「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」終了から1年と8ヶ月。
そのとき知り合った有志によるライブが開かれたのが1年前。
一夜限りの悪夢のはずが、うっかり二度寝してもう一度。
「Voice in the Live」、1年の時を経て再び開演。
【曲目】
一応、簡単にですがレポート&感想。
なんというか、読みやすさとか整理するとか、そういうのは放棄しました。
錯乱振りだけでも伝われば幸いです…。
【開場前】
昨日、「ぴっち」最終話の感想をアップ。
全話視聴&感想作成も間に合い、満を持して会場へ。
開場20分前に到着し、しばらく待つかと思いきや、即行で中に案内された。
とりあえず、贈花の方に気持ちを渡して中へ。
【開演前】
入場。ちょうど館内に「暖かい思い出」がかかってた。
嗚呼、なんだかとっても「ぴっち」っぽい。
感激しながらしばし待機。
【開演直前】
流れていたサントラ1が終了。
次に流れたのが…
ファイン:
「なぜか気になるなるなる♪」
何をやっているファイン。
昨年に引き続き「お菓子なおかしなプリンセス」。
この「去年に続く第二弾」ネタはライブ各所で見られました。
なんか、随所に愛を感じる…。
【1曲目:七つの海の物語 ~Pearls of Mermaid~】
照明が落ち、幕が上がり。
最初の曲は数々の名曲を抑えて堂々の「PoM」。
ずらりと並んだ出演者一同に、前回の思い出と相まって思わず涙が。
『私を忘れないで Tales of Mermaid…!』
なお、私のいた場所は2列目。
小島めぐみさんの定位置の目の前でした。
個人的に一番のお目当てだったので、超ラッキー。
(なお、以下の記事内で出演者の台詞を「引用」しますが、細かい表現、言葉遣い等には記憶違いがあります。意味的な部分だけお聞きください)
【スゴイ質問コーナー】
ネット上で事前募集されていたもの。
土屋さん:
「お酒に関するエピソードを」
→「路上で寝た。乙女なのに」
石塚さん:
「一人だけ曲がありませんが、もし強奪するとしたら?」
→「Legend of Mermaid。アレさえ奪ってれば「ぴっち」を乗っ取れたのに!」
小島さん:
「参加者の『これはどうだろう』なところは?」
→「目力がすごい(土屋さん)、お腹見せたがり(石塚さん)、塩を食べるって聞きましたけど…(英麻さん)」
英麻さん:
「去年、歌の評判を聞いて傷ついたとのことでしたが、評判を聞いて歌に対する気持ちが変わりましたか?」
→「何も変わりません!」
全員:
「メンバーと体の一部分を取り替えるとしたら?」
→「英麻→小島:目」「小島→石塚:身長」「石塚→土屋:オパーイ(台詞ママ)」「土屋→英麻(細さ)」
終始 英麻さまに嬲られるこじまめ、エロ路線を爆走する石塚さん、色々な意味で他を圧倒する土屋さん。
去年と比べ、人数が減った分、かけあいの密度が増したような気がした。
【2曲目:夢のその先へ(土屋実紀)】
土屋さん:
「『ぴちぴちピッチ』に初登場したのが9月ごろ。
話を貰ったのが6月ごろ。
そのときに始めて聞いた曲がとても印象に残っていて、『ぴっち』の曲では一番好きです」
そんな前置きで始まった「夢のその先へ」。
他の人魚さんの曲が愛や夢、絆を全肯定している中、「夢のその先へ」はかなり特殊な位置づけの歌詞だと思う。
さすがはラストサブタイトル。
(そういえば、当の人魚さんたちは「BBSの曲が好き」とか言っていたような。奇しくも入れ替え現象)
…ところで、シェシェが初登場したのは10月。
まぁ、それは誤差としても「6月当時、初めて聞いた」のが「夢のその先へ」とはどういうことだ。(初出:10月18日)
そんな早い段階でレコーディングとか行われてたんでしょうか。意外とやるな「ぴっち」。
なお、役を貰ったときの思い出で、
土屋さん:
「どっち(シェシェ&ミミ)の役ですかーって聞いたら『お前はこっちに決まってるだろ』と。
あーそうですよねー、こっちの可愛いのじゃないんだーって」
…もし配役が逆だったら、それは違う番組になっていた気がする。
【3曲目:暗黒の翼(石塚さより&小島めぐみ)】
舞台には二人の影。
二人?BBSソング?
