映画館のチラシ棚の中から遠くを見つめる男女の表情と題名の「コレラの時代の愛」に惹かれ、思わず手にとった。
よくよく見ると・・・ぬおぉぉぉ・・!
この男性はハビエル・バルデムではないですか!!でも、この作品はスペイン語ではなさそう、多分英語だな。
コロンビアの作家・小説家であり1982年にノーベル文学賞を受賞したガブリエル・ガルシア=マルケスの代表作『コレラの時代の愛』の映画化作品で、しかもチラシには「・・・フロレンティーノをハビエル・バルデムが怪演」とある。
ガルシア=マルケス、その名前は知っていながらいつか読んでみたいと思っていた作家だ。先日、スペイン語の教室で彼の作品でお薦めはどれ?と質問してみた。「百年の孤独」「大佐に手紙は来ない」そしてこの「コレラの時代の愛」の3作が先ず挙げられた。どの作品も長いという話だったが、彼の作品は一度夢中になるとその魅力の虜になる人が多いとも。一緒に勉強しているクラス・メートはスペイン語のきっかけを「ガルシア=マルケスを原語で読みたい」と確か話されていたっけ~。これは、一度読んでみなくては・・・と思っているところ。
早速、シノさんとこにもお邪魔してきました。絵がまたよかったです~!!
ところで、「予告された殺人の記録」読み終わったとこです。読み始めて気付いたら、その世界に引きずり込まれてました!!
シノさんちにも書きました↓
http://www.golden5.net/blog/archives/2008/04/post_444.html
全集の中に入っているということを教えていただかなければ、ずっと知らずにいたと思います。ほんとに、ありがとうございます、感謝です!!
ところで、「ダージリン急行」急行じゃないですよね、あの緩さは~ふふふっ!
昨年、ガルシア=マルケス全小説という全集が新潮社から刊行されていまして「大佐に手紙は来ない」は訳されて二巻目の「悪い時」の中に入っていました。
↓をどうぞ
http://www.shinchosha.co.jp/topics/marquez/
映画観てみたいです。
(話が変わりますが、先日、こちらで紹介されていた「ダージリン急行」観てきました!!)
注文している間に今、手元にある「予告された殺人の記録」を読み始めようと思います。
お薦めくださり、ありがとうございます!!
ラテンアメリカのネイティブな世界にどっぷり浸かれます。また何度読み直しても、新たな発見があります。
「ガルシア・マルケス活用事典」なるサイトは前に紹介しましたが、池澤夏樹・著「ブッキッシュな世界像」も参考になります。