先週火曜日の大一番からはや一週間、何かもう燃え尽きた感じもありますが...。
その前後も配信やら放送やら、或いはあれこれ話題もあって、しかし感想文書くのも追いつきません。
土曜日には全日本新人王決定戦という大イベントもあったわけですが、ライブでは全部見られず、録画しておいて結果知らずで見ました。
11日の日曜日、大阪では色々とありました。
グリーンツダの二枚看板、技巧の長身サウスポー下町俊貴は、強打のジョー・サンティシマをクリアにポイントアウト。
もっと苦戦するかと思っていたんですが、5ラウンドに攻め込まれた以外は全部ジャブで抑え、左右へのダッキングで外し、という具合の完勝でした。
欠点はパンチ力に欠けることでしょうか。あと、インタビューで声が小さく、何言ってるのかわからないことくらい(笑)。
まあ、もちろんあれで倒すパンチがあったら鬼に金棒でしょうが、さすがにそんな都合のええ話はありませんね。その辺は今後徐々に、という。
前田稔輝の仇討ちということで、阿部麗也挑戦も目指して欲しいですが、他にもタイトルはありますし、はてさて、ですね。
夜の興行では石田匠がロニー・バルドナドに判定勝ち。バンタム級転向を表明したとのこと。
もう少し早く踏み切れていればとも思うが、良い話かな、と。
尾崎優日は2戦目もKO勝ち。鮮やかなカウンターでした。
天満の試合では大里登が判定負け。
これはまさかの結果、と言って良いのでしょうか。映像を見られなかった唯一の試合でした。
全日本新人王については、全階級見ましたが、思った以上に好素材が多かったなあ、という印象。
こちらに結果と経過が全部ありますので、目に付いたところだけ。
ミニマムの石井武志、最軽量級としては一発の強打が凄い。驚きました。
ライトフライの松江琉翔は、全日本でまたひとつ良くなった印象。
フライ級の二階堂迅ともども、ジャブが非常に良い。
スーパーフライの佐野遙渉は、抜群のセンスが変わらず光る。体力強化して、大成してほしいです。
バンタムは松本海聖が、重いパンチを持つ変則気味の熊谷祐哉をしっかり捉えて倒す。
Sバンタムは安村綺麗が好機を作ってクリアに勝利も、星野凌も最終回、右当てて見せ場作りました。
フェザー級は少し静かな展開だったか。岡本恭佑が競り勝った。
Sフェザーは互いにくっついて、好打の応酬。大谷新星が勝利。
ライト級は川口高良が、空手出身の船橋真道をダウンさせ勝利。ボクサーとしての柔軟性がある方が勝った、という印象。
Sライトはスコーピオン金太郎が野口海音とのサウスポー対決で3回KO勝ち、MVP。
しかしバッティングで距離感が狂った野口を打ち込んで倒した、という内容。
それまでは野口のジャブがスコーピオンを突き放していました。
悪意は感じなかったが、野口にとっては不運な試合でした。
ウェルター級、注目してたんですが松岡陸が危険、松野晃汰が不戦勝。残念。
ミドル級は時吉樹のジャブが光り、大嶋光容を振り切る。
全体的にレベル高かったなあ、と思います。
西軍が勝ち越しましたが、やはり以前なら出ていた選手が、今のルールだとB級デビューするから、という要因もありそうですね。
その他にも話題あれこれありますが、またおいおい、ということで。