38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

3月、はじまりは雨。

2010年03月01日 | 農と暮らしの日記
貯蔵用の玉葱の畑。
薫がせっせと草をひき、ひいては稲藁を敷いて収穫までの草を抑え……という段取りで左から2列は敷き終わり、真ん中は草をひくところまでは終わっていて、右の2列はまだこれから草をとらなきゃ、という段階。写真の右上隅のほうの緑濃いところは小麦。

その玉葱、このところ葉の色が見違えるように濃くなってきた。
肥料をどんどん吸収しているのだろう、そしておそらくこれから日ごとに大きくなり始めると、とたんにまた葉が黄色っぽくなっていく。さっそく肥料不足だ。たぶん。でも、あまり大きくなりすぎずに固く締まった玉葱になってくれたほうが貯蔵性は高いようだから、肥料ぶくれするよりは、それくらいのほうがいいのかもしれない。大きくなってしかも貯蔵性もよい、というのが理想だけど、このあたりかなり志が低い藤田家族である。いつもながら。



月曜、今日から3月、とたんにまた雨。
朝:6時半過ぎからごはん、7時半頃に市街に出て保育園とスーパー。
午前:8時過ぎからセット荷作り。12時過ぎ出発、13時半頃戻り。ごはん。
午後:温室の整理を少ししてから、雨中の収穫約2時間、17時頃戻り、大雑把な仕分けと調製1時間。18時あがり。



温室での育苗が始まったので気ぜわしい。
今日は昼過ぎから雨の予報で、だけど午前中は時折日が差してきて、締め切った温室はすぐに温度が高くなる。といってドア1枚でも開けておくと、曇った時にすぐ気温が下がる。いまは育苗初期で、とくに午後に日差しがない予報だと夜温を確保するためには夕方にならないうちに温室内に太陽熱を貯め込んでおく必要があるのだけれど、今日みたいな天気だと、いつ温室や内部のトンネルを締め切ってしまうかの判断が難しい。家の敷地内に温室があってこれだから、家から離れた場所で温室の管理をしている人たちはすごいなと思う。

<本日の野菜セット>例
人参、じゃが芋、青首大根、大蕪(最終)、水菜、ほうれん草、小松菜(やや固い)、各種の菜の花、茎ブロッコリィ、リーフレタス、などから。
コメント (2)
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