ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

とも遠方より来る

2007年06月08日 | 今日この頃
            百合 グランドクルー
        三番目に咲いた花 匂いはありません

明後日の日曜日、いよいよ発表会です。今日が最後の練習です。苦手な「アルト」もどうにか歌えるようになったようです。「成せば成る成さねば成らぬ何事も」そんなオーバーな事ではありませんが、私にすれば最大の努力をした今回です。隣の同じく「ソプラノ」からのシフト組みのみやこさんに思わず呟きました。「今日で最後やね。来週からは元に戻れるね」

他の組は皆さん振り付けがあるそうですが、私達のクラスにはありません。3曲の内一曲が「アカペラ」です。ピアノの音が無い事がとても心細いのですが・・・。「他の組でアカペラで歌う組はありますか?」「この組と男性コーラスだけです」男性コーラスは今回初出演です。あちらは「実力で勝負」の「アカペラ」ですから問題外です。「歌に動きが付いていない代わりに、私達は「アカペラ」で勝負です」「そういう考えもありか?」と先生大笑い。

色々の注意がありました。明日の晩はお風呂に顎まで使って、喉を暖めてください。そして早く寝てください。朝食は塩辛いものを食べない事、昼食は腹八分にしてください。これらの事は今までも注意された事です。

今年初めての注意がありました「余り他の組の歌をず~と座席に座って見ない事、なぜならば知ってる歌は歌わなくとも喉が動くのです。そして喉が疲れて声が出にくくなりますから。時々外に出たりしながら聞いてください」と言われました。

知りませんでした、知ってる歌に喉が反応して動いているなんて・・・。私達は2部の2番目ですから、一部の組は余り熱心に聴かないように変更しよう。自分達の出番が終わってから、じっくり聞かせてもらうことにしましょう。

次はお化粧の仕方です。「何時もより濃い目にファンデーションを塗ること。眉はいつもより太く長く描く事。口紅も今流行の光口紅は駄目で、赤色を心持大きめに書くこと。顔はてからせるとぼやけるので、しっかり粉を叩くこと。プロはドーランをぬり、粉を叩き、其の上に霧を吹き、ティッシュで押さえ、又粉を叩きます」つまりてかりますと顔がのっぺりと見えるようです。

「○○の化粧品が舞台には良いようです」私が長年愛用している化粧品の名が飛び出して吃驚した。そんなにメジャでもない、「知る人ぞ知る」会社である。と言う事は私は上手にお化粧すればバッチリと言う事になる。所が私はお化粧が下手ときている。でもできるだけ、濃く、眉はくっきり、唇は赤く(そんなに赤い色を持っていないが、何時もは目立たないようにティッシュで拭うが、そのままにしておくと良いかもしれない)目の化粧品は持っていないので、眉墨でアイラインを書きましょう。さて、苦肉の作、どんな舞台顔が出来上がるのか楽しみだ。

学校が終わってから神戸に出た。東京からの友人と会う為です。一寸早く着きそうなので、たまちゃんにメール。歌って喉が乾いているので、ジュースを付き合ってもらう。10分前に待ち合わせ場所に行くとふじわらさんが既に来ていた。間もなく、遠来の客うえださん到着。今日は4人だけなのだ。「関西のうどんか、お好み焼きを食べたい」と言われるので、「お好み焼き」を食べる事にした。4人4色(ブタ、肉、イカ、スジ)のお好み焼きを取り、4等分ずつして、色々頂いた。場所を変えて、食後のコーヒで又話の続きを。

今日は4人と少人数だった為、中身の濃い、普段大勢の時には話さないような話題に話が弾んだ。楽しい時は瞬く間に過ぎていった。

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ワインと外交

2007年06月07日 | 読みました
             白いアジサイ
        色の変化はほとんどありません
          昔の日本のアジサイです

