ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

加齢による目の病気

2007年06月01日 | 気にかかる
            キャットテール
        売れ残り100円で買ってきた花
      まだ子猫の尾っぽの大きさもありませんが
            可愛く咲きました
            
「第12回 県立尼崎病院 すこやかセミナー」に行ってきました。今回は「目」でした。

10分前に着いたのですが、既に大勢の人で席がありませんでした。今回も消防法とかで会場側が椅子を規定人数以上出せないと言ったようです。(結果的には追加はあったようです)

1時間半立って聞くのは辛いが、自分が遅く来たのだから仕方が無いと諦めていた。所が、あやこさんがおいでおいでをしている。前の方に空いている席を見つけ確かめてくれたらしい。三人掛けの真ん中の席だった。ありがたく座らせていただいた。

尼崎病院眼科医長(丸坊主なのでお年が解り難い)先生が「白内障」のお話。もう一人(此方は見るからにお若い)が「加齢黄班変性」について話された。

医長先生の方は話しなれておられるのだろう、声と言い、速度と言いとても理解し易かったが、若先生の方はマイクの使い方か、口調の速さと言うか一寸解りにくい部分があった。

病状に対するお話の時は医長先生のように間を持って話してくださる方が理解し易いように思った。若先生はまだ経験が足りないのでしょう。

「白内障」の資料は写真と図形である。同じものがスクリーンに写され、先生が説明を加えられるから、資料は覚書だと思えば良い。映し出される図形の一つ一つに2007年6月2日と明日の日付けが入っている。それが気になって、如何しても其処に目がいってしまった。

「白内障」は60歳以上の人にとって病気であり、老化でもある。「白内障」と言えば誰もが同じ状態だと思っていたが、「白内障」にも曇りの場所や形によって、色んな種類がある事を知った。その濁りは初めは柔らかいが、それが「ういろ」「ようかん」と固さが変化し、終いには「栗」のように固くなる。だから「白内障」に関しては初期の内の手術がお勧めだと言われた。

それには手術の進歩が揚げられる。15年前までは、水晶体をそのまま摘出していました。そのためには11mmの切開が必要でしたが、今は水晶体を細かく砕いて摘出するので3mm切開するだけで良いそうです。そんな小さな切り口から眼内レンズを入れるのですが、今は折りたたんで挿入するのだそうです。

昔は視力の衰えが手術を決める要因だったが、今は視力では判断できない。視力で判断できなくなった最大の理由は白内障の手術が安全確実なものになってきたからだそうです。

「加齢黄班変性」此方の資料は漫画である。先生が漫画時代の人だからかな?
この病気には「ドライ型(萎縮型)」と「ウエット型(滲出型)」とがあり、日本人はウエット型が多いそうです。症状としては①中心部が暗く見える②ものがゆがんで見える。③もののコントラストが低下する(薄く見える)。

此方の療法も進歩して「光線力学的療法(PDT)」を使えば比較的安全性が高いし、何度でも治療が出来るそうだ。

もう6,7年前になるだろうか、主人が県立尼崎病院で手術を受けたのが「黄班前膜」である其の時の手術の時間は1時間以上掛かった。今は20分だと言う(今調べてたら「前膜」と「変性」とは違う病気だ)。其の頃はまだそんなに知名度のある病名ではなかったので、私はパソコンで調べた覚えがあるが、アメリカで患者が増えていて、これだと言う治療方法は無いと書かれていた。

「目」だけではなく、医療の分野は進歩が著しく、其の恩恵で高齢者が増えるのかな~。
                            (400回)

コメント (2)
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