Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

鍵盤ハーモニカ

2016-12-23 23:04:00 | 音楽
鍵盤ハーモニカといえば、息子が小学校に入学した時に全員が購入して音楽の授業で使っていた楽器というイメージしかそれまでは持っていなかったのですが、2年前に新宿末廣亭で音楽パフォーマンスの「のだゆき」さんの鍵盤ハーモニカを使っての演目を聴いて以来、この楽器がずっと気になっていました。
今年5月の『所沢「ねむの会」40周年記念コンサート』でも鍵盤ハーモニカが効果的に使われていましたし、8月の箱根の音楽会でも出演者のお一人が鍵盤ハーモニカを演奏していて、楽器の持つ可能性というか広がりを改めて感じました。
手元にあれば試すこともできましょうが、息子が使っていた鍵盤ハーモニカは、授業で使わなくなって以来、吹き口だけ新品にすればいいから使ってね、と他の方に譲ったので手元にはありません。
楽器はないが秘かにマイ・ブームになっていた鍵盤ハーモニカについて「鍵盤ハーモニカ楽しむには?大人の楽器として再評価」という記事を新聞で先月読みました。そこには、この楽器の演奏者の松田昌氏の話が掲載され、音色の魅力、可能性、また練習の仕方などが語られ、読後まさに背中をぐいっと押された気がしたのでした。
それで結局、37鍵の楽器と独習用に松田昌氏の本を同時に購入しました。
      
吹き口の黒は別に購入しました。
      
裏側の留め具のところにベルトが付けられるように連れ合いが細工をしてくれました。右は楽器と一緒に付いていたもう二種類の立奏用の吹き口。(布の袋は私物です)
 
細工をした留め具にベルトを付けてみたところです。こうすると両手弾きも可能になります。
      
鏡の前で自撮りしてみました。      
      
また肩から下げてピアノに向かうと、何と右手で鍵盤ハーモニカを弾いて、左手でピアノを弾く、っていうのもできちゃうんです~
この形はあまり違和感がなくすっとできたのですが、それは小学生時代、学校の音楽クラブでずっとアコーディオンを弾いていたからではないだろうか、と思い当たりました。体の前に縦に鍵盤が来るのはアコーディオンと同じですし、蛇腹を左手で操作する代わりにピアノの鍵盤に手を置くことに違和感を覚えなかったのではなかろうか、と思ったわけです。
どこか懐かしさも漂う音でもあり、モダンな音でもあり、その音を探すのはなかなか楽しいものです。
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