「高校3年生がトイレで赤ちゃんを産む」
こんなにショッキングな話はありません。18歳の子が妊娠しているのに周りが気付かなかったという事が二重のショックです。

ご両親が、特に経験ある母親が気付かない事があるのだろうか。今は家庭にお風呂があり、一人ずつ入るので、娘の身体を見る機会も少ないのかも知れません。しかし妊娠と言う特異な体型になることです。解らないはずが無いと思うのですが。母娘の間にたとえ断絶があったとしても、人間食べなければ生きていけませんから、食事は一緒だったのでしょう。つわりも無かったのだろうか?どうにも理解できません。

相手の男性は如何思っているのだろう。女の子は相手に話したのだろうか?嫌われるのが恐くて話せなかったと言う事は無いのだろうか。

「エッチ」と言う言葉の軽さが、行動の軽さを呼んでいないだろうか。余りにも安易な性の描写の氾濫が招いた事件ではないか。「反面教師」と言う言葉もある、愚かな大人を真似しないで、若い人らしい楽しみを見つけてもらいたい。

         ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

         ワインと外交  西川恵 

西川氏は1947年生まれと言うから、同じ干支の猪、一回り下なので今年「還暦」と言う事になる。同じ干支と言う事で何となく親しみを感じる。

毎日新聞に入社。パリ特派員の時、エリゼ宮での大統領と外国首脳の会談を取材していて、会談に付属する饗宴が、実は「形を変えた政治」だと気が付いた。其の時の経験を帰国してから「エリゼ宮の食卓」と言う本に纏めた。この本でサントリー学芸賞受賞。

あとがきに「ワインと外交」では取材の対象を国際政治全体に広げ、テーマごとに各国首脳の饗宴外交を追って見た。

饗宴に供されるワインや献立が、其の時の主賓の重要度を示しているとは知らなかった。どの人に対しても同じもので(材料は違えど)料理にランクがあるとは思いもかけないことだった。ワインにもランク付けがあり、料理に合わせることは勿論だが、飲み物の好き嫌いではなく、品物のランク付けが成されている。

題名にある通り「ワイン」について丁寧な説明はあるが、ワインを嗜まない私にとって、説明は「猫に小判」の観がある。ワインが好きな方ならば理解なさるのだろう。

ホワイトハウスの饗宴で「コウベ牛のフィレステーキ」と言うのが出てきて「へ~」と思った。勿論アメリカ産でコウベ牛の育て方で育てられた牛だそうですが。

ゲストとして迎える外国首脳の中でプロトコールの「最も難しいのは中国」だそうだ。空港への出迎え、記者会見中のテレビカメラの壱、饗宴の性格、メニューの内容、其の執り運び方、最後の見送りと、細部にわたって注文がつく。

日本訪問の時も朱首相は新幹線で東京から神戸に移動し、中国革命の父・孫文ゆかりの洋館「移情閣」などを訪れることになっていた。新幹線を大阪で乗り換える(新神戸に止まらない為)ことになっていた。「新大阪駅止まりの列車を新神戸まで走らせれば良いではないか」と言ってきた。日本側がそれは不可能と幾ら説明しても納得しなかった。結局どうなったかの記述は無い。如何解決したのであろうか。

何故中国はこだわるのか。中国の首脳にとって外交こそが国内に向けて権力を見せる最良の機会だからだそうな。

なるほど、なるほどとお勉強させていただいた本でした。
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ジムの運動着

2007年06月06日 | 今日この頃
              花菖蒲
            熊本の肥後菖蒲
       数年前、鹿児島から送られてきました
          今年は花が小さいです

お坊さんの月参りの日だったのです。この頃は月参りをお願いする家も減っていくそうです。共働きの家も増えているけれど、そうでなくともその日が束縛されるのが嫌だと言います。私は月参りの日が何かと重なった時は、前もってファックスしてお休みしていただく事にしています。私が信心深いのではなく、嫌な事は全て排除をする気持ちになれないだけです。

お坊さん(我が次男と誕生日が一日違う)が言われるには「近頃のお年よりは忙しそうですね。色んなお稽古事の時間や病院も予約制になってきたので『XX時に予約が入っているから、早く来て!』と電話が入ります」と言われました。

