38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

温室整理、筍三昧。

2006年04月23日 | 農と暮らしの日記
日曜の朝は、まだどんよりとした雨上がり。

薫と子どもたちは筍掘りのイベントに出かける。
留守番の僕は午前中、温室内の片付け。苗の配置を整理し、仕込み中のボカシ肥、保管中の米糠や牛糞堆肥、育苗ポットなど諸々をレイアウトし直す。

こうして空いたスペースに、管理機を入れる。
温室内でガソリンを燃やすのは気がひけるのだが、窓を全開してエンジンをかける。2月までは普通の畑だったのが嘘のようにハウス内の地面はかちかちに固まっており、何度か繰り返して耕耘。1m幅×7mほどの畝ができた。

午後、晴れ間が広がり気温も上がる。
幼稚園近くの畑に行き、畦畔の上や際を鎌や鍬で除草する。市郊外の山裾にあるこの辺りは緩やかな丘陵地なので、高低差の程度は様々ながら田畑の1枚1枚がほぼすべていわゆる棚田状になっている。そして、その畦畔には石積みのものが多く残っており、住宅が増えつつあるこの地域の風景に、まだのどかな山里の趣を加えている。

夕方、茄子の苗の移植。
2月に播いて鉢上げした苗がそろそろ窮屈そうなので、5月の定植までもうひと回り大きいポットで育ってもらう。田の土ベースで作った培土が足りなくなったので、途中終了。

夕食は筍三昧。
堀りたてを現地ですぐに茹でていただいたものは柔らかく、わかめと薄味で煮たのがとてもおいしい。筍ご飯は、この時期何度食べても飽きない。

明日も晴れが続く予報。
朝から忙しくなる。
コメント
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