日本初、アジア二人目のリングマガジン、ファイター・オブ・ザ・イヤーとなった井上尚弥のインタビューが、近々リングマガジンに掲載されるようです。
"I'm planning on fighting 3 times this year. I'm sure these 3 fights will take place at super bantamweight, probably in May, September and December. When to move up to featherweight will depend on how I & my body feel next year." Naoya Inoue interview coming soon at @ringmagazine pic.twitter.com/jHT9dt8nK6
— Daisuke Sugiura 杉浦大介 (@daisukesugiura) February 6, 2024
お馴染み杉浦大介記者によるもの。
先頃まで日本に滞在していて、大阪のダブル世界戦も観戦されていたようです。
YouTubeでも見ましたし、色々と忙しいみたいです。
リング誌、電子版購入しようかなあ。
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ところでスポーツのみならず、ストリーミング配信の世界は競争激化のまっただ中ですが、アメリカでけっこう大きな動きがあった模様。
Fox Corp.、Warner Bros. Discovery、Disney の三社が、この秋頃にサービス開始を見込んで、合弁会社を設立する、とのことです(名称未定)。
要はケーブルテレビからストリーミング配信へと比重を移すにあたり、大手三社が、最近スポーツにも進出してきているAmazonやApple、NETFLIXとの競争に勝つため手を組んだ、というところでしょうか。
これによりアメリカのメジャースポーツ、アメフト(
で、肝心の(笑)ボクシングですが、ディズニー傘下にESPNが入っているので、トップランク興行がこの新会社のコンテンツになるはず、です。
従来のESPN+というのは、CATVのESPNでは流れないコンテンツを、言えば補完的に配信するものだったようです。
ESPNには、独自のストリーミング会社設立の噂もあったらしいですが、より大きなビジネスに参画する形になりました。
今後、当然メインコンテンツもストリーミング配信されるようになりましょう。
井上尚弥や、拳四朗、中谷などの試合も、TVとネットで分け隔て無く配信されるようになるわけですね。
井上の試合なんかはもう、そうなっているんでしたっけか。
あとは、WOWOWエキサイトマッチにおける、トップランク興行放送への影響があるかどうか、が気になるところ。
ただし、事業規模がかなり大きく、独占的であると見做されたら、政府が簡単に事業承認するものかわからない、という問題がひとつ。
また、料金も高額になる懸念があり、さらにスポーツコンテンツに特化した合弁会社なので、その方向性がどの程度広範に支持されるものかは、やってみないとわからないところもありましょう。何ごとにも不安や懸念はあるわけですね。
しかし記事の冒頭にあるとおり、アメリカのスポーツ放送配信における「ゲームチェンジャー」と見做される新会社が無事立ち上がれば、やはり大ごとです。
日本では、DAZN日本のような、コンテンツ減らすけど値上げしまっせ、という外資の横暴、というか見苦しい様が不評を買い、ABEMAも好カードとは言い難い試合ほどお金がかかる、という妙ちくりんなことになっていますが、そのうち苦しい者同士が合併、みたいな話が出てくるものなんでしょうか、ね。
個人的にはボクシングだけうまいことまとめてくれたら...と思わんでもないですが、それは虫が良すぎますか(笑)。