38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

しまった、しまった。

2006年04月22日 | 農と暮らしの日記
午後から雨の予報。
畑の仕事は朝のうちに進めておくことにする。

朝食後、真と一緒に幼稚園近くの畑へ。
ヤーコンとキクイモを里芋の畝の続きに少しずつ植える。隣の田んぼではトラクタが動き始めたので、僕もコンクリート畦畔際で目立ってきた草を鍬で刈り取っておく。

昼まで、子どもたちとちんげん菜の間引き。
まだ3~4cmほどで、独特の根もとのふくらみもないけれど、小松菜とは見分けがつくような姿になってきた(写真は左が小松菜、右は「べか菜」)。お昼になり、ちょうど雨も落ちてきたので、急いで帰宅する。

午後は本降りとなり、温室で作業。
昨日に続いてトマトの鉢上げ。さらに西瓜を2種類、ポットに播く。それから渚の誕生日に贈ったひまわりの種を播く(直播きより育苗のほうが生育が確からしい)。



今日は「しまった!」が2つ。
稲作用に使わせていただく予定の田んぼを通りかかると、なんと耕耘されている。かなり草が伸びてきて、この週末にもトラクタを入れなければ……と焦っていたところだったので、もう貸してもらえないかも……。取り急ぎ、仲介してくださっている方に電話でお詫びと問い合わせとお願いをしておく。

もうひとつは、さつまいも。
今年は種芋から苗とりするのは無理なので、そろそろ苗の購入を手配しておかなければ……と思っていたのだが、きょう種苗会社などのカタログ類を見てみると、どこも20日が注文〆切となっている。焦って電話をかけても、土曜休日。地元の種屋さんである程度は手に入ると思われるが、品種は思い通りにはならないだろう。やはり、気になっていることはすぐにしておかなければならない。



約1週間ぶりの雨に、ほっとする。
先週定植したキャベツ類や葱の苗、葉ものなどもかなり乾き気味だったので、ありがたい。しかも、しとしとと穏やかな降り方で、ようやく葉が広がってきたレタス類にも優しい雨。

雨は明日未明にあがる予報。
気温も上がり、草も勢いづくに違いない。
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トマトの移植、続く。

2006年04月22日 | 農と暮らしの日記
晴天ながら風の冷たい一日。
暖かくなったとはいえ、まだ4月。果菜類の定植にはまだ早いというのがうなづける陽気だ。いまのうちにボカシ肥を仕込めるだけ仕込んでおきたい(写真)。

主に温室内での作業。
胡瓜をポットに播き、昨日に続いてトマトの第2シリーズを移植。トマトは本葉の3枚目が顔をのぞかせている程度で、草丈5~8cm。葉が込み合ったセルトレイからポットに移してやった途端に、それまでとは大きさがまったく違い、堂々として見える。ゆったりした空間を得た瞬間、「羽を伸ばす」ように全身の筋を伸ばすのだろうか。

午後、家族みんなで近くの自転車屋さんへ。
渚の誕生祝いの自転車は大阪の両親からのプレゼントで、あらかじめ本人がカタログで選んだものに3段変速ギアを追加しておいてもらった。流行のMTB型ではなく街乗りタイプ。柔らかい曲線が美しい。大きめのサイズなので足の接地がぎりぎりだが、じきにぴったりになり、やがて窮屈に感じるときが来る、のだろう。

夕食は薫が一日フル回転して準備し、ささやかな祝宴。
いつもの蛍光灯を白熱灯に付け替え、ビル・エバンスのカセットをかける。子どもたちの大好物が並び、デザートは苺のタルト。

週末は待望の雨が「少し」降る予報。
夏に向けての段取りを整える時間が欲しい。
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