38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

青空出店、雨にも負ケズ。

2010年03月07日 | 農と暮らしの日記
本日開催、青空マーケットに出した「藤田家族、早春の菜園ランチプレート」。
これに蕪&玉葱の温かいポタージュスープがついて600円、限定30食はおかげさまで完売でした。青空マーケットは前回の「オーガニックマーケット」と同じく笑呼心製作所の主催で、藤田家族は2度連続の出店。ただしこの季節は端境期で「売り物」の野菜がかなり少ないので、“畑係”の僕はサブにまわり、“台所係”の薫が中心メンバーとなり(って、ひとりですが)、写真のランチプレートのほか、人参スコーン、玄米粉、野菜ごはんのレシピ集、それから長崎のお友達から「ぐるぐる暦」まで取り寄せての委託販売……と、野菜以外でいかに儲けるか!にチャレンジ。

細かく見てないけど、薫担当商品でたぶん野菜の十倍くらいの売り上げ。
つくづく、素材そのままより加工品や調理もの、人脈を生かした関連商品……は強いなと実感した一日である。というか、ほぼ徹夜でごはん炊いて、おかず作って、スコーン焼いて、玄米粉の袋詰めして、POP書いて……という働きぶりなら当然? 僕は普段通りの睡眠時間だったので。睡眠時間と売り上げは反比例するのか!? 計算してみるか。いや、計算なんかどうでもいいから、単にもっと働けばいいのか!? 自問自答してみる。いや、しなくていいから、働けって!



会場では今日も多くの方たちに出会った。
日頃のお客さん、食や農関係(出店者含め)、初対面だけど僕たちのことはどこかで知ってくださっている方々、などなど。あいにくの雨だったけれど、体育館の中で(当初予定の丹原総合公園内)こじんまりと空間を共有してのマーケットも、なかなかいい感じでした。ご来場のみなさん、出店のみなさん、野島さんはじめ主催の笑呼心研究所のみなさん、ありがとうございました。次回の開催を楽しみに(野菜づくりに励みます)。



日曜、青空マーケット当日、ほぼ終日の雨。
朝:6時過ぎからごはん。渚はバレーボールの練習試合で香川の善通寺へ。
午前:荷作りして7時半すぎ出発。真はバレーが休みなので3人で。ハコバンは2人乗りにして後ろを全部あけてあるとかなり荷物が入るのだが、一人増えて3人乗ると、とたんに荷室が狭くなる。空間のかたちがいびつになって、無駄が多くなるのだ。が、なんとか詰め込んで。8時すぎ会場着、搬入、9時にマーケット開店。
午後:15時の閉店を前に、明日の収穫がある僕たちは14時頃から片付けを始めさせてもらう。15時半頃、帰宅、片付け。16時すぎから収穫、18時前戻り、渚も帰ってきたのでお迎えに行き、19時前から晩ごはん。



今日はほぼ終日家を開けるので、温室の管理に悩んだ。
天気予報は曇り時々雨という感じだったから、その通りならドアをしめて出かければいいのだけれど、日が差してきたりすると途端に温度が上がってしまうので、少しは開けておいたほうが安全。ということで、ドアは片方だけ開けて、中のトンネルも“半掛け”で。これなら、日が全く差さなければかなり寒いけど許容範囲、日が差してきたらだいぶん暑いけど許容範囲、という見積もりで。結局、日差しは全くなく、ほぼ間断なく降り続いたから、理想温度よりはかなり低くなってしまったけれど(苗のまわりの室温が最低10℃くらい)、まあこれくらいならたぶん大丈夫だろう。



それにしてもよく降る。
出がけに見回りの感じで寄ったうちの畑の1枚が、脇を通る水路のオーバーフローでほぼ8割がた水没しているのを見つけてしまったけど、ここはこういうことがたまにあるからしょうがない。それよりも、この時期にこんなに降ってしまって、水の必要な時期に降らないというのがいちばん心配。ま、心配というか、なかばそうなることは織り込み済みで、溜息まじりに、先手先手ということしかないわけだけど。
コメント
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