私も今日は「フラ」の日でとても行きたかったのですが、諦めました。「フラ」と言えば、昨日私に声を掛けてきた女の人が、お着物でしたので「踊りのお稽古ですか?」と言いましたら「日本舞踊を習っているのよ。それとフラダンスね」「ウッディで?」まさかと思ったが聞いてみた。

「いえ別の所ですよ。ウッディね~、私この近くなので、覗いて見たのよ。アレはフラダンスや無いよ。パンツはいてしているし、先生もフラの格好をしていない『これでもフラダンス?』と思ったよ。アレはフラ体操だわ。ダンスとは言えないけどフラ体操と思えば良いわ。しかし小さい窓からのぞいたけど、ようけ習ってはるね。30人はいはったよ」初めての私に言いたい事をどんどん言われる。

確かにパンツをはいているので腰を横に振っても、ゆれが感じられない(鏡に映っている)、これがスカートならば少しの動きでもゆらりゆらりと揺れるのにな~と何時も思っている。ウッディは何方でも運動を楽しめる為の施設だから、衣装を揃えたりすることは無い。10年前、エアロビックスをしていた時も、私はティシャツとパンツだった。あの水着の様なものを着て腕も太股も丸出しの衣装を着る自信も無かったし、買う気も無かった。

全て形から入り、それを楽しみたい人はそれでいいと思う。私は綺麗な衣装を次々買って楽しんでいる人を見て、楽しむ方です。私が帰る頃は、私の入っている軽~いエアロではなく少し激しく、若い人のエアロの時間なんです。でもあの水着の様なものとスパッツ姿はとんと見なくなりましたね。ティシャツにパンツです。先生はかろうじて、スパッツ姿です。先生でも私達の先生は昔はスパッツ姿でしたが、今はだぼだぼのパンツ(専門的な名があるのでしょうが)です。先生も40代半ばを過ぎられましたから・・・。

ティシャツといえば、これも以前はカラフルでしたが、今は圧倒的に「黒」が多いです。下のパンツも勿論「黒」。所々に明るい色がポツポツ(私もその一人)、パンツは昔の(ウッディで決められたものを上下共買わなくてはなりませんでした)ままの水色。これが値段は高かったのですが10年穿いてもビクともしません。女性では私を含めて一人か二人だけです。男性はまだ4~5人は居られます。ティシャツのほうはさすがに薄くなって破れたので、ピンクとカキイロを交替に来ています。昔は色んなティシャツを替わりばんこに来て楽しんでいたのです。決められたものからの開放感だったと今では思います。

ジムに行く時は、汗をかきに行くのですから、勿論スッピンです。でもバッチリお化粧をしている方も居られます。女の嗜みでしょうか。家に居る時も化粧っ気無しです私は。要するに無精者なんです。
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初体験

2007年06月05日 | 気にかかる
           斑入り額アジサイ
         花に力を取られるのか
       葉の斑が一時消えてしまいます

「あの~七松小学校に行っていられました?」「息子が?」「それから日新中学に・・・」「○○さんではすよね」「ハイ」「私ひがしだです。息子が仲よくしていただいて・・・」思い出しました。中3の時転校して行った仲良しの男の子のお母さんだったのです。「この間からそうではないかな?間違ってたらと声をかけられなかったのです」そういえば今日はこの方と「ヨガ」が始まる前に3度顔を合わせた事になります。一回目靴入れの前で、二回目トイレで、三回目取っていた座席がお隣同士だった。「なつかしいな~、一度お母さん同士の同窓会をしたいですね」と言われた。

2,3ヶ月前にも「○○さんですよね。お久し振りです」って声をかけられた。お顔に見覚えがあるものの、名前が出てこない。あちらが覚えていてくださるのに「失礼ですが、どなたさまで・・・」とは言いにくい。知ってる振りして会話し、後日やっと解ってほっとした。私は本当に人の名前と顔を覚えるのが苦手。30年も会わないと忘れてしまう。これはどうにも仕様の無いものだろうか?

