Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ハンマースホイ展の前に① 小笠原美環:「ひとりごと」

2008-11-03 23:49:35 | 展覧会・建築・器
西洋美術館に行く前に立ち寄ったのはSCAI THE BATHHOUSE
ここはいつも興味深い展覧会を開いているので、通る機会がある時は覗いて見ることにしている。(この建物はまさに「BATHHOUSE」、外観についての記事は⇒こちら
実はもう終了してしまったのだけれど『塩保朋子:「Cutting Insights」2008年8月29日(金)-9月27日(土)』は是非、見るといいよ~!と薦められていたにも関わらず、残念ながら見る機会を逃してしまったのだ。
で、たまたま通りかかったこの日は『小笠原美環:「ひとりごと」/2008年10月3日(金)-11月8日(土)』を開催中だった。初めて見る作家だけに、どんな作品が画展示されているのだろう、と興味津々で入ってみた。
                
彼女の作品はグレイを基調とし、そして黒、白と全体に抑えた静かな色調のものが並んでいた。この作品展の後に、ハンマースホイを鑑賞した時に「あれ?さっきの作品の雰囲気どこか・・・」とふと思ったのだけれど、帰宅してHPの解説を読んで納得。こういう偶然ってあるんだ、と一人喜ぶ。彼女の作品について、そしてハンマースホイについて別の道からまた考えることができたのだから。
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井の頭公園点描

2008-11-01 23:23:44 | 旅気分
先日、仕事帰りにちょっと時間があったので井の頭公園(井の頭恩賜公園)を歩いてみた。
吉祥寺駅から徒歩でほんの数分のところにこんな水と緑の豊かな公園が広がっていたとは!と何だか愉快になる。いつも駅の反対側に出るばかりだったので、この公園を訪れたのはこの時が初めてだったのだ。

夏の名残の乾いた緑の葉と、紅葉し始めた木々が混在しているのも楽しい。つい『グーグーだって猫である』を思い出したりもして・・・木立の向こう、右奥に野外ステージがちらりと見える。
           
池を中心にしたこの公園、ボートが何艘も浮かび笑い声が水面に響く。ボート場以外の池では噴水が吹き上がり幾重もの水の輪が描かれている。
            
その向こうに見えるのは・・・
水といえば、やはり弁財天、弁天様!弁天様といえば「ヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティーが仏教あるいは神道に取り込まれた呼び名である。・・音楽神とされ、福徳神、学芸神など幅広い性格をもつ」(Wikipediaより)!!
今回はゆっくり訪ねる時間がなくて残念、次回(何時になることやら)は先ずここ井の頭弁財天を訪れなくては!!木々の間に見える朱が美しい。

広い公園なので、短い時間ではとても探検しきれなかった。歩いていて、こんな階段に出くわすとどこへ通じているのだろう?など想像しわくわくする。
            
美しい実をつけた木に出会った。表示板に「サンシュユ(ミズキ科):早春、葉が開くより先に、黄色い小さな花がかたまって咲きます。昔中国からきた木で、赤い実は漢方薬に用いられます。」と記されていた。
            
コメント (8)
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