そんなことを思っているうちに流れ出す前奏。
…なんだこれは?
なまじ先入観があっただけに、一瞬、何の曲か分からず。
そして、まさかの「暗黒の翼」に思わず驚愕。
正直、「夢のその先へ」は予想してましたが、これは全くの想像の範疇外。
おうわ、蘭花が「暗黒の翼」歌ってるよ…。
本編では曲の取替えや合唱がなかっただけに、思わず唖然として聞き入ってしまった。
石塚さん&小島さん:
『そのまぶた閉じて見つめて…』
ハモり具合が格好よすぎる。
ヘッドセットまで着用してのお歌に、もう感動しまくり。
今回の「VitL」で一番印象に残ったのがこれでした。
【4曲目:Star☆メロメロHeart(小暮英麻)】
英麻さん:
「放送時からとても気になってた曲で、今回、無理を言って入れました」
夢のデスボイスの共同作業。
わざわざ、あららソングを指定してきたあたりに、英麻さんの邪悪ぶりを感じます。
(どうでもいいことですが、あららと かれんさんは劇中で顔を合わせたことはなかったりする)
【トーク:特技】
いきなり石塚さんが一人で登場。
用意してあったドラムに無言でスタンバイすると、意を決して演奏開始。
すげぇ、なんか格好いいぞイズール!
そんなわけでテーマは「特技」。
英麻さん:
なぜか公式プロフに料理。ただし、チンしかできません。でも人に得意料理を聞かれたら「肉じゃが♪」って答えるの!
小島さん:
曲を作れる。音を聞き取ることができる
土屋さん:
歌…は本職にしてしまったので、ビデオ編集。学生時代に「趣味:ビデオ鑑賞、特技:ビデオ編集」って書いたら先生に呼び出された
【5曲目:サンサンサンバ~ファインばーじょん★(小島めぐみ)】
ファイン再び。
そういえば、去年の「VitL」がきっかけで「ふたご姫」を見始めたんだったよな…。
無邪気に踊り狂うこじまめの姿に、なんだか心に暖かいものが。
【6曲目:陽だまり電脳少女(石塚さより)】
「ToHeart2」より。
いつのまにそんなのものに出てたのか。
完全キャラ声でトークつき。
しまった、「ToHeart2」もちゃんとチェックしておくべきだった。
【7曲目:未来への鍵(土屋実紀)】
「太鼓の達人 とびっきり!アニメスペシャル」より。
土屋さん:
「CDではこの曲のあとに『マジンガーZ』が入っていて、すごく格好いい」
「一時期ずっと聞いていた」
この曲は初めて聞いたんですが、本当に太鼓で演奏するんですか?
無茶苦茶に難易度高そうだ…。
【8曲目:FLY IN TO THE NIGHT(小暮英麻)】
「ナイトウィザード」OPより。
確か以前にどこぞでこの曲が紹介されたとき、「歌が上手くなってる!」「文化財保護のため、これ以上、歌わせるな!」と悲鳴が上がった記憶が。
確かに物凄く素直にそのまま聴けてしまいました。
これがデスボイスさまの実力なのか、私の脳が完全に死に始めたのか…。
【コント:病院編】
病院を舞台にしたコント。
医者:土屋実紀
患者:石塚さより
お嬢:小暮英麻
メイド:小島めぐみ
台本を書いた石塚さん曰く「衣装を着せたかったからこうなった」。
それは素晴らしく良い仕事だ、石塚さん。
おかげで物凄いモノが見れました。
土屋さん:白衣&聴診器
小島さん:ピンクのメイド服
英麻さんが台本指定のセーラー服を拒否られたのだけが、心底残念です。
前座で流れた音声ドラマもやたらと最高。
「婦人科の海月先生、『10代の少女の性を考える』の講演のお時間です」
沙羅&波音さーーん!
ついでに、石塚さんが次の曲の準備をしてる間に「病院に関する思い出」でトーク。
土屋さん:手術ごっこ
英麻さん:名前を「ひであさ」と読み間違えられるのがつらい
小島さん:上から
石塚さん:
「上からってなんだ!」
エロネタに過敏な反応を示して石塚さんが戻ってきたところで、後半。
【9曲目:恋はなんだろう(石塚さより)】
アイドルのコンサートだったのか!
