38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

田んぼに、畦シート。

2009年06月06日 | 農と暮らしの日記
自給用の稲作の田んぼに、畦シートを取り付けた。
写真、右側がうちの田んぼ。四辺のうち東西のコンクリ畦畔が低めで、深水管理がしにくいので毎年草が抑えきれず、とくに去年は真夏の草取りが大変だったので(というか僕が大変というより、毎朝4時台、暗いうちから草とりに出かけてた、らしい、薫がもうどうにかならんか!ということで)4度目の稲作となる今年、思い切ってシート導入となったわけだ。

で、今日はとりあえず西の一辺、約40m。
高さ500mm×長さ1200mmの波型シート、これは4mmの厚さがあって両端を次々に差し込み連結するタイプ。かなり高価……。1辺で約40枚、思い切った投資です。写真ではシートの左側にコンクリ畦畔が隠れている。今日の作業は、まず畦畔際の地面に鍬で溝を切り(コンクリ畦畔の上辺から30cm、実質約20数cm掘り下げ。二人で約3時間)、そこにシートを次々に落とし込んでは次のを連結、とりあえず土を簡単に戻して固定(同30分)。しっかりと土を戻して均す作業は時間切れのため、また今度。あと、東側はどうしよう。東は畦畔は同じように低いけれど、隣もうちの畑(これです)なので、畦畔の上に被せて畝を立てるようなかたちで土の畦を作ってみようか……など思案中。

なにせシートが高価なので。
実はこのシートよりソフトな巻物?の畦シートの新品ストックを近くの農家さんから「もう使わないから」と頂いたので、それを使うつもりだったのだが、埋め込み始めてみると、コンクリ畦畔の高さを超えてはみ出す部分がどうもふわふわして、しっかり深水にするにはちょっと心許ない感じだったので、急遽変更、ごっついシートを買うことにした次第。もしかすると、元のソフトのほうでもいけたかもしれないけど、一度とりつけたら後戻りができないので、大事をとって。



土曜、昨日の雨が朝もまだちょっと降ったようだ。日中は晴れ、高温。
朝:出荷が少ないから気が緩んだか、起きたら7時過ぎていた。先にごはん。
午前:収穫、出荷少々。終わって昼まで一時間ほど、中途半端な時間になったので、それならと家のまわりの草刈り。刈り払い機をぶんぶんいわせていたら、お隣さんも一緒に草刈りやら樹の剪定やら一緒にやってくださって、うちの子もそちらの子も手伝ってくれて、思いのほか本格的にしっかりきれいになった。ありがとうございました!
午後:上記の畦シート取り付け。とにかくしかし、暑い。雨のあとの青空で、なんだか梅雨明けで真夏が到来したという感じ。今年いちばんの体力消耗。17時過ぎにとりあえず作業終了。
夕方:17時半から水やり少し。昨日の雨で芽の出るものは出揃い、また、活着が遅れていたさつま芋もほとんどは根付いたようだけれど、一方でその雨も生かし切れずに消えかけている芋蔓もあるので、そこを重点的に灌水。別の畑の葱苗のところも発芽を促す水やり。18時半終了、19時から始めての水番。先日下見をさせてもらったところで、今日はそれをなぞる感じで、途中、二股になっているところで水路を切り替える部分は切り替えたり、ゴミがつまっているところはゴミを引き揚げたり。さして問題なく終了、19時半に帰宅。20時前から晩ごはん。

渚と真は土曜だけどバレーが臨時の休みで、わりとゆっくりできたようだ。
梅雨入りは来週後半以降のようす。
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