穴にハマったアリスたち

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出版100周年企画「赤毛のアン」展(三越)

2008年06月14日 | 小説・本
気づく人にはバレバレだと思いますが、私は「赤毛のアン」のファンです。
ハンドルネームの「RubyGillis」は、その登場人物からつけました。
(元々捨てハンドルのつもりだったので適当につけたのですが…。今となっては、恐ろしく痛いHNだ。「美翔舞」とか「春日野檸檬」と名乗ってるのと同じだもの)

出版100周年企画「赤毛のアン」展(三越)

 

 開催期間:6月10日(火)~22日(日)
 場所:日本橋三越 新館7Fギャラリー

まぁそんなわけで。三越でやっている「赤毛のアン」展に行ってきました。
「赤毛のアン」出版100周年記念の一環です。
ちなみに三越さんの旅行部門が先導された模様。こういう前向きな商業姿勢は大好き。

目玉は犬の置物。原作者のモンゴメリさんが実際に所持していた現物です。「アンの愛情」にて登場。
正直、言われるまですっかり忘れてましたけど。(個人的には、プリシラがチョコレートケーキを押し潰すのに使ったクッションの方が印象に残ってる)
ご本人様の私物が見れるのはファンとしてはとても嬉しいです。

モンゴメリの直筆原稿や、村岡花子さん(「赤毛のアン」翻訳の第一人者)の原稿も拝めます。
モンゴメリの原稿、手書きなのですが達筆すぎて全く読めません。
しかも決して綺麗じゃない。それが逆に、生の勢いを伝えてくる。

その他、ペンのインクを拭き取る用のガラス器具だの洗濯機だのが面白かった。
アンの時代って今から100年前。これが600年前の中世までいけば逆に生活の様子も想像できるけど、100年前だと逆に難しい。
そうか、洗濯機はあったのかあの時代…。

で、上述のとおり旅行系の特集だったこともあり、大量にパンフレットがあったので、大量にもらって来た。密かに行く予定はあるのです。
ただ私は「赤毛のアン」(第1巻)というか「アンの愛情」(第3巻)のファン。
なので、(「アン」の舞台として有名な)プリンスエドワード島よりも、ハリファックスのダウハルジー大学(第3巻の舞台)に行ってみたい。

ちょろっとパンフレットを見た限りでは、ツアーでダウハルジー大を組み込んでるところはなかなか無さそうです。
一応、ハリファックス滞在のプランもあるようですが、「タイタニック」縁の地でもあるらしくてそっちが目的みたい。
残念だ。タイタニックには興味がない。大学やその近くにある墓地(※注)が見たいのに。
(※注:アンがフィリパという化け物に遭遇する場所。現存すると知って是が非でも見たくなった)

代わりにナイアガラやバンクーバー観光、ミュージカルオプションが多いみたいですけど、あんまり興味が…。
ナイアガラは既に行ったし、ミュージカルは現地で見る必要性を感じない。
バンクーバーには行ってみたいけど(憧れの大都会の一つ。ジェーン・アンドリュースの引越し先!)、そこまでの訴求力もなし。

カナダは治安も良いし英語圏なんで自力観光も不可能じゃないんですが、ツアーの方が楽は楽なんですよね。宿泊の手配とか。
何より、自動で案内がつくのがありがたい。
知識がないと楽しめないことって、たくさんあるから。

とりあえず片っ端からパンフは貰ったので、可能性がありそうなところに色々聞いてみよう。
「赤毛のアン」展に協力した旅行関係の皆様にも、これで少しは報いることができます。
展示の最後の方は、何とか「さりげなく」カナダ旅行につなげようとしてる気配がして、とてもとても微笑ましくなりました。この手の気合は、本当に大好きでしょうがない。

なお、その「赤毛のアン」展、たった一つだけ大きな不満点が。
結構でかいフロアを使って、結構がっつりした展示なのですが。
「ルビーギリス」の名は一言も出てきませんでした。ちくしょう。
コメント (2)
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