多分、観客のほとんどが胸中で叫んだと思う。
あのとき「恋はなんだろう」で撃退されたのはイズールさん。
そしてこの曲が戦闘で使われたのもあのときのみ。
で、なんでも前回のライブ後の感想で、この曲のリクエストが多かったそうです。
みんな、期待してる部分は同じなんだなぁ・・・。
劇中でもコールが入りまくりの曲なだけに、実際にライブでやっても違和感なし。
突然歌われた2年以上前のアニソンに、ちゃんとみんなの合いの手が入りまくったあたりに、愛という見えない奇跡を感じた。
…そして、石塚さんは途中で歌詞をお忘れになりました。
パニクる石塚さんの可愛らしい反応を見て、「儲けた」と思うのは「ぴっち」ファンとして正しい反応だったと信じてる。
【10曲目:花と蝶のセレナーデ(小島めぐみ)】
少数派かもしれませんが、個人的にはこれを一番楽しみにしてました。
で、先ほどのコントの流れのまま、蘭花さん、メイド服にてご登場。
扇子を持ったメイド服の娘が歌う「花と蝶のセレナーデ」。
小島さん:
『私にかしづく 可愛い下僕よ…』
メイドの格好で唄う歌じゃねぇ。
もはや意味が分からなさ過ぎて、口から火でも吹くしかない。
お歌が終わった後、退場前に一言。
小島さん:
「これからも死ぬまで踊り続けなさい…!」
喜んで!
さて、前回と同じく、間奏部分で台詞。
ただし今回は出演者全員。
あらゆる意味で情報量が凄まじすぎて、脳がヒートした。
「私が先にマーメイドプリンセスを見つけたんだ!」
「あ!英麻さま!」
「英麻さまって誰よ!私はかれんよ!パープルパールボイス!」
「変身しても何も変わらないじゃない…」
「うるさいわね、撲殺するわよ」
「こうなったら私が歌うわよ」
「いや私が」
「待て。ここは私が歌……私は歌がないんだった…」
焼き切れた脳の回線をつないで見た。
半分くらいしか復元できてない上に、多分、意味が分からないと思う。
どなたか、詳細なレポをお待ちしております…。
【11曲目:オーロラの風に乗って(小暮英麻)】
英麻さん:
「この歌は1年前に封印したつもりでした」
そして今年も怒涛のコール。
【12曲目:黒の協奏曲 ~concerto~(土屋実紀)】
下屋さんが不参加の今、果たして誰と組むのか。
答えは「残りの全員」でした。
舞台には土屋さん+残りのお三方。
下屋さんの姿がないのは残念でしたが、さすがに4人がかりは素敵な迫力。
さりげなく宿敵の歌を唄ってるかれさんの姿が、妙に印象的でした。
【ゲーム:早口言葉】
英麻さん:
「そろそろ口が疲れてきたと思うので、和み系のゲームを」
そう言って始まったのが事務所対抗・早口言葉ゲーム。
なにその酷いいじめ。
が、さすがは本職たち。意外にも(?)皆さん、楽々突破。
結局、色々用意した英麻さんだけ自爆。
締めにサインつきボールを観客にプレゼント。
前列にいたんで初めから諦めてたのですが、意外と近くに飛来してきて、一瞬だけ手の中に。
もっと気合入れてれば取れてたのに。無念。
【13曲目:希望の鐘音 ~Love goes on~】
「次が最後の曲です」との台詞にしばらく硬直。
もう終わるなんて早すぎる!
後から思えば、この時点で13曲目。
充分量のはずですが、気持ちが暴走してただけに、まだまだ続いて欲しかった気分。
歌は基本的に「石塚&土屋」「小島&小暮」で担当。
劇中ではありえなさすぎる面子による「希望の鐘音」に、目頭が熱く…。
出演者一同:
「ラブシャワーピッチ!」
「アンコールはいかが!」
もちろん即座にアンコール。
【アンコール:Legend of Mermaid】
最後を飾るのはやっぱり「LoM」。
一緒に歌ってくださいの言葉を受けて、出演者&観客の大合唱。
なお、歌詞は完全に覚えてました。
そして歌ってて最高に気持ちよかった。
『七つの国のメロディア 誰もがいつかはここを 旅立つ日が来ても 私は忘れない…!』
【物販】
今回の商品はTシャツとリストバンド。
もちろん両方とも購入しました。
【贈花】
「ぴっち」スレで始まった企画の結晶はちゃんと会場に。
ところで、横に貼ってあったイラストにマリアさんの姿があったのは何故?
