38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

じゃが芋発芽、しかし降霜。

2010年03月27日 | 農と暮らしの日記
出たばかりのじゃが芋の芽が霜にやられている。
今朝の霜は予想されていたけれど、かなり強かったようだ。2月に植えてなかなか芽が出なかったじゃが芋が、ようやく発芽し始めたところに降霜。この3月の多雨でどれだけの芋が腐らずに残っているだろうと思っていたが、この2~3日でけっこう発芽しているのを見ると(霜でやられていることはとりあえず脇に置くとして)、芋というのは本当に強いものだなと感心させられる。



土曜。渚も真も終日バレーボールの練習で、薫もその当番。
朝は0度前後まで気温が下がった。家のまわりの田んぼや麦畑も真っ白。開きかけていた桜はこんな霜の朝、どうなっているのだろう。

朝:7時前にごはん。
午前:市街に出て保育園、スーパー。戻って温室内の整理。苗の面積が広がってきて、種播きなどの作業をするスペースを最低限にしなければ苗の置き場がなくなってしまうので。種播きのときに使うコンテナや苗箱、ポット類などをいったん温室の外に出し、その跡を整地して苗置きスペースとして確保。種播きの作業場所は1平米ほどにまとめた。雨でもなければ温室の外でやればいいし。

午後:人参と葱苗の水やり。
一昨日まで3日連続でかなりの雨が降ったけれど、畝の表面はもう乾いている。植え付けた苗や、あるいは深めに種を播く野菜類なら日が落ちれば湿り気が戻る程度の乾き方なら大丈夫だけど、人参や葱のように発芽に光が必要で覆土を薄くしてあるものは、やはり常に湿った状態にしておきたい。実際にどれくらい乾いてしまうと発芽しないのか、まだまだ経験が足りないから、どうしても「念のため」ということで作業量が多くなってしまう。

帰りに、人参の収穫。
週明けに出荷する分をまとめて。いよいよ冬の人参も残り少なくなってきた。量的には4月に入って1週間ほどは出せるくらい残っているが、人参の状態が例年になくよいので(髭根が少なく、腐りもほとんどない)、急いで出し切らなくても温存して少しでも長くセットに入れられるようにしたほうがいいのかなと欲が出てしまう。そういうことを考えなければ、この冬の人参は量の面でも質の面でも出荷の実情にぴったりマッチしてくれたように思う。



それにしても今朝は寒かった。
日中は日が差してぽかぽか陽気だったから、いわゆる「花冷え」のイメージとは違うように思う。いずれにしてもしばらくは傘マークがないのが幸い(次の雨は4月1日頃の予報)。いまはまだ降らなければ水やりする余裕があるから、いよいよ春夏作の本格的な畑仕事が始まるこの時期は、晴れが続いてくれるほうが何倍も助かる。
コメント
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