38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

播種続き、雨は降らず。

2007年09月13日 | 農と暮らしの日記
本日の野菜セットの例。
写真のセットは茄子やじゃが芋が多めに入っており、通常の「大セット」(1800円前後)より少し高め、2000円をちょっと超えている。中央がピーマン、その上が長茄子、茄子で以下時計まわりに、じゃが芋(メイクインとキタアカリの小芋)、里芋、さつま芋、人参B品、万願寺甘とうがらし、赤と緑のオクラ、つるむらさき、空芯菜、ゴーヤ。

一見、充実したセットに見えるかも。
でも実際は”端境”に苦しんでいる。夏の充実した時期のセットと比べると、トマト、胡瓜、枝豆などがなく、オクラやししとう類や葉もの(空芯菜、つるむらさき)も収量が少なくて振り分けるのに苦労する。いま豊富なのは茄子、ピーマンくらい。この時期を狙って播いたいんげんや地這い胡瓜はまだ調子が出ない。

ただ、今年は芋類が早い。
去年の経験から9~10月の端境期に芋類があるとかなり楽だという実感があったので、さつま芋も里芋も早めに収穫を始められるように段取りしていた。それがなんとかうまくいき、救われているというのが実際のところ。



また日記をためてしまったので、まとめ書き。
いずれも午前中は収穫と出荷中心。日の出がますます遅くなり、今週は収穫に出るのが5時半を過ぎている。

9/10(月)
午後、大根、水菜、玉葱の種を播く。玉葱は極早生の育苗。日没まで人参の除草。

9/11(火)
出荷のあと、昼まで人参除草。午後、レタスの種播き(育苗)。今週出荷用のさつま芋、里芋の収穫。日没前後に大根、人参の水やり。

9/12(水)
出荷のあと昼まで、トラクタ作業、里芋の調製(親芋から外したり根っこをとったり)。午後、白菜の直播き、ブロッコリ定植、玉葱の種播き(極早生・育苗)。日没前後に水やり。安部首相、辞意表明。何事も健康第一である。

9/13(木)
午後、大根の虫とり、人参除草のあと、播種直後のアブラナ科野菜に寒冷紗張り(虫よけ)。大根、白菜は支柱でトンネル型に、小松菜、小蕪などはとりあえずベタ掛け。日没前後に水やり。9月播きの人参はとくに水が必要なので用水から水を流し込み、畝全体を湿らせる。



毎日のように出る「ところにより雨」がまた外れつづける日々。
9月に入って雨が降り始めたと思ったら、すぐに青空の残暑が戻った。今週末は雨が続く予報だが、さてさて。台風の進路もやや遠いか。
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