帰りのバス停で女の方が「コーラスしてはるの?」と聞いてきた「ええ?」何故?と思った。6月の発表会に向かって、覚える為テープを聞いているのを忘れていた。小さく口ずさんでいるつもりが、イヤーホンをつけているので自分には聞こえず、人に聞こえていたらしい。「そ~でしょうね。ソプラノの綺麗な声ですね」普段ならありがたくお褒めの言葉と頂くのですが、今日は「一寸待った!」なのです。

来月の発表会は私は「アルト」にシフトしているのです。だのに「ソプラノ」と言われては私の今までの苦労は何だったの!と言う事になります。私は楽譜が読めないのですが音痴ではありません。今まで何十年も「ソプラノ」ですので、苦労なしで覚えられるのです。「メゾソプラノ」の経験はあります。でも「アルト」は今回が初めてなんです。周りの声を聞きながらこのぐらいの低さかな?と自分では一生懸命覚えたつもりだったのです。

人間の声って加齢で高い声が出にくくなると言われていますが、低音も出にくくなるんではありません?低い音が出にくいものですから、つい少しずつかさ上げしている内に、出やすい高音にシフトして行ったのでしょうか?発表会まで後一週間ありません。何時もの「ソプラノ」の時は「テープ」何て聞かずとも覚えられます。
でも今回は「アルト」なものですから、音程に自信が無いのでギリギリまで「テープ」で皆様の声を聞きながら合わせているのです。

ただもしかしてと言う救いがあります。この度は斉唱の部分が1/3位あるのです。其の部分を聞いて「ソプラノ」と言ってくださったのかも知れません。「ソプラノ」部分になると安心して声が大きくなったのかも知れません。そ~ですよ。そう思いましょう。それでないと当日「お口ぱくぱく」するより仕方がありませんもの。

こんな事を考えていますと、自分の生真面目さが歯がゆいです。何でこんなに一生懸命になるのだろう、やれる所まででいいのじゃないの。一人で歌うわけじゃなし。職業でなし。と思いつつも真面目に練習をする。これからも私は「言われた事は精一杯努力する(余り意味も無い事にも)」「約束は守る」こんな生き方を続けていくでしょう。と言っても普段の私はいたってのんびりしています。「馬鹿につける薬は無い」と言われますが、こんな私につける薬は無いでしょうか?
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赤ちゃんポスト

2007年06月04日 | 新聞から
             アジサイ
          挿し木から育てました
       丈夫で多産系で一杯咲いています

漢字のお勉強の日でした。「物」と言う漢字を「ぶつ」ではなく「もの」と読むだけで「神」に関係してきます。「伊勢神宮」のお話にたどり着く不思議。最後の10分は漢字のパズル、4文字熟語、読み書きのプリントをします。読む事は、まあまあ不自由は無いのですが、書けませんね。こうしてパソコンを打っていると益々書けなくなりそうです。ま~良いとしましょう。「両方良いのは頬っ被り」だけ・・・。

「赤ちゃんポスト」のお題で川柳が載っていました。

     憶良には 聞かせられない このニュース

山上憶良は「白金も 金もたまも 何せむに まされる宝 子にしかめやも」と歌っている。この歌を習ったとき「お母さんは私の事こんなに思って、大切に育ててくれたんだ」と思いました。「赤ちゃんポスト」の噺は子供たちにどんな感想を抱かせるのでしょうか?

     托卵も 覚えてしまう コウノトリ

コウノトリが人間社会のこの出来事を知って、托卵するとは思えませんが、カッコウ類はオオヨシドリ、モズ、ホホジロなど20種類以上の鳥に托卵します。卵の模様が似ている鳥に托卵するのですが。托卵は託す予定の親鳥の留守に卵を一つ落として、自分が産み、数合わせしておくようです。気付くこともあるようです。大変な苦労をして托卵するそうです。人間は苦労も無くポストに置き去るのですか?

     芭蕉翁 性(さが)を恨めと まだ言うの

捨て子に対して「汝がさがのつたなきをなけ」と言って通り過ぎた、芭蕉の真意は、解しかねますよね。と<評>にありました。私はこのことは知りませんでしたが、私には何となく解るような気がします。「赤ちゃんポスト」反対の人ならば解るんではないでしょうか?

