38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

いまはもう秋、なのか。

2007年09月29日 | 農と暮らしの日記
この秋初めての「いもたき」。
昨年も何度か楽しんだ秋の味。今年はとくに里芋の調子がいいので、いもたきが楽しみだったのだが、ようやく今夜、仲秋も過ぎての土曜の夜に実現した。青いのは小松菜。もう少し秋が深まると、藤田家族の大根、人参も入ったにぎやかな鍋になっていく。



土曜の今朝も6時収穫開始。
予報どおり小雨が降っているが、野菜セットがないので出荷作業はさっさと済み、スーパーへ。今日は渚が同乗している。というのは、小学校の宿題で、「産地しらべ」なのだそうだ。ここは”業者”の特権で、開店前の店内を一緒に歩いて調査完了。

学習のねらいは、どんなことなのだろう。
私たちの食べものはいろんなところから運ばれてきています、みたいな要素もあるのだろうから、それも踏まえて、野菜・果物、肉、魚の売り場を見て回る。あまり「外国産がずらり」というのを強調するのも偏っていていけないと思いつつ歩くが、実際、外国産は目立つ。アメリカ産のブロッコリィ、台湾産のメバチマグロ、デンマーク産のボイル海老……。せっかく「愛媛産アスパラガス」を見つけたと思ったら、その隣のホワイトアスパラは「タイ産」だったり。「きのこサラダ」のラベルには群馬、長野、北海道、カリフォルニア、韓国が大集合していた。買わなかったけど旨そうだったのは、「宮城・三重産さば1本198円」と「新居浜産天然真鯛」(小鯛)。



戻って、納屋や作業場の片付け。
始めれば30分ほどなのだけれど、雨の降るこんな日でもないとなかなか取りかかれない。昼まで机しごと。

午後、雨があがったので畑に出る。
最後に残っていたトマトの支柱その他の片付け。誘引ひもを解き、支柱を抜き、畝の草を抜く。約3時間、イヤホンで携帯ラジオを聞きながらの作業で日没終了。明朝少し忙しいので、目を凝らしてピーマンとオクラを収穫して帰る。

明日で9月も終わり。
今日は雨模様で肌寒いくらいだったが、来週はまた晴れて「真夏日」に戻るそうだ。10月に真夏日。最低気温20℃、最高気温30℃。風邪をひくのに最適な初秋である。
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