ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

鈍感力

2007年06月13日 | 読みました
              百 合
           黄色は2色ありました
        これはまっ黄色で上向きに咲きます

          
          鈍感力    渡辺純一

「鈍感力」の新聞広告の文章が良かった。「鈍感力」の持ち主はこういう人を言うと端的に書いていた。読みながらあの文章を探したが、見当たらなかった。と言う事は編集者が纏めた「鈍感力」のキャッチコピーという事か。私はあの文章でこの本を読みたいと思った。

「鈍感力」の本のキャッチコピー
・ 小さなことで動じない「にぶさ」こそ、今を生きぬく新しい知恵
・ 今を生きぬく新しい知恵。渡辺流!男と女の人生講座
・ この複雑な現代社会をより良く生き抜くためにはある種のにぶさ「鈍感力」が必要である。
・ 逆転の発想をあらゆる角度から具体的に指し示す。人生を成功に導く為の処方箋17章!

膨らむ期待を胸にページを繰った。「???」助走だから?、そんな気持ちで最後になった。私の期待とは違っていた。全てに鈍感な方が本人も又周りとの関係も上手く行くと言う事は解りました。でも何か違うんですね。私が教えて欲しい、感じさせてくれるだろうとしていた期待と・・・。

第一章
それぞれの世界で、それなりの成功をおさめた人々は、
才能は勿論、其の其処に、必ずいい意味での
鈍感力を秘めているものです。
鈍感、それはまさしく本来の才能を大きく育み、
花咲かせる、最大の力です。

第二章 叱られ続けた名医
健康である為に最も大切なことは、
いつも全身の血がさらさらと流れることです。
そのためには、余りくよくよせず、他人に嫌なことを
いわれても、直ぐ忘れる。このいい意味での鈍さが、
血の流れをスムースに保つ要因になるのです。

第六章 図にのる才能
才能のある人に周りには、必ず褒める人がいて、
次にその本人が、その褒め言葉に簡単にのる。
この「図にのる、調子のよさ」は
所謂、はしたないことではなく、その人を大きく、
未来に向かって羽ばたかせる原動力となるのです。

第十章 嫉妬や皮肉に感謝
友人や会社の同僚による嫉妬や中傷、嫌がらせなどはよくあることである。
しかし、いやなことをいわれてもぴりぴりせず
どうして相手がそういうことをするのか、
のんびりゆっくり考えて、相手の気持ちを察してやる。
この心の広い鈍さこそ、生きていくうえでの大きな力となっていくのです。

第十七章 母性愛 この偉大なる鈍感力
母親の愛は、鈍感力の最たるものです。
自分のお腹を痛めて生んだ子供がやることは
全て愛しくて、許せる。
この許せる気持ちそのものが
まさしく鈍感力を生み出す原点になるのです。

授乳について、敢然と胸を広げてお乳を与えるのは「鈍感力」無しには行えない行為。女性としてはいささか放恣な、だらしない姿といえなくも無い。男から見れば、気恥ずかしい、できることなら目を背けたい姿である。人目があっても授乳の為なら平気で胸をさらす。

異議ありです。そんな人も居るかも知れませんが、私の場合同席者が居れば背を向けて授乳しましたし、止む終えず対面の時はハンカチで覆ったものです。又「敢然」と言う勢い込む行動ではないし「放恣」と言う淫らさはない。その他母性に関しては「鈍感力」と一言で片付けられるのは納得しかねます。

       愛の流刑地  上 下   渡辺純一

この本が何故ベストセラーなのかわかりません。48人も待って手元に来た本ですから、飛ばし飛ばしですが最後まで読みましたが・・・。










コメント (2)
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