ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

ねむの木のこどもたちとまり子美術展(3)

2007年06月29日 | 一寸そこまで
              二重橋
         もう50年も前に一度来ました
    興味が無かったので 記憶に残っていませんでした

新国立美術館のお隣の「ミッドナイトタウン」で昼食でもと思っていたのですが「ミッドナイトタウン」に日中行ってもね~とかへ理屈を言いながら、もう一度森タワーに戻って、5階の食事スペースで昼食を取る事にしました。お店は何処も長蛇の列です。おすし屋さんの列が一番短いので、其処に並びました。お店は綺麗だったのですが、お寿司は小さくて不味かった。魚に変わりは無いのですからシャリが私に合わなかったのでしょう。その店で一番安い900円のを注文したから文句はいえませんか?でも周りの皆さんも大体900円のを食べていました。でもね。神戸南京町の傍の800円でお釣の来るお店の方が美味しいですよ。食は関西なり!

お寿司の出来上がるのを待ちながら考えました。もう見たいものを見たから帰ろうかな?でも時間は有るしこのまま帰るのは勿体無い・・・。そうだレトロな東京駅を見て帰ろう。東京駅をカメラに収めました。そうだ、この前が皇居じゃなかったかしら、丁度、交番が在ったので「二重橋はどちらの方向でした?」「左に二つ目の信号を右に行って下さい」「東御苑は?」「右に行って信号を左に曲がると突き当りです」東御苑に行ってから二重橋を見に行こうと決めました。

東御苑の入り口でカードを受け取り、出る時にカードを返すシステムです。進んでいくと「同人番所(警備の詰め所)」とか「100人番所」とかの昔ながらの建物が残っていました。


奥に進みますと昭和天皇のご発意により武蔵野の面影を持つ樹林があります。私はその雑木林に入っていきました。そこかしこに珍しい花、見慣れた花が咲いています。ありがたいことに木には名札がぶら下がっています。

人影まばら、私が展覧会で絵を見ている間に相当雨が降ったらしく、道は程よく濡れ、その湿りで草いきれむんむんの道を歩いていました。胸苦しいほどの草いきれの中にあって、「こんな環境に身を置くのは何年ぶりかしら?」何て物思いにふけりつつ、緑を独り占めしながら歩いていますと、時ならぬ音「ずんどこぶし」が流れてきました、主人の着信音です。場違いな!?

何処からとなく水音が聞こえます、音のする方に歩いて行きますと、小さな滝がありました。その滝の流れ落ちるところに庭師の方が居ます。私が見ていますと「見て御覧なさい『イワタバコ』(一昨日の写真)が可愛く咲いていますよ。例年より2週間早いです。田舎に行きますと水辺に群生して咲いていますが、皇居では此処しか咲いていません。お帰りになったら調べてください。確か葉は食べられます」と説明してくださり、「側で見ると可愛さが良く解るのだけれど、岩が濡れて危ないので、此処なら大丈夫ですよ」と足場を教えてくださり「ゆっくり見ていってください」と去っていかれました。庭師の方が居られなければ見れなかった花です。

満足した私は二重橋に急ぎました。写真を撮って帰ろうとすると下の鉄橋の所で門番の交代に出会いました。イギリスのパッキンガム宮殿の様な派手さはありませんが、地味目の交替式の模様をカメラに収めました。午後4時でした。

東京駅に戻る手前で、この間出来上がったばかりの「新丸ビル」に一寸立ち寄ってみました。

良く歩きました。2万9000歩歩きました。後少しで尼崎駅に着くという所で、車中に30分缶詰になるおまけつきです。立花駅で飛び込みの人身事故(死亡男性は55歳の著名な弁護士)があり、処理の為に留め置かれたのです。電車は尼崎駅留めとなった為、私はバスを乗り継ぎ5分で着くはずのところを1時間掛けて帰宅しました。あ~しんど。
コメント
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