38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

トラクタ、ついに「所有」。

2010年03月29日 | 農と暮らしの日記
なんだか大げさな撮り方ですが……。
本日納車、就農以来初めて「所有」するトラクタ。これまでは近所の方のヤンマーの14馬力をお借りしていて、というより、前の家では常にうちの敷地内に置かせてもらっていたし、いまも、その方の敷地に置いてあるのを使いたいときに勝手に持ち出して(乗り出して)という形で、しかも僕のほうが何倍もの頻度(時間も)で使うので、ほとんど自分のものみたいな感じで自由に使わせていただいていた。

しかし、そろそろ、ということで。
やはり昨春引っ越してからそのトラクタのところに行くのが少し遠くなったのと(ま、軽トラで数分なのですが)、少し年代ものでもあるので、このまま僕が酷使していると故障の頻度が高くなってきそうで(就農以来の4年間ですでにそのヤンマーのを中古で買えるのではないかというくらいの金額を修理に使っている)、そうなると使いたいときに使えなくなる事態が起きやすく、もしも忙しい時期(ちょうど今頃や田植えの6月、秋作が本格化する9~10月頃など)に“重症”になって修理に時間がかかるようなことになると、“代車”を急いで手当しなければならず(僕の仕事のためにも、貸してくださっている方の仕事のためにも)……というようなことを考え、昨秋くらいから本気で探し始めていた。

それで、このたびよい縁がありまして。
ご覧のとおり「イセキ」で、19馬力。ロータリ幅1300mm。おそらく10年前くらいの型。アワーメーターはもう少しで800時間。ひと通りの動作確認、不具合箇所の部品交換済み。ロータリ爪、タイヤは現状。価格はたぶん同程度の品の相場並みと思われる。売主さんはどうやら市内の方でおそらくワンオーナー。購入したメーカーの販社に戻し、それを僕が受け継いだかたち。大切に使わせていただきます。



月曜、晴れ。
朝:7時前にごはん、市街に出て保育園納品。スーパー出荷は品不足でしばらく休み。
午前:野菜セット荷作り、市街・氷見・小松方面に配達。
午後:13時に冒頭のトラクタ納車。近くの田んぼまで運んできてもらって試運転、操作法を少し教わる。後半は人参、葱の水やり(催芽)、明朝出荷ぶんの収穫。

<本日の野菜セット>例
人参、里芋・じゃが芋のいずれか、葱、春大根、春キャベツ、ほうれん草、小松菜、蕪まびき菜、小さいレタス組み、菜の花、などから。
コメント
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