【総じて】
時間的には2時間以上、曲数14+コントにゲームにトークと盛りだくさんな内容。
でも本当にあっという間に終わってしまいました。
舞台からにじみ出るサービス精神、会場全体から伝わる愛。
エンターテイメントの極地を見た気がした。
前回のライブから1年。
でもその1年を感じさせないような、まさかの「追加公演」。
これが最後と公言はされていますが、ぜひまたひょっこりと、この続きを見せてください…。
最後に。出演者の皆様と、「ぴっち」に関わった全ての方々に心の底から感謝の言葉を。ありがとうございました。
【追記】
関係者席に、中田あすみさん(るちあ役)がいらっしゃってたそうな(未確認)。
な ぜ 歌 わ な い !
いえ、ここは素直に「ぴっち」の交流が続きに続いているということに、何かの期待と感謝を持つことにします。
【追記その2】
高遠るいさんのブログに素敵なイラストが。
…「昨日の心を打たれた言葉」には全面的に同意です。
そのとき知り合った有志によるライブが開かれたのが1年前。
一夜限りの悪夢のはずが、うっかり二度寝してもう一度。
「Voice in the Live」、1年の時を経て再び開演。
【曲目】
1. | 七つの海の物語 ~Perals of Mermaid~ | 全員 |
2. | 夢のその先へ | 土屋実紀 |
3. | 暗黒の翼 | 石塚さより、小島めぐみ |
4. | Star☆メロメロHeart | 小暮英麻 |
5. | サンサンサンバ~ファインばーじょん★ | 小島めぐみ |
6. | 陽だまり電脳少女 | 石塚さより |
7. | 未来への鍵 | 土屋実紀 |
8. | FLY IN TO THE NIGHT | 小暮英麻 |
9. | 恋はなんだろう | 石塚さより |
10. | 花と蝶のセレナーデ | 小島めぐみ |
11. | オーロラの風に乗って | 小暮英麻 |
12. | 黒の協奏曲 ~concerto~ | 土屋実紀 with フィッシーズ |
13. | 希望の鐘音 ~Love goes on~ | 全員 |
14. | Legend of Mermaid | 全員 |
一応、簡単にですがレポート&感想。
なんというか、読みやすさとか整理するとか、そういうのは放棄しました。
錯乱振りだけでも伝われば幸いです…。
【開場前】
昨日、「ぴっち」最終話の感想をアップ。
全話視聴&感想作成も間に合い、満を持して会場へ。
開場20分前に到着し、しばらく待つかと思いきや、即行で中に案内された。
とりあえず、贈花の方に気持ちを渡して中へ。
【開演前】
入場。ちょうど館内に「暖かい思い出」がかかってた。
嗚呼、なんだかとっても「ぴっち」っぽい。
感激しながらしばし待機。
【開演直前】
流れていたサントラ1が終了。
次に流れたのが…
ファイン:
「なぜか気になるなるなる♪」
何をやっているファイン。
昨年に引き続き「お菓子なおかしなプリンセス」。
この「去年に続く第二弾」ネタはライブ各所で見られました。
なんか、随所に愛を感じる…。
【1曲目:七つの海の物語 ~Pearls of Mermaid~】
照明が落ち、幕が上がり。
最初の曲は数々の名曲を抑えて堂々の「PoM」。
ずらりと並んだ出演者一同に、前回の思い出と相まって思わず涙が。
『私を忘れないで Tales of Mermaid…!』
なお、私のいた場所は2列目。
小島めぐみさんの定位置の目の前でした。
個人的に一番のお目当てだったので、超ラッキー。
(なお、以下の記事内で出演者の台詞を「引用」しますが、細かい表現、言葉遣い等には記憶違いがあります。意味的な部分だけお聞きください)
【スゴイ質問コーナー】
ネット上で事前募集されていたもの。
土屋さん:
「お酒に関するエピソードを」
→「路上で寝た。乙女なのに」
石塚さん:
「一人だけ曲がありませんが、もし強奪するとしたら?」
→「Legend of Mermaid。アレさえ奪ってれば「ぴっち」を乗っ取れたのに!」
小島さん:
「参加者の『これはどうだろう』なところは?」
→「目力がすごい(土屋さん)、お腹見せたがり(石塚さん)、塩を食べるって聞きましたけど…(英麻さん)」
