に出てきた。それを一昨日と今日、薫とふたりで手除草。なんとかこんなふうにきれいになった。あとは蔓が伸びてくれば、秋の収穫まで1回か2回、除草をすればいいだけ。さつま芋は長期戦のわりに除草が楽な作物といえる。



野菜セットのない水曜。とにかく今日も晴れ。
先週火曜日に梅雨入りし、翌水曜日に3月以来と思われる終日の雨が降って、しかしそのあと1週間は雨なし。雨なしどころか、連日30℃前後の高温である。西条市内でも井戸の水位が下がり、朝夜の3時間のみに給水制限されている地域がある。

朝:5時半からオクラと葱苗の草取り1時間、7時前から朝ごはん。
午前:さつま芋の草取り、ズッキーニの寒冷紗とり。あわせて3時間。
午後:代掻き30分だけ。水がなかなか広がらず。オクラに籾殻マルチ、同じ畑で水やり、あわせて2時間。別の畑で茄子の支柱立てと誘引、同じ畑で水やり、あわせて2時間。
19時戻り、薫が学校の仕事で出かけたので3人で20時前から晩ごはん。



NHKラジオ、朝の番組に出ていたイラン人の女優、サヘルローズさん。
イラク軍の空爆で瓦礫の下敷きとなった幼いサヘルさんを見つけてくれた女子大学生が、のちに育ての親となり、母子で来日。貧困と差別に打ち克って……という感動的な話なのだが、このサヘルさんの育ての母親が、すごい人だなぁと思って聞いていた。サヘルさんが学校でいじめられているというのを聞き、「いじめる人を恨んではいけない。いつかわかってくれる。人を恨んだら、あなたの顔が醜くなる」。この育ての母(元・女子大学生)は、反対する親と絶縁してまでサヘルさんを引き取って育てることにしたそうだが、とすると、この「反対した親」もこんな「母」を育てたわけだから、立派な人だったのだろう。



小学校ではきょう、田植えがあった。
5,6年生が年間を通して行う稲作学習のメインイベントで、渚も参加。例年どおり、ここで使った「八角ころがし」をそのままうちの田植え用に借りて帰った。が、代掻きがまだ全然だ。1週間延期したが、それさえも危ぶまれる……。
コメント
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