さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

年末を睨んで?始動 矢吹正道「現役続行」へ

2021-09-30 14:52:18 | 中部ボクシング




殊勲の王座奪取にもかかわらず、今後について微妙な発言もあった矢吹正道ですが、現役続行の意思を固め、トレーニング再開、とのことです。

試合翌日、どこかで見た記事では、ある年末の大イベントが実現するなら、初防衛戦がそこに組み込まれるのでは、という観測も語られていました。
もちろん、まだ正式発表はないですが、そのメインイベンターたる選手は、すでにトレーニングキャンプに入っていて、その様子が伝えられています

寺地拳四朗がわずか12日の延期で矢吹戦を闘う決断をした背景には、このイベントに出場したかったがためではないか、という推測もあるようですが...だとしたら、運命の皮肉というのかなんというのか。
もっとも、成り代わってこのイベントに矢吹が出るとしても、もし強敵相手の大きな試合だったら、準備期間はけっこうギリギリなのかもしれませんね。
先の試合、拳四朗の反撃はかなりの厳しさで、瞼の腫れのみならず、相当ダメージも負ったことでしょうから。
まあ、どんなカードになるのかも含め、詳しいことは何もわからない段階です。良い状態であれば、誰と組んでも面白いでしょうが。はてさて。



あと、昨夜、拳四朗、矢吹戦のドキュメントが関西テレビで放送されました。
その内容について、記事がありましたんでご紹介。

長谷川穂積の激励は、心底から言わずにおれなかった、ということでしょうね。
また、当の敵たる矢吹正道の言葉に込められた思いも...あれほど激しく闘った直後に、この言葉が出るんですから、ボクシングというものは...という。


勝敗はひとたび、明白に切り分けられ、それでも勝ったからといって、安穏が許されるわけではないし、敗れた方が再び起つために払わねばならぬ労苦は、当然のこと、膨大です。
しかし、それでもなお、それぞれに過酷な今後を乗り越え、この二人が再度、相まみえることがあれば、やはり、その闘いから目を離すことは出来ないでしょう。

果たして、その時が来るのかどうか。とりあえず、勝者は動き出しました。



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