以上3編が「天」「地」「人」です。

     桃太郎も 捨てられたのよ 川上で

そういえばそうですね。愛情一杯に育てられたから良い子に育った。う~ん、捨てる親に育てられるより、愛情深い他人の方が良いと言うことか?

     親の顔 しらぬ子供が 増えていく

やっぱり無責任ですよね。結婚以前の子が多いのでしょうが、やはり自分の親を知る権利は子にもあるわ。捨て子と知ったときの子の気持ちを如何思いますか?捨てる親の方ばかり向いていませんか?

     赤ちゃんを 配達するのと 孫が聞き

如何説明なさったのでしょうね。捨てるのは世間体と自分の未来を考えてだとすれば、こんな手前勝手なことはありません。「出来ちゃった婚」ですと堂々と言う神経がわかりません。

     この次は 楢山ポスト 出来そうで

私も「赤ちゃんポスト」と聞いた時に対に思い浮かべました。「こうのとりのゆりかご」と言う名なら「楢山ポスト」は「やじゅうのしとね」とでも・・・。

     「生む機械」 いわれて怒れぬ 貴女さま 

中国の様に産児制限しなければならない時には決して生まれない「ポスト」だったでしょう。結果を容認して助け?るよりも、もっと自分を大切にするように教えるべきではないでしょうか?

     赤ポスト 消えて赤ちゃん ポストでき

なるほどなるほどと言う感じでした。

     赤ちゃんは 切手幾らと 局に聞き

痛烈な皮肉・・・。今まだ、その日のうちの男の子以外は利用者が無いようですが、どうか未使用のまま扉が閉じられる日が来る事を祈っています。
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東京見物

2007年06月03日 | 今日この頃
          額アジサイ 墨田の花火
       周りの白い花のように見えるのは額
          真ん中の小さい青が花

今日の「新日曜美術館」で宮城まり子さんの掛川市にある「ねむの木学園」に出来た(今年四月)子供たちの絵の為の「美術館」の出きるまでを紹介していた。

何時もこの番組を見ているわけではないが時々覘いている。今日も何も知らず廻すと、していたのである。やっぱりご縁があるんだな~と思いながら見ていた。子供たちの絵は5万点あるそうだ。其の中から選んで並べるのだが、カレンダーとして絵葉書としてみた事のある絵も並んでいた。

六本木に森ビル、森アーツセンターギャラリーで今(6月1日~7月1日まで、開催中無休)展覧会をしている。ねむの木学園創立40周年記念番組「ねむの木のこどもたちとまり子美術展・わたし うれしい」54人の子供の絵、230点が並んでいるそうだ。入場料は無料(上階展望台に上がるのは料金が要る)と書かれていた。普通の展覧会の場合は1500円だそうですから、今回「森アーツセンターギャラリー」を体験できるだけでも良いのでは・・・。

私も実物は見ていないので、見てみたいと願っています。掛川のねむの木学園の美術館も一度は行きたいのですが、少し不便なところのようですので、都内の美術館の方が遠くとも便利な気がします。

子供たちの「絵」をご覧になったことの無い方は是非一度見ていただきたい。私が今まで見た絵は粗方濃い色で、普通はマッチしないと思われる組み合わせの色がすんなりと収まっています。まり子さんは「絵」の描き方は指導していないと言っておられます。見よう見まねで書き上げたのでしょう。

森アーツセンターギャラリーは52階にある珍しい美術館である。そして10:00~20:00迄開いている。この界隈には所蔵品を持たない「国立新美術館」と「サントリー美術館」がトライアングルの配置にあるそうだ。

時間的には日帰りでも行けないことは無いのですが、若い時なら兎も角、今は美術館3軒は一寸しんどいでしょうね。

「国立新美術館」は表からだけ見ても良いのですが、今、モネの展示ですから、やっぱり入ってみたいですしね。

「サントリー美術館」ではなく「サントリーホール」の「オルガン演奏」これも聴きにいきたいです。無料です。初めは近所にお勤めの人だけだったそうですが、今は遠方からも来られるようです。だから大ホール(2000人収容)とはいえ、並ぶのを覚悟しなければなりませんが。月一度のチャンスです。8月迄は改装中で、今年は9/13、10/18、11/15、12/6、何れも木曜日の12:15分から12:45分の30分間です。オルガンは世界最大級だそうです。一見の価値ありと思われません?