英麻さん:
「去年、歌の評判を聞いて傷ついたとのことでしたが、評判を聞いて歌に対する気持ちが変わりましたか?」
→「何も変わりません!」
全員:
「メンバーと体の一部分を取り替えるとしたら?」
→「英麻→小島:目」「小島→石塚:身長」「石塚→土屋:オパーイ(台詞ママ)」「土屋→英麻(細さ)」
終始 英麻さまに嬲られるこじまめ、エロ路線を爆走する石塚さん、色々な意味で他を圧倒する土屋さん。
去年と比べ、人数が減った分、かけあいの密度が増したような気がした。
【2曲目:夢のその先へ(土屋実紀)】
土屋さん:
「『ぴちぴちピッチ』に初登場したのが9月ごろ。
話を貰ったのが6月ごろ。
そのときに始めて聞いた曲がとても印象に残っていて、『ぴっち』の曲では一番好きです」
そんな前置きで始まった「夢のその先へ」。
他の人魚さんの曲が愛や夢、絆を全肯定している中、「夢のその先へ」はかなり特殊な位置づけの歌詞だと思う。
さすがはラストサブタイトル。
(そういえば、当の人魚さんたちは「BBSの曲が好き」とか言っていたような。奇しくも入れ替え現象)
…ところで、シェシェが初登場したのは10月。
まぁ、それは誤差としても「6月当時、初めて聞いた」のが「夢のその先へ」とはどういうことだ。(初出:10月18日)
そんな早い段階でレコーディングとか行われてたんでしょうか。意外とやるな「ぴっち」。
なお、役を貰ったときの思い出で、
土屋さん:
「どっち(シェシェ&ミミ)の役ですかーって聞いたら『お前はこっちに決まってるだろ』と。
あーそうですよねー、こっちの可愛いのじゃないんだーって」
…もし配役が逆だったら、それは違う番組になっていた気がする。
【3曲目:暗黒の翼(石塚さより&小島めぐみ)】
舞台には二人の影。
二人?BBSソング?
そんなことを思っているうちに流れ出す前奏。
…なんだこれは?
なまじ先入観があっただけに、一瞬、何の曲か分からず。
そして、まさかの「暗黒の翼」に思わず驚愕。
正直、「夢のその先へ」は予想してましたが、これは全くの想像の範疇外。
おうわ、蘭花が「暗黒の翼」歌ってるよ…。
本編では曲の取替えや合唱がなかっただけに、思わず唖然として聞き入ってしまった。
石塚さん&小島さん:
『そのまぶた閉じて見つめて…』
ハモり具合が格好よすぎる。
ヘッドセットまで着用してのお歌に、もう感動しまくり。
今回の「VitL」で一番印象に残ったのがこれでした。
【4曲目:Star☆メロメロHeart(小暮英麻)】
英麻さん:
「放送時からとても気になってた曲で、今回、無理を言って入れました」
夢のデスボイスの共同作業。
わざわざ、あららソングを指定してきたあたりに、英麻さんの邪悪ぶりを感じます。
(どうでもいいことですが、あららと かれんさんは劇中で顔を合わせたことはなかったりする)
【トーク:特技】
いきなり石塚さんが一人で登場。
用意してあったドラムに無言でスタンバイすると、意を決して演奏開始。
すげぇ、なんか格好いいぞイズール!
そんなわけでテーマは「特技」。
英麻さん:
なぜか公式プロフに料理。ただし、チンしかできません。でも人に得意料理を聞かれたら「肉じゃが♪」って答えるの!
小島さん:
曲を作れる。音を聞き取ることができる
土屋さん:
歌…は本職にしてしまったので、ビデオ編集。学生時代に「趣味:ビデオ鑑賞、特技:ビデオ編集」って書いたら先生に呼び出された
【5曲目:サンサンサンバ~ファインばーじょん★(小島めぐみ)】
ファイン再び。
そういえば、去年の「VitL」がきっかけで「ふたご姫」を見始めたんだったよな…。
無邪気に踊り狂うこじまめの姿に、なんだか心に暖かいものが。
【6曲目:陽だまり電脳少女(石塚さより)】
「ToHeart2」より。
いつのまにそんなのものに出てたのか。
完全キャラ声でトークつき。
しまった、「ToHeart2」もちゃんとチェックしておくべきだった。
【7曲目:未来への鍵(土屋実紀)】
「太鼓の達人 とびっきり!アニメスペシャル」より。
土屋さん:
「CDではこの曲のあとに『マジンガーZ』が入っていて、すごく格好いい」
「一時期ずっと聞いていた」
この曲は初めて聞いたんですが、本当に太鼓で演奏するんですか?
