さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

4団体統一は、どこでも山あり谷ありで ウシクフューリー延期、ベテルビエフとビボルは決定

2024-02-05 00:03:19 | 海外ボクシング




良い知らせと悪い知らせが相次ぎます。
4団体統一戦ふたつの話題ですが、ヘビー級のオレクサンドル・ウシクvsタイソン・フューリー戦、もうそろそろDAZN日本でも「ナンボ」するのか知れる頃、と思っていたら、フューリーの負傷により、延期とのこと。





傷の具合はこないな感じ、らしいです。






一時、2月17日にウシクが他の選手...IBF1位フィリップ・フルコビッチと対戦するような話も出ていたようですが、それはなくなったとのこと。
サウジの王族もなかなかえぐい、これをウシクにやらせて、その上で5月にフューリーとやらせるつもりなんやろうかと、他人事ながら一瞬背中が冷たくなりましたが...。

見えないところでどのような「攻防戦」があったのかなかったのか知りませんが、無理な話はなくなったようで、結構なことであります。
サウジの王族であろうと、何もかも思うには任せない、ということです。
それは同時に、4団体統一戦というものの困難、でもありましょう。井上尚弥もスーパーバンタムでは怖いくらい「すんなり」行きましたが、バンタムではもう、語るのも疲れるような経緯がありましたしね。



で、もひとつ、こちらは良い話の方で、ライトヘビー級のアルツール・ベテルビエフvsディミトリー・ビボル戦が決定。






6月1日、サウジ開催。
歴史的に見て、この階級で最強を証明しても、ヘビー級王者への挑戦切符程度にしか見られていない感がある、不遇のクラスですが、合間にクルーザー級が新設されて40年以上経ち、このクラス独自の価値が、逆に確立されてきたような気もします。
この一戦が、それを目に見える形にしてくれるのでは、という期待があります。

また、アメリカでの商業的価値なくばビッグカードにあらず、という従来の常識を、サウジマネー参入でもって、一時的にではあっても覆す、という点でも、画期的な試合になるかもしれませんね。
展開次第...というか、両者の状態次第で、この世のものとも思えない激闘にも、同じく大凡戦にもなり得るカードですので、どちらの目が出るものか、良い目の方が出てくれますように、と願うばかりです。


あと、これもDAZNなんですかね。
トップランクも噛んでいるなら、WOWOWの方でやってもらいたいなあ、と思いますが「受け持ち」は後日録画放送、なんでしょうかね...。
まあ、この辺の棲み分けは、年度をまたげば、よりはっきりすることかと思われますが。



コメント
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