Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

風に吹かれて

2011-05-14 23:59:57 | 自然
   
旅立ちを待つタンポポの種。
もう一吹きの風がやって来たなら、その時こそが旅立つ時。

仰げば緑の影。はるか上方に緑を透かして空がある。
石垣の石と石の間から白い花<タツナミソウ>はこぼれ咲き
 
誰かが丹精しているポピーが華やかに開いている。
            
緑の風に吹かれながら歩いていると、何が現実なのかふとわからなくなる。
しかしまぎれもなくこれも現実、そして福島原発のメルトダウン(炉心熔解)も現実なのだ。
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4 コメント

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白い花 (kon)
2011-05-15 19:37:36
死んであの世へ行ってから、生きていたときのことを思い出したら、今のこの世はまさに夢幻かもしれませんね。
this world = 幻影の世界?
でも植物を見ると幻影でもいとおしいですね。
白い花はタツナミソウだと思います。
普通は青色なんですけど。
アルカリ成分が強いと白になるとか・・・。
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konさま! (rubicone)
2011-05-15 23:47:26
う~む、含蓄ある言葉だわ~!!
現と幻が交錯・・・最近観た「ブラック・スワン」みたいです。
しかし、原発のことは夢であって欲しいと思いつつ、でも現実なんですよね・・・。
ところで、ありがとうございます。「タツナミソウ」というのですね。歩いていて、この白がわわっと集まってしかも石垣の間で咲いているのが、いかにも可憐で・・・。
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たんぽぽの種 (Puff)
2011-05-18 14:39:17
緑と白のコントラストが眩しいですね!
お写真を見ていたら、
俗世間を忘れてふと時が止まっているような、
そんな気になります。

ちょっと前に、「たんぽぼの種」という歯ブラシを買いました。
ブラシの部分がまさにお写真のたんぽぽのようです。
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Puffさま! (rubicone)
2011-05-19 00:29:53
こちらにもコメントありがとうございます。
春が来たと思ったら、もうそこに夏が顔をのぞかせている、といったような今年の季節の移りようですが、五月と言えば「目に青葉 山ほととぎす 初がつを」。この新緑の緑を楽しみたいです。

「たんぽぽの種」歯ブラシ、検索して見てみました。可愛いですね!!こういう歯ブラシがあるのを初めて知りました。 
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