さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

サウジマネー、カネロvsクロフォードには投じられず アルシャイフがX投稿

2024-08-06 18:17:51 | 海外ボクシング


サウジアラビア娯楽庁、トルキ・アルシャイフのX投稿。
カネロ・アルバレスの試合について、関与する意志が無いことを表明しました。


カネロの試合にはこれ以上求めるものがないので、無視すると決めた。
それに変わり、クロフォードのより大きな試合に注力する。
ジャロン・エニス、ヘイニー、シャクール、バージル・オルティス、アンダーソン、ベナビデス、セペダなどの試合を支援する。
ティム・チューについては、彼のチームとのコミュニケーションが不明瞭なため、再検討する。
今後は9月21日、ウェンブリーのリヤドシーズンカード(ジョシュアvsデュボア)、10月12日(ビボルvsベテルビエフ)、12月21日(ウシクvsフューリー再戦)、さらに来年最初の四半期に別のビッグカードを作る。


どうやら、サウジマネーがカネロvsクロフォード戦に投じられる、ということはなくなったようです。
他の情報を見てみないとわかりませんが、カネロはトルキ・アルシャイフが関与する試合には出たくないのでしょう。
大金積まれて望まない試合をするのは嫌だし、現状のように、やりたい相手を好きに選んでも、良い稼ぎにはなっているのだから、そちらを選択したのでしょうね。

カネロはまあ、そんなところで驚きも無いですが、クロフォードにしたら辛いところですね。
カネロ戦で大金を稼ぎたい、と臆面も無く言っていたわけで、それが無くなる。しかもアルシャイフが、他の大きなカードを組むと言っていますが、誰とやってもカネロ戦で見込んでいた条件が出るかというと、疑問ですね。
今回の試合はまだ見ていませんが、体格面で当然苦しいところが見えたという話ですし、まさかその上で、例えばセバスチャン・フンドラと組むのか、という。
こんなことなら、ベストのウェルターで、機嫌良くジャロン・エニスの挑戦を受けておいた方が、色々と納まりが良かったのではないか、と思いますね。
ひょっとすると154ポンドで、このカードが組まれる可能性があるかもですが、それがクロフォードに幸いするとも思えませんしね。



さらに、他の情報だと、カネロはベルランガ戦の次、日本で闘いたいとのことです。陣営がコメントしたのだとか。
しかし、日本のボクシングファン、さらに言うなら実際に高額のチケットを購入する層の中に、カネロが来日する、やったー、と喜んで会場に足を運ぶ人が、果たしてどの程度いるものやら。
仮に井上尚弥の防衛戦(ドヘニーを下せば、次はアフマダリエフ?)と抱き合わせ、ということなら、大観衆の前で試合も出来るでしょうが。
或いは村田諒太が現役で、彼と対戦するとなれば。

しかし村田が引退した今、仮に井上の興行にカネロのカードが入ると言われても、それは別にあってもなくても構わない、むしろ余計な負担がかかるなら邪魔。
私個人の思いはそういうところです。
これが往時のゴロフキンとか、本当に世界の王者として仰ぎ見る存在ならば別ですが、カネロみたいな奴に出しゃばられてもね、という。

あ、ひょっとしたら、ボクサーじゃ無い人とエキジビションをやる、という話なんですかね?
そういうことだったら「あっしには関わりのねえことでござんす」の一語で済みますが(笑)。はてさて。


コメント (3)
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