無茶苦茶に難易度高そうだ…。
【8曲目:FLY IN TO THE NIGHT(小暮英麻)】
「ナイトウィザード」OPより。
確か以前にどこぞでこの曲が紹介されたとき、「歌が上手くなってる!」「文化財保護のため、これ以上、歌わせるな!」と悲鳴が上がった記憶が。
確かに物凄く素直にそのまま聴けてしまいました。
これがデスボイスさまの実力なのか、私の脳が完全に死に始めたのか…。
【コント:病院編】
病院を舞台にしたコント。
医者:土屋実紀
患者:石塚さより
お嬢:小暮英麻
メイド:小島めぐみ
台本を書いた石塚さん曰く「衣装を着せたかったからこうなった」。
それは素晴らしく良い仕事だ、石塚さん。
おかげで物凄いモノが見れました。
土屋さん:白衣&聴診器
小島さん:ピンクのメイド服
英麻さんが台本指定のセーラー服を拒否られたのだけが、心底残念です。
前座で流れた音声ドラマもやたらと最高。
「婦人科の海月先生、『10代の少女の性を考える』の講演のお時間です」
沙羅&波音さーーん!
ついでに、石塚さんが次の曲の準備をしてる間に「病院に関する思い出」でトーク。
土屋さん:手術ごっこ
英麻さん:名前を「ひであさ」と読み間違えられるのがつらい
小島さん:上から
石塚さん:
「上からってなんだ!」
エロネタに過敏な反応を示して石塚さんが戻ってきたところで、後半。
【9曲目:恋はなんだろう(石塚さより)】
アイドルのコンサートだったのか!
多分、観客のほとんどが胸中で叫んだと思う。
あのとき「恋はなんだろう」で撃退されたのはイズールさん。
そしてこの曲が戦闘で使われたのもあのときのみ。
で、なんでも前回のライブ後の感想で、この曲のリクエストが多かったそうです。
みんな、期待してる部分は同じなんだなぁ・・・。
劇中でもコールが入りまくりの曲なだけに、実際にライブでやっても違和感なし。
突然歌われた2年以上前のアニソンに、ちゃんとみんなの合いの手が入りまくったあたりに、愛という見えない奇跡を感じた。
…そして、石塚さんは途中で歌詞をお忘れになりました。
パニクる石塚さんの可愛らしい反応を見て、「儲けた」と思うのは「ぴっち」ファンとして正しい反応だったと信じてる。
【10曲目:花と蝶のセレナーデ(小島めぐみ)】
少数派かもしれませんが、個人的にはこれを一番楽しみにしてました。
で、先ほどのコントの流れのまま、蘭花さん、メイド服にてご登場。
扇子を持ったメイド服の娘が歌う「花と蝶のセレナーデ」。
小島さん:
『私にかしづく 可愛い下僕よ…』
メイドの格好で唄う歌じゃねぇ。
もはや意味が分からなさ過ぎて、口から火でも吹くしかない。
お歌が終わった後、退場前に一言。
小島さん:
「これからも死ぬまで踊り続けなさい…!」
喜んで!
