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2009年/チェコ、スロヴァキア、日本/75分
監督:イジー・バルタ
脚本:エドガル・ドゥトカ、イジー・バルタ
撮影:イヴァン・ヴィート
美術:イジー・バルタ
音楽:ロマン・パヴリーチェク
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待望の最新作は、屋根裏にこっそり住んでいる“ガラクタ”たちのフシギな世界!(チラシより)
夏の真っ盛りに観た、まさに夏の夜の夢のような、冒険譚。演じるのはチェコからやってきた、屋根裏の住人たち、ただし、みんな人形。その屋根裏の世界に人間が入ってくる瞬間も自然で面白く・・・人間が現れると、それまで活き活き動いていた人形が息を止め人形にもどってしまう、その魔法が消えてしまう一瞬が、いかにも脆くて儚く。そして、底辺に流れるひりひりする風刺が物語の進行とともにずしんと利いてくる。
「おもちゃのチャチャチャ」・・・子供の頃、よく思った。おもちゃが夜、箱を飛び出して遊ぶんだったら、きっと私は寝ないでずっと目を覚まして、遊ぶおもちゃを見てやろう。そして遊びにきたおもちゃの中に好きなのがいたら、つかまえてもう帰さない、自分のにしちゃお、って。
ふと、そんなことも思い出させた「屋根裏のポムネンカ」だった
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屋根裏部屋のお話なのに、とてもとても広い空間と奥行きを感じましたよね。
クローゼットから飛び出すシーツの波。
いろんなモノが印象的でした。
モノをもっと大切にしなくっちゃ・・・
映画を観たあとはそんなことを考えながら帰りましたですヨ。