38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

葱から、新玉葱へ。

2010年03月30日 | 農と暮らしの日記
極早生品種の玉葱、いわゆる新玉葱。
今日の野菜セットでついに冬の葱が終わり、今週後半からはこの新玉葱に移行する。いや、別に「葱→新玉葱」と移行しなくても、どちらも一緒にセットに入ってもいいし、1週おきに交互に入ってもいいのだけれど、この冬は葱が品不足気味で、この新玉葱がある程度大きくなるまで葱を小出しにしてつないでいたので。

新玉葱がふんだんにあれば……。
そうすれば、冬の葱を出し惜しみすることなく調子のよい間にどんどん出してしまって早々に(=新玉葱が世間一般的にも貴重な季節のうちに)「移行」すればいいのだが、玉葱のほうもまた品不足気味ということで、こんなふうに苦しみながらのリレーになる(=新玉葱を見ても珍しくない季節になってしまっている)。もう、藤田家族の畑と野菜は常にこんな感じ。



火曜、晴れ。子どもたちもすっかり春休み気分。
渚は昨日、少し熱を出して寝込んだ。年度末ということもあり学校もバレーボールもいろいろ忙しくあちこち飛び回っているなと思っていたら、休みで少しほっとしたところで風邪ひき、とてもわかりやすい。「健康的な寝込み方」という気がする。
朝:7時前にごはん、市街に出て保育園納品。
午前:セットづくりの前、日の上がった8時半頃から人参催芽の水やり。雨も多い3月なのに、晴れたら乾燥もひどく、また風もあるので畑の表面近くはすぐに乾いてしまう。荷作りして11時すぎに出発、新居浜方面配達、13時戻り。昼ごはん。
午後:14時頃から冬の畑の片付け(草刈り、葉の花刈り、トラクタ耕耘など)、18時半あがり。

<本日の野菜セット>例
人参、里芋かじゃが芋、葱(今季最終)、春大根、春キャベツ、小さいレタス組み、ほうれん草、小松菜、蕪まびき菜、まんば、菜の花、フーチバー(沖縄よもぎ)、などから。

3月は野菜セットの数がおそらく過去最高。
出荷の多い月・火で始まり月・火で終わったことが主な要因(単なる区切りのめぐりあわせ)なので、経営的に特段何かがプラスになったというようなわけではないのだけれど、この端境によく出したなとは思う。かなり使いにくい内容になってしまったセットを楽しんでくださり、支えてくださったみなさまには、あらためて感謝申し上げます。
コメント
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