Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

♪コンサートのお知らせ:tourbillon/トゥールビヨン~中世キプロス島音楽の煌めき~

2017-09-13 23:10:45 | 音楽
~9月22日の演奏会まではこの記事がトップにきます。新着記事はこの記事の一つ下となります。~

皆さま、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
来たる2017年9月22日(金)、新大久保の「日本福音ルーテル東京教会」で開催されます演奏会についてご案内申し上げます。

リコーダー奏者の守谷敦が音楽監督を務めます中世音楽のシリーズ、
今回は日本福音ルーテル東京教会にて
『tourbillon/トゥールビヨン~中世キプロス島音楽の煌めき:イソリズムモテット:中世最後期の精巧なる対位法~』
と題し、キプロス写本の作品をお送りいたします。

今回のコンサートはメンバーが8人とこれまでになく規模の大きいコンサートです。
中世最後期のキプロス島に残された写本を紐解く一夜に出かけられませんか。
ご興味、お時間ございましたら是非是非、お出かけ下さいませ。
皆様のご予約、お越しを心よりお待ちいたしております。


コンサート:tourbillon/トゥールビヨン~中世キプロス島音楽の煌めき~
♪日時: 2017年9月22日(金) 19:00開演(18:30開場)
♪会場: 日本福音ルーテル東京教会(JR山手線「新大久保」、JR中央・総武線「大久保」北口、東京メトロ副都心線「東新宿」B1出口、都営大江戸線「東新宿」B1出口
♪出演:サクバット・スライドトランペット:宮下宣子、歌:上杉清仁、中嶋俊晴、福島康晴、ヴィエル: 須賀麻里江、クラヴィシンバルム:吉見伊代、オルガネット: 矢野薫、リコーダー・音楽監督: 守谷敦 
♪プログラム:Lucis eterne splendor/壮麗なるかな永遠の光、
Veni,splendor mirabilis/来たれ輝ける英名よ  他
♪チケット:全自由席 前売 3,000円 当日 3,500円、学生(前売り・当日とも)2,000円
♪宮下宣子・AM音楽事務所共催

*チケット予約・取り扱いは下記の通りです。
AM音楽事務所: tel&fax. 04-2953-1459
東京古典楽器センター: tel. 03-3952-5515
e-mail:gandharva.am♪gmail.comまたは、t_bene♪ja2.so-net.ne.jp
(メールをご利用の方は、♪を@にしてご送信下さい。また件名に「9月22日コンサート」「トゥールビヨン」などとご記入の上ご送信下さい。) 

チラシ↓<表>、<裏>クリックで拡大します。
 
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夏の終わりの獅子舞@檜原村湯久保

2017-09-13 23:09:26 | 旅気分
去ってゆく夏を惜しみながら、思い出しながら書き留めています。
檜原村湯久保の獅子舞いに使う花笠をつれあいが作るという縁ができ、その舞いがとり行われた8月25日にこの地区の獅子舞を見に行きました。
初めての檜原村は山懐の深いところにある自然豊かな村でした。

この獅子舞は300年の歴史を持ち、地区の人々によって伝承されてきた芸能で、この日見た湯久保の獅子舞は午後4:00頃から始まり
<宮参り→膝折り→庭固め→三ツ羽根→鞠掛り→竿掛り→雌獅子隠し→剣掛り>
という風に舞いが進み終わるのは夜11:00頃になるということでした。
8つのパートはそれぞれ1時間から1時間半という舞いで、それぞれに物語があり、その各パートがつながってまたそれが一つの長大な物語になっており、全部を見るのも勿論のこと、それぞれの部分を見るだけでも楽しめるようになっています。

湯久保獅子舞
伝承地:檜原村湯久保(ゆくぼ)
時期:8月最終土曜日(湯久保で上演)
   9月第1土曜日(小沢で上演)
伊勢清峯神社へ天下泰平・五穀豊穣と疫病除けを祈願して行う三匹獅子の奉納舞です。

8月最終土曜日は地元である湯久保で、翌週の9月第1土曜日は麓の旧北檜原小学校の校庭で「式三番」の前に午後4時ごろから舞い始めます。

旧獅子頭の破片で、雌獅子の上顎と見られるものの裏側に、「宝暦囗未9月奉納」、前御前神社の幟旗に「宝暦10辰2月4日氏子湯久保中」としるされており、このことから創始は、宝暦13年葵未年(1763年)9月ではないかと推測されております。(檜原村史参照)~檜原村HPより

三匹獅子は大頭、雌獅子、小頭で、4人の花笠がササラを手に持ち、四隅に立っています。
そして笛の調子の変化で場面が変わっていくのでした。笛の人数はその部分によって4人になったり、2人になったり、あるいは3人になったりします。

これは<鞠掛り>の場面。

大分、闇が濃くなってきました。

四隅の灯りに照らされて三匹の獅子が花笠を真ん中にして何事かもめている最中。

実に愉快で豊かな夜でした。
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