このように新しい美術館等が東京に集中しますと、東京見物に行きたくなりますね。そうそう「国立劇場の歌舞伎」もまだでした。

時々私があちこち行くのは「ブログのネタ探し?」と聞かれるのですが、そうではありません。元々が出歩くのが好きなんです。私自身は「フットワークが軽いんだ」と思っていますが・・・。出歩けない時は嘆く事無く大人しく家で読書も平気ですが・・・。

もうじき「JRいこか」も名古屋、東京方面でも共同使用出きるようになるらしいですし・・・。そ~だ。新しい型の新幹線の乗車券アッという間に完売だったそうですね。私も「高いな~」と言いながら、一度は乗るでしょうね。「のぞみ」に乗ったように。


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遍路オフ会

2007年06月02日 | 今日この頃
              蚊連草
        蚊がやってこないと言うのですが
         家の中に置いたことが無いので
            真実はわかりません

昨日の質問コーナーでこんな問いがありました「夫は一週間前に退院したばかりですが、本が好きで、起きてから夜寝るまで本を読んでいる。まだ一週間なのに、こんな事は手術した目に悪いのではありませんか?」医長先生「目は見る為にあるんで、本を読んでも構いません」と答えられた。

そ~なんだ。病後でも良いんだ。でも読書と言うのは体力と気力が要ります。昔は風邪で寝込んでいても、これ幸いと寝間で本を読んでいましたが、この1,2年本は枕元まで持ってきていますが、開ける事はありません。気力が無いのです。体がどっぷりと病気に犯されています。

2回ほど抜けているので、1年ぶりに遍路オフ会に行ってきました。20人も入れば満員のお店に40人です。後からの人は立っています。遠方の人は愛知、四国、奈良、京都様々な所から集まってこられます。私達は近いですから参加しますが、この会が四国、いえ奈良だと言っても参加は考えてしまいます。良く遠方から来られると思います。

だんだん奈良の方が増えるのはやましたさんが主宰する奈良遍路講の卒業生に声を掛けられるからのようです。大阪の朝日カルチャーでも講座を持っておられるので其の方からの参加者もあり、新しい人が一杯でした。その代わり以前から来ていた人は減っているように感じました。

私にしても「遍路」の思い出は遠くなりつつあります。このブログにも「遍路記」を載せたいと思いながら一年が過ぎてしまいました。オフ会に行きますと改めて思い出しますが・・・。

新しい方の中に「夫婦遍路」の方がいらっしゃいました。奥様とお話をしていますと旦那同士も、私達も同年と解り、親近感を覚えました。私達との違いは、11年前に、そして去年と二度「夫婦遍路」をしておられる事です。旦那さんは間に一人遍路もしておられます。

驚いたことに今年の春、エベレストの見える所まで登られたというのです。写真を持ってきておられましたので、見せていただきましたが、本当にお元気です。それは食欲にあると思いました。見ていると健啖家です。始終何かを口に運んでおられます。食の太い人は元気だと言いますが、本当にそうだと思いました。ご本人も好き嫌いが全く無く、何でも食べると言っておられました。それで居て太っておられないのが羨ましい!毎朝必ずご夫婦とも納豆を食べられるそうです。我家では2人とも納豆は駄目です。元気の秘訣はこの辺りかな?