さて、前回と同じく、間奏部分で台詞。
ただし今回は出演者全員。
あらゆる意味で情報量が凄まじすぎて、脳がヒートした。
「私が先にマーメイドプリンセスを見つけたんだ!」
「あ!英麻さま!」
「英麻さまって誰よ!私はかれんよ!パープルパールボイス!」
「変身しても何も変わらないじゃない…」
「うるさいわね、撲殺するわよ」
「こうなったら私が歌うわよ」
「いや私が」
「待て。ここは私が歌……私は歌がないんだった…」
焼き切れた脳の回線をつないで見た。
半分くらいしか復元できてない上に、多分、意味が分からないと思う。
どなたか、詳細なレポをお待ちしております…。
【11曲目:オーロラの風に乗って(小暮英麻)】
英麻さん:
「この歌は1年前に封印したつもりでした」
そして今年も怒涛のコール。
,--ー、 ((//jヽ) 从゜ ー゜ハ あっさ日がうっれっしくて~ (⊂vr+jつ† ((((<l__! )) )) ∫∫UU ∫∫ ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ < う っ れ っ し っ く て !! > ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ 、 、 、 、 、 /っノ /っノ /っノ /っノ /っノ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ / / ∧_∧ \\( )\\( )\\( )\\( )\\( |
【12曲目:黒の協奏曲 ~concerto~(土屋実紀)】
下屋さんが不参加の今、果たして誰と組むのか。
答えは「残りの全員」でした。
舞台には土屋さん+残りのお三方。
下屋さんの姿がないのは残念でしたが、さすがに4人がかりは素敵な迫力。
さりげなく宿敵の歌を唄ってるかれさんの姿が、妙に印象的でした。
【ゲーム:早口言葉】
英麻さん:
「そろそろ口が疲れてきたと思うので、和み系のゲームを」
そう言って始まったのが事務所対抗・早口言葉ゲーム。
なにその酷いいじめ。
が、さすがは本職たち。意外にも(?)皆さん、楽々突破。
結局、色々用意した英麻さんだけ自爆。
締めにサインつきボールを観客にプレゼント。
前列にいたんで初めから諦めてたのですが、意外と近くに飛来してきて、一瞬だけ手の中に。
もっと気合入れてれば取れてたのに。無念。
【13曲目:希望の鐘音 ~Love goes on~】
「次が最後の曲です」との台詞にしばらく硬直。
もう終わるなんて早すぎる!
後から思えば、この時点で13曲目。
充分量のはずですが、気持ちが暴走してただけに、まだまだ続いて欲しかった気分。
歌は基本的に「石塚&土屋」「小島&小暮」で担当。
劇中ではありえなさすぎる面子による「希望の鐘音」に、目頭が熱く…。
出演者一同:
「ラブシャワーピッチ!」
「アンコールはいかが!」
もちろん即座にアンコール。
【アンコール:Legend of Mermaid】
最後を飾るのはやっぱり「LoM」。
一緒に歌ってくださいの言葉を受けて、出演者&観客の大合唱。
なお、歌詞は完全に覚えてました。
そして歌ってて最高に気持ちよかった。
『七つの国のメロディア 誰もがいつかはここを 旅立つ日が来ても 私は忘れない…!』
【物販】
今回の商品はTシャツとリストバンド。
もちろん両方とも購入しました。
【贈花】
「ぴっち」スレで始まった企画の結晶はちゃんと会場に。
ところで、横に貼ってあったイラストにマリアさんの姿があったのは何故?
【総じて】
時間的には2時間以上、曲数14+コントにゲームにトークと盛りだくさんな内容。
でも本当にあっという間に終わってしまいました。
舞台からにじみ出るサービス精神、会場全体から伝わる愛。
エンターテイメントの極地を見た気がした。
前回のライブから1年。
でもその1年を感じさせないような、まさかの「追加公演」。
これが最後と公言はされていますが、ぜひまたひょっこりと、この続きを見せてください…。
最後に。出演者の皆様と、「ぴっち」に関わった全ての方々に心の底から感謝の言葉を。ありがとうございました。
【追記】
関係者席に、中田あすみさん(るちあ役)がいらっしゃってたそうな(未確認)。
な ぜ 歌 わ な い !
いえ、ここは素直に「ぴっち」の交流が続きに続いているということに、何かの期待と感謝を持つことにします。
【追記その2】
高遠るいさんのブログに素敵なイラストが。
…「昨日の心を打たれた言葉」には全面的に同意です。
錯乱振り、とっても楽しく伝わりました。^^
ぴっちレビュー連載、楽しみにしてたんで、終わって淋しい気持ちと、ちゃんと幕を迎えられた達成感で、万感の想いです。
(ただ読んでただけの人間が何を言う)
こういうのを見ちゃうと、行けば良かったかも…と微妙な後悔を始めてしまいます。
ぴっちレビュー連載お疲れ様でした&ありがとうございました。
次回がもしもあったときは、ぜひこの混乱を味わってみてくださいw
おかげさまで、ぴっちレビューもなんとか最後まで書けました。
「今更こんな感想書いても誰も読まないだろうな」と思いつつ始めたので、読んでくださってる方がいると知ったときはとても嬉しかったです。
頂いたコメントは、本当に励みになってました。こちらこそ、ありがとうございました。
ぼちぼち、いつものアニメ感想も再開しますので、これからもよろしくお願いしますー。