さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

試合後もプロの仕事 フューリー、完勝してウシク戦アピール

2022-12-08 09:05:21 | 海外ボクシング



日曜早朝は英国ロンドン、2019年に竣工なったトッテナム・ホットスパー・スタジアムにて、WBCヘビー級タイトルマッチ生中継。
オンデマンドでなくTV放送。この辺はヘビー級の威光でしょうか。


しかし試合自体は、こんな感想もあり。





まあ、何もここまでばっさり斬るような感想を持ったわけではないですが、フューリーとチゾラ、フューリー過去二勝の三戦目、スパーリングパートナーとして長く、親交もあって、そいで試合展開がワンサイド、しかしながら詰め切れず(切らず?)、10回まで行って、フィニッシュブローのないストップ、とくれば、悪いですが見ていてあまり気が入らなかったのも事実ではあります。

もっとも、フューリー、万全の水漏れ無しモードには遠かったですが、それでもタイミングの良さ、当てるの優先の右クロス、その角度の鋭さは目を引きました。
チゾラは言うまでも無く、懸命の闘いぶりを見せていました。



しかしフューリー、偉いのは試合後、もうひと仕事をしっかりやっているところ。
自賛のコメントはまあ聞き流すとして、会場に来ていたオレクサンドル・ウシクをリング・エプロンに招き、そこにジョー・ジョイスも加わって、一見すると挑発しているように見えますが、実は観客や視聴者に「紹介」している、という。
色々言いながらも最後は両者と握手し「ビッグファイトをこれ以上回避してならない」と主張。
満場の喝采を浴びておりました。私もTVの前で思わず拍手したい心境でありました。


いやホンマに、来年はこの辺の組み合わせを、もう少し寒くない時期に、英国に数多あるフットボールスタジアムのどこかで、ばばーんとやってもらいたいものですね。
日本でも年に数回、ドーム球場でとはいかずとも、大アリーナでの興行が行われていますが、同じようにこちらも盛り上がっていきたいものだなあ、と思ったりもした次第です、ハイ。




コメント
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