ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

赤ちゃんポスト

2007年06月04日 | 新聞から
             アジサイ
          挿し木から育てました
       丈夫で多産系で一杯咲いています

漢字のお勉強の日でした。「物」と言う漢字を「ぶつ」ではなく「もの」と読むだけで「神」に関係してきます。「伊勢神宮」のお話にたどり着く不思議。最後の10分は漢字のパズル、4文字熟語、読み書きのプリントをします。読む事は、まあまあ不自由は無いのですが、書けませんね。こうしてパソコンを打っていると益々書けなくなりそうです。ま~良いとしましょう。「両方良いのは頬っ被り」だけ・・・。

「赤ちゃんポスト」のお題で川柳が載っていました。

     憶良には 聞かせられない このニュース

山上憶良は「白金も 金もたまも 何せむに まされる宝 子にしかめやも」と歌っている。この歌を習ったとき「お母さんは私の事こんなに思って、大切に育ててくれたんだ」と思いました。「赤ちゃんポスト」の噺は子供たちにどんな感想を抱かせるのでしょうか?

     托卵も 覚えてしまう コウノトリ

コウノトリが人間社会のこの出来事を知って、托卵するとは思えませんが、カッコウ類はオオヨシドリ、モズ、ホホジロなど20種類以上の鳥に托卵します。卵の模様が似ている鳥に托卵するのですが。托卵は託す予定の親鳥の留守に卵を一つ落として、自分が産み、数合わせしておくようです。気付くこともあるようです。大変な苦労をして托卵するそうです。人間は苦労も無くポストに置き去るのですか?

     芭蕉翁 性(さが)を恨めと まだ言うの

捨て子に対して「汝がさがのつたなきをなけ」と言って通り過ぎた、芭蕉の真意は、解しかねますよね。と<評>にありました。私はこのことは知りませんでしたが、私には何となく解るような気がします。「赤ちゃんポスト」反対の人ならば解るんではないでしょうか?

以上3編が「天」「地」「人」です。

     桃太郎も 捨てられたのよ 川上で

そういえばそうですね。愛情一杯に育てられたから良い子に育った。う~ん、捨てる親に育てられるより、愛情深い他人の方が良いと言うことか?

     親の顔 しらぬ子供が 増えていく

やっぱり無責任ですよね。結婚以前の子が多いのでしょうが、やはり自分の親を知る権利は子にもあるわ。捨て子と知ったときの子の気持ちを如何思いますか?捨てる親の方ばかり向いていませんか?

     赤ちゃんを 配達するのと 孫が聞き

如何説明なさったのでしょうね。捨てるのは世間体と自分の未来を考えてだとすれば、こんな手前勝手なことはありません。「出来ちゃった婚」ですと堂々と言う神経がわかりません。

     この次は 楢山ポスト 出来そうで

私も「赤ちゃんポスト」と聞いた時に対に思い浮かべました。「こうのとりのゆりかご」と言う名なら「楢山ポスト」は「やじゅうのしとね」とでも・・・。

     「生む機械」 いわれて怒れぬ 貴女さま 

中国の様に産児制限しなければならない時には決して生まれない「ポスト」だったでしょう。結果を容認して助け?るよりも、もっと自分を大切にするように教えるべきではないでしょうか?

     赤ポスト 消えて赤ちゃん ポストでき

なるほどなるほどと言う感じでした。

     赤ちゃんは 切手幾らと 局に聞き

痛烈な皮肉・・・。今まだ、その日のうちの男の子以外は利用者が無いようですが、どうか未使用のまま扉が閉じられる日が来る事を祈っています。
コメント (2)
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