奈良からの初参加の方、通しの歩き遍路で、パソコン、デジカメ一式を背負って遍路記をその日にブログに送り続けられたそうです。荷物はそれだけで2Kgあったそうです。私達の体力では無理です。

もう一人、帰りにご一緒した方は、ご主人も、お子様も居られるが、一人遍路を始められた方です。大阪朝日カルチャーの受講者で、講師のやましたさんのお誘いで今日出席されたそうです。お写真が趣味で来月京都で、展覧会に出されるそうで、写真に興味がありますし、是非拝見に行きたいと思っています。今日お会いしたばかりで、どんな感じの写真を撮られるのか知りませんが、それも一つの楽しみです。

今日も、少なくとも4~5人の方との新しい出会いがあったわけです。でもこれが永く続くと言うわけでもないのが、今一のめり込ない点であるが、どんなグループでも淘汰されていくのは致し方ないことかもしれない。

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加齢による目の病気

2007年06月01日 | 気にかかる
            キャットテール
        売れ残り100円で買ってきた花
      まだ子猫の尾っぽの大きさもありませんが
            可愛く咲きました
            
「第12回 県立尼崎病院 すこやかセミナー」に行ってきました。今回は「目」でした。

10分前に着いたのですが、既に大勢の人で席がありませんでした。今回も消防法とかで会場側が椅子を規定人数以上出せないと言ったようです。(結果的には追加はあったようです)

1時間半立って聞くのは辛いが、自分が遅く来たのだから仕方が無いと諦めていた。所が、あやこさんがおいでおいでをしている。前の方に空いている席を見つけ確かめてくれたらしい。三人掛けの真ん中の席だった。ありがたく座らせていただいた。

尼崎病院眼科医長(丸坊主なのでお年が解り難い)先生が「白内障」のお話。もう一人(此方は見るからにお若い)が「加齢黄班変性」について話された。

医長先生の方は話しなれておられるのだろう、声と言い、速度と言いとても理解し易かったが、若先生の方はマイクの使い方か、口調の速さと言うか一寸解りにくい部分があった。

病状に対するお話の時は医長先生のように間を持って話してくださる方が理解し易いように思った。若先生はまだ経験が足りないのでしょう。

「白内障」の資料は写真と図形である。同じものがスクリーンに写され、先生が説明を加えられるから、資料は覚書だと思えば良い。映し出される図形の一つ一つに2007年6月2日と明日の日付けが入っている。それが気になって、如何しても其処に目がいってしまった。

「白内障」は60歳以上の人にとって病気であり、老化でもある。「白内障」と言えば誰もが同じ状態だと思っていたが、「白内障」にも曇りの場所や形によって、色んな種類がある事を知った。その濁りは初めは柔らかいが、それが「ういろ」「ようかん」と固さが変化し、終いには「栗」のように固くなる。だから「白内障」に関しては初期の内の手術がお勧めだと言われた。

それには手術の進歩が揚げられる。15年前までは、水晶体をそのまま摘出していました。そのためには11mmの切開が必要でしたが、今は水晶体を細かく砕いて摘出するので3mm切開するだけで良いそうです。そんな小さな切り口から眼内レンズを入れるのですが、今は折りたたんで挿入するのだそうです。

昔は視力の衰えが手術を決める要因だったが、今は視力では判断できない。視力で判断できなくなった最大の理由は白内障の手術が安全確実なものになってきたからだそうです。

「加齢黄班変性」此方の資料は漫画である。先生が漫画時代の人だからかな?
この病気には「ドライ型(萎縮型)」と「ウエット型(滲出型)」とがあり、日本人はウエット型が多いそうです。症状としては①中心部が暗く見える②ものがゆがんで見える。③もののコントラストが低下する(薄く見える)。

此方の療法も進歩して「光線力学的療法(PDT)」を使えば比較的安全性が高いし、何度でも治療が出来るそうだ。

もう6,7年前になるだろうか、主人が県立尼崎病院で手術を受けたのが「黄班前膜」である其の時の手術の時間は1時間以上掛かった。今は20分だと言う(今調べてたら「前膜」と「変性」とは違う病気だ)。其の頃はまだそんなに知名度のある病名ではなかったので、私はパソコンで調べた覚えがあるが、アメリカで患者が増えていて、これだと言う治療方法は無いと書かれていた。

「目」だけではなく、医療の分野は進歩が著しく、其の恩恵で高齢者が増えるのかな~。
                            (400回)

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