Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

東京奇譚集

2005-10-10 00:41:04 | 
朝日新聞夕刊で「村上春樹が語る」(上)意識の奥のトンネル(下)揺れ動く世界と若者と、という特集記事を読んだ。第一作『風の歌を聴け』から26年、現在56歳の彼の話がすごく心にしみて、久しぶりに読んでみたい!!と単行本を手に取った。

東京奇譚集

新潮社

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これは彼の最新刊、短編5作がまとまっている。不思議な偶然・・・。
因みに奇譚とは辞書でみると『珍しい伝承。不思議な話』

偶然の旅人/ハナレイ・ベイ/どこであれそれが見つかりそうな場所で/日々移動する腎臓のかたちをしたした石/品川猿

最初の部分で「僕」が語る「不思議な出来事」から、さあっとお話に引き込まれてしまった。近頃、自分の身にも不思議な偶然が結構重なっていて、こういうこともあるのねと思ったりしているところでもあったし、まさに本の中でも「つい最近このこと話した!」事が偶然あったので、正直驚いた。
こんな具合だったので頭の先からつま先まで、どっぷり村上春樹ワールドに浸かり、その糸に絡み取られた気がした。まいった~
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