さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

姫路の大逆転劇~江口啓二、劇的KO

2007-03-25 22:10:04 | 関西ボクシング
今日は、楽しい楽しい観戦の日\(^_^ ) ( ^_^)/
ということで、姫路市立中央体育館に行ってきました。

昨日からの雨も止み、なかなかの好天。
姫路駅で昼飯にきつねうどんをしばきあげて、
山陽電鉄に乗り換えてひと駅、「手柄」駅下車。
桜並木は全然でしたが、緑豊かな公園を抜けて、いざ会場へ。
二階席の、けっこ正面の席に座れました。


試合は姫路木下の4回戦ボクサーが、いきなり破竹の3連敗。
なかなかにさい先の悪いスタートダッシュでした(^^;)

しかし8回戦からは、昨秋、京都の「エエ選手製造工場」WOZジムから、
3年連続となる全日本新人王・大崎丈二を破った「姫路のウィテカー」西尾彰人が登場。
なかなかオトコ前なことに、今回、その大崎とのダイレクト・リマッチに臨んで、
またも巧さを見せて6回負傷判定ながら勝利しました。

これで流れが変わった?か、お馴染み金井昌聡(ライト級プラス3ポンドでした)、
そして川端賢樹がタイ人を情け無用の試合振りで倒し、メインへ突入。


1位の氏家福太郎は、紆余曲折を経てここまで這い上がってきた筋金入り。
しかし序盤気合いが空回りか、いかにも固く、柔軟な動きの江口に翻弄されます。
江口は緩急を付けたボディーワークで上手くかわしては左アッパーを再三決めていました。

しかし2R終盤から波乱。快調だった江口が、氏家の左アッパーでダウン。
ゴングに救われるも、3R序盤に右を食って簡単にダウン。
えらいことなってしもた~、と思っていたら、
徐々に反撃した江口が、終盤にロープ際で左(フックかアッパーか)を決めて
痛烈に氏家を沈めました。すごい大逆転でした。

とにかく、あまりに劇的な勝利に場内大興奮、江口はリング上をいつまでも走り回り、
どうじゃーと場内に大見得を切り倒す(^^;)
対する氏家は、その騒ぎが収まったあと、場内四方に礼をし、
江口と健闘を称え合ってリングを降りました。

勝敗明暗のコントラストは、いつも鮮やかです。
しかし、その背中に、地元姫路の観衆からも「氏家、強かったぞー」と、賞賛の声がかかりました。
こういうときが、ボクシングファンで良かった、と心から思える瞬間です(^^)


とりあえずそんなことで江口防衛なりまして、
姫路木下ジム全体でも7戦4勝3敗。
こちらも逆転で勝ち越しが決まったわけです(^^ゞ
とりあえず、ようございました。

と、いうことで、なかなか楽しい日曜日、楽しい観戦でした(写真はこちら)。
やっぱコレやね、という感じです。


追記:会場で、「姫路木下ジム公式ソング」とやらのCDを売ってました。
試合前は「誰が買うんや、そんなん」と冷淡だった私ですが、
帰りに勢いで一枚買ってしまいました...(^○^)


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