穴にハマったアリスたち

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…というようなことを考えてた。仕事中に。

2008年06月25日 | アニメ、ゲーム・全般
特に何というわけでもない駄更新。
今週のマガジンを読んで、久米田さんもいろいろ言いたいことがあるのだろうなぁとほんのり思ってみた。
思えばサンデーさんでのいざこざは、この連載が始まった頃には起こってたのですね。

前にネタにした雷句さんの一件、ご本人様の弁では『原画には美術的な価値がある』とのことで、一部の報道では「漫画で芸術???」的な煽りも見ました。
雷句さんがどういうニュアンスでこの表現を使ったのかは分かりませんが、本人ブログを見る感じでは、「芸術的価値」というか「商品価値」のような気がします。
要するに、「貸与中の商品をなくされた」とかそういう問題。それなら訴えは極めて普通で当たり前の行為。
「芸術品だから」というより、ビジネスライクな話に落とし込んだほうがすっきりするんじゃなかろうか。

漫画家さんも当然、仕事としてやってるわけで。
しばしば連載の大変さとか、締め切り前に何日も徹夜したとかがネタにされますけど、それは異常なことだと認識すべきだと思います。
商売上、単純に労働基準法や36協定のようなものが適用されるわけではないでしょうけど、不当な労働環境は客にとっても作者本人にとっても良くないはずだ。
原稿を落とすことや、ラフで掲載することを絶対悪のように言う人もいますけど、自分の仕事に置き換えてみれば異常だと分かるんじゃないでしょうか。
(一般の仕事ならば納期を守らないのは絶対悪…なんて反論はお子様。問題は、不当に厳しい納期や見返りの少なさ)

とりあえず私は「不当な残業をするくらいなら納期を破るべきだ」を信念に仕事をしてるくらいなので、この手の話やストライキとかは全面的に応援したい。
もちろん、それで自分が客の立場として不利益を被っても全然気にならない。
海外とかにいくと、日没には一斉に閉店するわ、営業してても数倍の価格だわ、店員は舌打ちしながらつり銭を投げ返してくるわ、約束した納期は一切守られないわと、そういうのに遭遇しますけど、その度に幸せな気持ちになります。
みんな、もっといい加減に仕事をすべきだ。それで世界は、ちゃんと回ってる。

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