Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

8人の女たち

2006-06-21 23:09:13 | 映画 は行
           *公式サイト

雪に降り込められたクリスマスの大邸宅で起こる殺人事件。登場人物はそこに集まった女性8人それぞれ疑心暗鬼に陥りつつ犯人探しをする。次々に暴かれていく隠されていた真実、本性!

ミステリーで、暴かれる一人一人の秘密がわかる度にどろどろなんで「えぇー」なんだけれど、これはコメディーでもあるんだよね。だから後味の悪さは全くありません。(唯一マルセルの最後は私は受け容れがたかったけど)その上、ミュージカル仕立てこの豪華な出演者がそれぞれ歌って踊るんです
サービス精神に溢れていて、うふっでした。衣装の色が一人一人の個性を物語るような色でそれは華麗な変身を見せるイザベル・ユベール以外変わらないのも筋が通って素敵でした。大邸宅の豪奢さに彼女たちの色がほんとにきれいに映えて見えました。最後の大団円でずらりと8人が一列に並び、手をつなぎあったところは壮観というか女は怖いよ!というか(笑)

どの女優をみても、う~ん、素敵だっ!そして、こんな風に年重ねられたら・・・憧れちゃうなぁ
女はこうでなくっちゃ!とにかくタフでなくちゃね!と観終わって元気になりました。さあ私は、明日は本番、40曲ほど(声楽教室の発表会なんで)歌曲の伴奏してきます♪

2002年/フランス/111分(DVD)
監督:フランソワ・オゾン
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ/エマニュエル・ベアール/イザベル・ユペール/ファニー・アルダン/ヴィルジニー・ルドワイヤン/リュディヴィーヌ・サニエ/ダニエル・ダリュー/フィルミーヌ・リシャール
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7 コメント

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ドモドモー♪ (Puff)
2006-06-22 19:20:11
うんうん、殺人事件のミステリーなんだけど、コミカルで楽しかったですよね。

あのお家が何とも可愛く、まるでドールハウスのようでしたねん。



そうそう、この映画は、ベルリン国際映画祭で8人の女優さん全員が銀熊賞を受賞したのでした。

どの女優さんも甲乙付けがたい演技でしたものね。

ファニー・アルダンが特に可笑しかったです。ウフ
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付け足し (Puff)
2006-06-22 19:22:56
おおっ、明日は発表会でしたか!!

頑張って下さいねーー 
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Puffさま! (rubicone)
2006-06-22 23:35:59
こんばんは!コメントありがとうございます。そして、温かい付け足しも・・・

この映画、何故か気になって借りたのですが、いや女優さんの豪華な事!そして彼女たちしか出てこないというのも、すごい!です。



>ファニー・アルダンが特に可笑しかったです

カトリーヌ・ドヌーヴとの絡みには思わず「おぉぉ~」でした。
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ファニー・アルダン (annio)
2006-06-26 08:06:36
彼女の演じた「永遠のマリア・カラス」もよかったですね。

映画の中で、オペラ「カルメン」の映画を作るのだけれど、歌は本物のマリア・カラス、アルダンはクチパクでカルメンをやるんですけど、すっごい迫力!この「カルメン」全幕が見たくなります。

役者って、スゴイ。。。
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annioさま、 (rubicone)
2006-06-26 23:29:25
私はファニー・アルダンとは「隣の女」以来、でした彼女、いいですよね~。

これは「永遠のマリア・カラス」観なくっちゃね!
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エマニュエル・ベアール (annio)
2006-07-13 08:06:05
彼女主演の「恋は足手まとい」を渋谷で見てまいりました。

19世紀パリの社交界、ベアールは歌姫。

おっしゃれ~、楽しい~

さすが、おふらんす♪

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annioさま、 (rubicone)
2006-07-13 23:53:02
彼女「美しき運命の傷跡」でも「8人の女たち」でも全く違う表情見せていて素敵~

「恋は足手まとい」プレビュー見て気になってました。

>おっしゃれ~、楽しい~

うーん、これは惹かれるぅ
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